3歳10ヶ月、自転車に乗るコツは完全に掴んだようです。
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自転車にあまり乗らない息子

ごくごく限られている3歳の活動範囲に移動手段はそれほど重要では無いらしく、息子自分から進んで自転車に乗る事はありません。実際、私が仕事でいない時間も含めて、関連記事作成後は短時間の練習を2~3回した程度です。

1つの大きな理由は、現状ではバランスバイクキックバイクのほうが操作が簡単でよりスピードが出る事から、息子としてはわざわざ難しくて遅い自転車に乗る意味を見出だせないのだと思います。

また、マンション暮らしなので自宅前や庭で気軽に練習できる環境に無く、14インチのヨツバサイクルを嫁車ラパンに嫁さんが一人で積み込む作業をしないため、公園などで練習できる機会はおのずと私がいる週末に限られる事も非常に大きな要因です。

最低限の初速を生み出す身体能力

しかしながら、関連記事作成時から身長が数cm伸び、幼稚園ではブリッジや逆立ちを毎日やっている息子は、前回課題として残った「最低限ペダルに足を乗せるまでの間、バランスを維持できる初速」を生み出す力がつきました。

平坦路で息子に自転車をバランスバイクの様に乗ってみてもらったのを見ると、そろそろ1回くらいは本格的な練習日を作る必要がありそうです。

というわけで、練習してきました

いざ久々の特訓へ

特訓場所は苫小牧市にある緑ヶ丘公園の駐車場です。ただ、緑ヶ丘公園まつりの会場である金太郎の池周辺では無く、比較的車の出入りが少ない展望台がある方の駐車場です。
本来であれば車の出入りの心配が全く無い場所で練習をしたいのですが、残念ながらそのような場所を思いつきませんし、緑ヶ丘公園の駐車場は公園内でイベントが無い限りかなり空いているので、危険性は高くないと判断しました。もっとも、基本的には駐車場で自転車の練習をさせるのは危険ですし、推奨はできません。
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息子はかなりやる気満々の様子ですが、そのやる気が空回りしない事を祈るばかりですが、どうやらその心配は無さそうです。

最初は若干の下り勾配がある方向からスタートしましたが、その後は平坦路~やや上り勾配でも静止状態からスタートし、転ぶこと無くかなりの距離漕ぐことができていました。
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途中、漕ぎづらそうにしていたのでサドルを2cmほど上げると、より力強くペダルを踏み込めるようになり、以前よりスピードをつける事もできるようになりました。

自転車はある程度のスピードが出ていないと転ぶ乗り物ですが、充分な初速とより力強いペダリングのおかげで、50m程度の距離であれば足をつかずに漕ぎ続けることが可能になりました。
また、コーナーリングの練習もしましたが、回転半径が大きければ左右どちらのカーブも足をつくこと無くクリアできていたので、3歳としては上出来でしょう。

本人も1時間以上の充実した特訓結果にご満悦のようです。(一度フロントブレーキを強くかけすぎてジャックナイフしていましたが、ご愛嬌です。)
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せっかく公園に来たので遊びます

3歳の息子のとって、自転車の練習も楽しい遊びの1つですが、公園遊びはより魅力的で楽しい遊びなので、一生懸命自転車の練習をした後に好きなだけ公園で遊ばせました。
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こういうフレキシブルな選択が可能なので緑ヶ丘公園を選びましたが、まだ集中力がそれほど長い時間続くわけではないので、いろいろ遊びの選択肢があるのは助かります。
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身体能力の向上に伴い、公園にある遊具も以前より遥かに遊び倒しますが、特にここ2~3ヶ月の進化ぶりには目を見張ります。去年の夏なんて、公園でなんてロクに遊べなかったのに....
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この後、また少しだけ自転車に乗り、最後は大好きなキックバイクで駐車場を爆走していました。中々思い切りスピードを出せる場所がないので、かなり楽しかったようです。
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練習場所の確保は最重要課題かもしれない

自転車の練習場所は、よく行く公園(関連記事)か自宅マンション前にあるちょっとした歩道部くらいしかありませんが、今回の様に広くて(比較的)安全な場所でもっと遊ばせてあげる必要があると考えています。

札幌市にはよく行く公園以外にも、幾つか自転車コースを持っている公園があるらしいので、夏の間に是非色々行って遊んできたいと思います。本当はだだっ広い場所で、思いっきり自転車を漕がせてあげたいのですが.....