我が家のパソコン達を整理します。
本来であれば、守備範囲が違うタブレットとパソコンを並列で悩む必要はありませんし、通常であれば悩んでも用途さえハッキリしていれば、すぐに答えを出すことは可能です。今回の場合はどうか、現状・希望・思考を整理していきたいと思います。
(この記事を書きながら、どちらが良いかリアルタイムで考えています。)
まず、我が家の現状ラインナップの中で、デスクトップパソコンと息子用iPadは稼働率が高く、それぞれ大きな役割を担っているため、今回の整理対象からは除外します。
次に、現在全く稼働していないノートパソコン2台については、この際思い切って処分をします。
ダイナブックは、デスクトップパソコンがある中では仕事上どうしても外出先でAdobe系のソフトウェアを触ったり、重たいパワーポイントファイルでプレゼン時をする時に使用してきましたが、今後は会社のパソコンを使用するなど代替手段を確保します。
嫁さん専用機のマックについては、嫁さんが全く使用しなくなって久しいながらも緊急用として保管していましたが、活躍の機会は皆無なので必要ありません。
処遇に悩んでいるのは、我が家で最も新しいノートパソコンであるGPD Pocket2です。個人的にはSONY VAIO Tap11の後継という位置づけで使用しており、打ち合わせメモや簡単な文書作成、さらにはプライベートでも使用しています。
ただ、可搬性に優れるUMPCは、当然ながら画面が小さく使い勝手が悪いという側面があります。また、記事化はしていないもののソフトウェア系のトラブルの発生、キーボードの使い勝手の悪さ、電池の持ちの悪さ、起動時間の長さ(≒性能の低さ)など幾つか不満を抱えているのも確かです。
まとめると、私の理想としては以下の画像の様になります。つまり、新マシンを導入するとすれば、以下の性能を満足するモノが必要です。
基本的に、仕事用をメインと捉えるのであれば、Windowsが搭載されているパソコンが最有力候補になります。しかし、iPad Proでパソコンができる事ができないかと言われると、使い勝手の面でややハンデはあるものの可能だと言い切ることができます。
対して、自宅用をメインと捉えるのであれば、デスクトップパソコンがある以上他にWindowsマシンがあっても使用する機会はありません。これは、UMPCであるGPD Pocket2の現状がそうで、自宅でパソコンを触るならば性能や画面に余裕のある方を使うためです。
また、ウェブサイトの閲覧、Twitterなどの各種SNSはスマートフォンを使用する事が当たり前となり、パソコンが日常的にインターネットの世界に繋がっている必要性は、現在のところありません。
但し、これまではデザリングで急場をしのいだ経験も幾度となくあり、どこにいてもパソコンないしタブレットが単体でインタ-ネットに繋がる状況には憧れを持っています。
現時点で私の中の選択肢は、
同列に比較できない理由は、言うなればパソコンか否かという根本的な部分に集約され、iPad Proに出来る事はSurface Proで出来ますがその逆は成立しません。本来同列の比較であれば、Mac BookとSurface Proであるべきです。
さらに、今回は画面サイズの違いを考慮に入れません。すでにヨドバシカメラで実機を見ていますが、iPad Pro 12.9はその大きさにより選択肢から除外しているためです。
さて、では機能を絞って比較してみましょう。
会議中にメモを作成するにあたり、まずはメモアプリをいかに早く立ち上げられるかが重要です。実機で試したところ、スタンバイ状態から立ち上がるまではどちらも素早いですが、メモアプリをパッと立ち上げるのは、iPad Proの方が断然早くできました。
タッチ操作に関しては、実機を触るとやはりiPad Proに一日之長を感じます。しかし、キーボードにトラックパッドが無く、マウスが無ければすべてタッチ操作するのは面倒そうに思います。
Surfaceは、キーボードを取り外しタブレットモードにしてみましたが、やはりiPad Proほどの操作感はありませんでした。
スタイラスペンについては、Apple Pencilの圧勝です。そもそもSurfaceペンは、単6形乾電池を使用するので、電池の予備を常に携帯する必要があった古い時代そのままです。
また、Apple Pencilはスタイラスペンの次元では無いという口コミをよく拝見するので、気持ちよく使えるのは間違いなくiPad Proでしょう。
キーボードに関しては、私の手の大きさではSurfaceの方がトラックパッドやバックライトがあり、使い勝手が良さそうです。また、iPad用のキーボードであるSmart Keyboard Folioは、どうやら磁石の力で引っ付いているようで、カバンの中に収納していると他の機器やカードに影響しないか心配になりました。
Surface Pro7は構成にもよりますがCore i5だと(約775g)、Surface Pro Signature タイプ カバー(約310)、Surfaceペン(約10g)を合わせると、約1,095gです。
また、Windowsは元々使えますが、iPad Proは昨年アップデートされたiPad OS 13.1でマウスに対応したため、例えばロジクールのBLUETOOTH MOUSE M557を持ち運ぶとして、約107gの追加となります。
その他アクセサリ類を含めると、iPad Pro 11でさえギリギリ1kg以内、Surfaceだとそれに300g加わるので結構な重さに感じるでしょう。
ちなみに、普段持ち歩いているGPD Pocket2は約465gとiPad Pro11とほぼ同等ですが、電池持ちが悪いので26,800mAhの電池(約680g)も同時に持ち歩いており、非常に重いと感じています。
その点、WindowsパソコンであるSurfaceは、フルスペックがサポートされています。
iPad Proについては、おそらくすでに契約しているOffice 365を使えると思います。マクロが使用できないようですが、私は仕事で使用するファイルにマクロは使用しない事にしているので問題にはならないでしょう。
Office系ソフトウェアに関しては、iPad Proがどんなに頑張ろうとも、純正であるSurfaceに敵う日は来ないでしょう。操作性に関しても、現状ではタブレットとノートPCの差が残っている以上、Surfaceの方が格段に使いやすいと思います。
但し、Windows上で作成したパワーポイントファイルをiPadに移行すると、高確率でズレなどが生じるとのことなので、PDF化するなど工夫は必要かもしれません。
iPad Proを導入すると、がこういったOSの違い(Windows間でも度々起こるが...)は、乗り越えられないハードルとして存在し続けるでしょう。
また、プロジェクタ-との接続は、双方の機種とも搭載されているUSB-CからHDMI(またはVGAなど)に変換する事で対応が可能です。
ちなみに、拡張性という点ではノートパソコンSurfaceの方が圧倒的に充実しています。iPad Proは、何をするにもUSB-Cからの変換が必要となるので、荷物が増える要因の一つとなります。
動画視聴については、リラックスした体勢で使用するのであればiPad Pro 11の完勝です。これは物理的な重さの比較(約468g vs 約775g)でも明らかです。また、仮にiPad Pro 12.9だとしても、なお100g以上軽量です。
ウェブサイトの閲覧については、使い勝手はほぼ同等と考えています。iPad Proの場合、当初は慣れの問題で使いにくいと感じるでしょうが、決定的は差は無さそうです。
実用上問題となりそうなのが、例えば2つ以上のアプリを横に並べて表示して、参考文献を見ながら書類を作成するといった場面です。こういった場面では、ノートパソコンであるSurfaceの独壇場であり決定的な差だと思います。
また、同じく決定的な差としては、iPad Pro 11はセルラー版がありSIMカードを挿せばWiFi環境外でも通信が可能である事です。Surfaceシリーズでは、Surface Pro XかSurface Pro LTE Advancedしか無く、どちらも今回の対象には入っていません。
実は今でもその幻影を追い続けおり、ベンチマークはTap11なのです。そういう意味において、最も近いのは当然Surface Pro7であり、Windows搭載の2-in-1 PCであるため、私にとって異教であるiPad Proへの移行は心理的ハードルが物凄く高いのです。
Windowsは使い続けてすでに20年以上が経過する古くからの友人であるため、Windowsであればそのメリット / デメリットはかなり理解をしています。
しかし、Apple製品は過去私が持っていたのはiPhone 3GとiPodだけで、iPhoneやiPadは嫁さんや息子が使用しているためほぼ使ったことが無く、良し悪しやメリット / デメリットを全く理解しておらず、一度ガッツリ使わない限り非常に表面的な評価しかできません。
解はiPad Pro 11 + GPD Pocket 2??
ここに至り、ふと思ったのがiPad Pro 11とGPD Pocket2の併用です。ある程度の期間ラップさせて使用し、iPad Pro 11の機能を使いこなせるようになっていけば、おのずと一本化が達成される予感がします。
しかし、それを理解した上であえてiPad Pro 11を推します。
1つは、私が求める機能をより深く達成できるのはiPad Pro 11という思いが強くなったためです。軽量である事は特に重要ですし、Office系はある程度利用でき、かつSIMを挿せばどこでも利用できる強みは大きな安心感を生みます。
もう1つは、これまでWindowsマシンを使い続け感じ続けてきた不満を、iPad Proを使うことによってどうなるのか実感したいのです。
例えば、これまでデバイスをスッと出してもパッと電源を入れて使う事が出来ず、仕方なくスマートフォンでメモをした事もあったり、Windows Updateが入っていて起動に物凄く時間がかかったり、主にこういった「時間がかかる」事がiPad Proを使う事でどう感じるのか興味があります。
そして、GPD Pocket2の存在です。どんなに使いづらくても、持ち運びしやすいWindowsマシンを1台持っている安心感は、異教のガジェットへのチャレンジを大きく後押ししてくれます。
もちろん、SurfaceよりiPad Proを持っている自分の方がカッコいいと思っている事は、否定できません。しかし、価格はほぼ一緒で、最低限できる事が一緒なのであれば、よりカッコいい方に向くのは自然な事ですし、日本においてAppleが築いたブランドイメージの功績だと思います。
Appleの場合、公式サイトで整備済み品を購入する事も可能で、新型が出ると現行機はそちらに回される事も考えられます。
噂レベルでは、3月に出るのは「非5Gで非A14プロセッサ」となるようですが、どうでしょうか。
さて、早ければ新年度が始まった頃に我が家のパソコン群を整理したいと思いますが、とりあえず先行して現在使用していないノートパソコン2台を早急に廃棄して準備したいと思います。
iPad Pro? 2-in-1 PC?
我が家のパソコンを整理するにあたり、私の必要な性能を可能な限り満たす新マシンの導入を検討しており、今のところ「iPad Pro 11」か「2-in-1 PC」かで悩んでいます。本来であれば、守備範囲が違うタブレットとパソコンを並列で悩む必要はありませんし、通常であれば悩んでも用途さえハッキリしていれば、すぐに答えを出すことは可能です。今回の場合はどうか、現状・希望・思考を整理していきたいと思います。
(この記事を書きながら、どちらが良いかリアルタイムで考えています。)
我が家のパソコン達をどう整理していくか
まずは新たに導入マシンは何が良いかでは無く、現状の再確認を行います。現在我が家では、デスクトップパソコン1台、ノートパソコン3台、タブレット1台を保有しており、おおよその役割は以下の画像の通りです。まず、我が家の現状ラインナップの中で、デスクトップパソコンと息子用iPadは稼働率が高く、それぞれ大きな役割を担っているため、今回の整理対象からは除外します。
次に、現在全く稼働していないノートパソコン2台については、この際思い切って処分をします。
ダイナブックは、デスクトップパソコンがある中では仕事上どうしても外出先でAdobe系のソフトウェアを触ったり、重たいパワーポイントファイルでプレゼン時をする時に使用してきましたが、今後は会社のパソコンを使用するなど代替手段を確保します。
嫁さん専用機のマックについては、嫁さんが全く使用しなくなって久しいながらも緊急用として保管していましたが、活躍の機会は皆無なので必要ありません。
処遇に悩んでいるのは、我が家で最も新しいノートパソコンであるGPD Pocket2です。個人的にはSONY VAIO Tap11の後継という位置づけで使用しており、打ち合わせメモや簡単な文書作成、さらにはプライベートでも使用しています。
ただ、可搬性に優れるUMPCは、当然ながら画面が小さく使い勝手が悪いという側面があります。また、記事化はしていないもののソフトウェア系のトラブルの発生、キーボードの使い勝手の悪さ、電池の持ちの悪さ、起動時間の長さ(≒性能の低さ)など幾つか不満を抱えているのも確かです。
まとめると、私の理想としては以下の画像の様になります。つまり、新マシンを導入するとすれば、以下の性能を満足するモノが必要です。
- 会議時にメモを簡単に作成可能
- 持ち運びが苦にならない程度に小型軽量(1kg以下であれば◎)
- Office系ソフトウェアが動く(触る機会は限定的)
- プレゼンが可能(実際に使用する機会の有無は不明)
要件を満たすマシンは限られてくる
ここまでは、記事作成前にある程度考えていた事で、故にタイトルが「iPad Pro 11 or 2-in-1 PC」となっているのですが、その背景にはiPad Proの性能が上がっているという事実と、コレと言って適当な2-in-1 PCがあまり無いという事実があります。基本的に、仕事用をメインと捉えるのであれば、Windowsが搭載されているパソコンが最有力候補になります。しかし、iPad Proでパソコンができる事ができないかと言われると、使い勝手の面でややハンデはあるものの可能だと言い切ることができます。
対して、自宅用をメインと捉えるのであれば、デスクトップパソコンがある以上他にWindowsマシンがあっても使用する機会はありません。これは、UMPCであるGPD Pocket2の現状がそうで、自宅でパソコンを触るならば性能や画面に余裕のある方を使うためです。
また、ウェブサイトの閲覧、Twitterなどの各種SNSはスマートフォンを使用する事が当たり前となり、パソコンが日常的にインターネットの世界に繋がっている必要性は、現在のところありません。
但し、これまではデザリングで急場をしのいだ経験も幾度となくあり、どこにいてもパソコンないしタブレットが単体でインタ-ネットに繋がる状況には憧れを持っています。
現時点で私の中の選択肢は、
- iPad Pro 11(+Smart Keyboard Folio、+Apple Pencil)
- Microsoft Surface Pro7(+専用タイプカバー)
- VAIO A12
では、その2つに絞って検討します
▼
iPad Pro? Suface Pro?
最初にも書いたように、本来であれば守備範囲が違うiPad ProとSurface Proを同列に比較する必要はありません。必要は無いというか、同列に比較はできないと言ったほうが正しい表現でしょうか。同列に比較できない理由は、言うなればパソコンか否かという根本的な部分に集約され、iPad Proに出来る事はSurface Proで出来ますがその逆は成立しません。本来同列の比較であれば、Mac BookとSurface Proであるべきです。
さらに、今回は画面サイズの違いを考慮に入れません。すでにヨドバシカメラで実機を見ていますが、iPad Pro 12.9はその大きさにより選択肢から除外しているためです。
さて、では機能を絞って比較してみましょう。
求める機能を実現できるのは、どちらか
私が新マシンに求める機能は、先程記載の様に大きく4つあります。- 会議時にメモを簡単に作成可能
- 持ち運びが苦にならない程度に小型軽量(1kg以下であれば◎)
- Office系ソフトウェアが動く(触る機会は限定的)
- プレゼンが可能(実際に使用する機会の有無は不明)
会議時にメモを簡単に作成可能
どちらもタッチパネル・スタイラスペン・キーボード・マウスに対応し、何かしらのクラウドサービスで同期できるため、使い勝手に大きな差は無いでしょう。会議中にメモを作成するにあたり、まずはメモアプリをいかに早く立ち上げられるかが重要です。実機で試したところ、スタンバイ状態から立ち上がるまではどちらも素早いですが、メモアプリをパッと立ち上げるのは、iPad Proの方が断然早くできました。
タッチ操作に関しては、実機を触るとやはりiPad Proに一日之長を感じます。しかし、キーボードにトラックパッドが無く、マウスが無ければすべてタッチ操作するのは面倒そうに思います。
Surfaceは、キーボードを取り外しタブレットモードにしてみましたが、やはりiPad Proほどの操作感はありませんでした。
スタイラスペンについては、Apple Pencilの圧勝です。そもそもSurfaceペンは、単6形乾電池を使用するので、電池の予備を常に携帯する必要があった古い時代そのままです。
また、Apple Pencilはスタイラスペンの次元では無いという口コミをよく拝見するので、気持ちよく使えるのは間違いなくiPad Proでしょう。
キーボードに関しては、私の手の大きさではSurfaceの方がトラックパッドやバックライトがあり、使い勝手が良さそうです。また、iPad用のキーボードであるSmart Keyboard Folioは、どうやら磁石の力で引っ付いているようで、カバンの中に収納していると他の機器やカードに影響しないか心配になりました。
持ち運びが苦にならない程度に小型軽量(1kg以下であれば◎)
iPad Pro 11(約468g)、11インチ用Smart Keyboard Folio(約295g)、Apple Pencil2(約21g)を合わせると、普段使用する構成での重さは約784gとなります。Surface Pro7は構成にもよりますがCore i5だと(約775g)、Surface Pro Signature タイプ カバー(約310)、Surfaceペン(約10g)を合わせると、約1,095gです。
また、Windowsは元々使えますが、iPad Proは昨年アップデートされたiPad OS 13.1でマウスに対応したため、例えばロジクールのBLUETOOTH MOUSE M557を持ち運ぶとして、約107gの追加となります。
その他アクセサリ類を含めると、iPad Pro 11でさえギリギリ1kg以内、Surfaceだとそれに300g加わるので結構な重さに感じるでしょう。
ちなみに、普段持ち歩いているGPD Pocket2は約465gとiPad Pro11とほぼ同等ですが、電池持ちが悪いので26,800mAhの電池(約680g)も同時に持ち歩いており、非常に重いと感じています。
Office系ソフトウェアが動く(触る機会は限定的)
外出先で書類を触る事はそれほど多く無いものの、出来ない状況にあるという選択肢は取れません。少なくいも、一般的な事務作業に使われるWordとExcelは、最低限一般的に使用される範囲で問題なく動かなければ話になりません。その点、WindowsパソコンであるSurfaceは、フルスペックがサポートされています。
iPad Proについては、おそらくすでに契約しているOffice 365を使えると思います。マクロが使用できないようですが、私は仕事で使用するファイルにマクロは使用しない事にしているので問題にはならないでしょう。
Office系ソフトウェアに関しては、iPad Proがどんなに頑張ろうとも、純正であるSurfaceに敵う日は来ないでしょう。操作性に関しても、現状ではタブレットとノートPCの差が残っている以上、Surfaceの方が格段に使いやすいと思います。
プレゼンが可能(実際に使用する機会の有無は不明)
これも上の話題に絡む話ですが、要はパワーポイントを使ったプレゼンが可能かどうかです。Surfaceは当然問題になりませんが、iPad ProでもOffice 365の契約があれば使用できるようです。但し、Windows上で作成したパワーポイントファイルをiPadに移行すると、高確率でズレなどが生じるとのことなので、PDF化するなど工夫は必要かもしれません。
iPad Proを導入すると、がこういったOSの違い(Windows間でも度々起こるが...)は、乗り越えられないハードルとして存在し続けるでしょう。
また、プロジェクタ-との接続は、双方の機種とも搭載されているUSB-CからHDMI(またはVGAなど)に変換する事で対応が可能です。
ちなみに、拡張性という点ではノートパソコンSurfaceの方が圧倒的に充実しています。iPad Proは、何をするにもUSB-Cからの変換が必要となるので、荷物が増える要因の一つとなります。
その他、日常を思い返し機能を比較してみる
日常的にパソコンないしタブレットを使用する目的として多いのは、スマートフォンの小さな画面では苦痛を感じるYouTubeなどの動画視聴やウェブサイトの閲覧です。動画視聴については、リラックスした体勢で使用するのであればiPad Pro 11の完勝です。これは物理的な重さの比較(約468g vs 約775g)でも明らかです。また、仮にiPad Pro 12.9だとしても、なお100g以上軽量です。
ウェブサイトの閲覧については、使い勝手はほぼ同等と考えています。iPad Proの場合、当初は慣れの問題で使いにくいと感じるでしょうが、決定的は差は無さそうです。
実用上問題となりそうなのが、例えば2つ以上のアプリを横に並べて表示して、参考文献を見ながら書類を作成するといった場面です。こういった場面では、ノートパソコンであるSurfaceの独壇場であり決定的な差だと思います。
また、同じく決定的な差としては、iPad Pro 11はセルラー版がありSIMカードを挿せばWiFi環境外でも通信が可能である事です。Surfaceシリーズでは、Surface Pro XかSurface Pro LTE Advancedしか無く、どちらも今回の対象には入っていません。
結局使ってみるまでわからない
私がこのテーマでここまで悩むのは、おそらくSONY VAIO Tap11の亡霊に取り憑かれているからです。2014~15年にかけての当ブログは、Tap11との戦いの歴史と言っても過言ではありませんでしたが、今になって振り返ればサイズ・性能・価格・デザインなど全ての要素が私好みにまとまったパソコンでした。実は今でもその幻影を追い続けおり、ベンチマークはTap11なのです。そういう意味において、最も近いのは当然Surface Pro7であり、Windows搭載の2-in-1 PCであるため、私にとって異教であるiPad Proへの移行は心理的ハードルが物凄く高いのです。
Windowsは使い続けてすでに20年以上が経過する古くからの友人であるため、Windowsであればそのメリット / デメリットはかなり理解をしています。
しかし、Apple製品は過去私が持っていたのはiPhone 3GとiPodだけで、iPhoneやiPadは嫁さんや息子が使用しているためほぼ使ったことが無く、良し悪しやメリット / デメリットを全く理解しておらず、一度ガッツリ使わない限り非常に表面的な評価しかできません。
解はiPad Pro 11 + GPD Pocket 2??
ここに至り、ふと思ったのがiPad Pro 11とGPD Pocket2の併用です。ある程度の期間ラップさせて使用し、iPad Pro 11の機能を使いこなせるようになっていけば、おのずと一本化が達成される予感がします。iPad Pro 11を採用する方向になった理由
総合的な判断として、少しでも仕事用に使うのであれば新マシンはSurface Pro 7が最も合理的な回答になると思います。いま我が家にある3台のノートパソコンを1台にまとめるのであれば、何も考えること無くSurface Pro7でしょう。残念ながらiPad Proは、どんなに頑張っても私の仕事環境下ではWindowsマシンには敵わないと思います。しかし、それを理解した上であえてiPad Pro 11を推します。
1つは、私が求める機能をより深く達成できるのはiPad Pro 11という思いが強くなったためです。軽量である事は特に重要ですし、Office系はある程度利用でき、かつSIMを挿せばどこでも利用できる強みは大きな安心感を生みます。
もう1つは、これまでWindowsマシンを使い続け感じ続けてきた不満を、iPad Proを使うことによってどうなるのか実感したいのです。
例えば、これまでデバイスをスッと出してもパッと電源を入れて使う事が出来ず、仕方なくスマートフォンでメモをした事もあったり、Windows Updateが入っていて起動に物凄く時間がかかったり、主にこういった「時間がかかる」事がiPad Proを使う事でどう感じるのか興味があります。
そして、GPD Pocket2の存在です。どんなに使いづらくても、持ち運びしやすいWindowsマシンを1台持っている安心感は、異教のガジェットへのチャレンジを大きく後押ししてくれます。
もちろん、SurfaceよりiPad Proを持っている自分の方がカッコいいと思っている事は、否定できません。しかし、価格はほぼ一緒で、最低限できる事が一緒なのであれば、よりカッコいい方に向くのは自然な事ですし、日本においてAppleが築いたブランドイメージの功績だと思います。
iPad Proの新型を待つべきかどうか
Apple信者の友人曰く、iPad Proはもうすぐ新型が出る頃だとの事です。コロナウイルスの影響で多少は遅れるでしょうし、現行機でも充分だとは思いますが、せっかくなので新型を待つのはセオリーでしょう。Appleの場合、公式サイトで整備済み品を購入する事も可能で、新型が出ると現行機はそちらに回される事も考えられます。
噂レベルでは、3月に出るのは「非5Gで非A14プロセッサ」となるようですが、どうでしょうか。
さて、早ければ新年度が始まった頃に我が家のパソコン群を整理したいと思いますが、とりあえず先行して現在使用していないノートパソコン2台を早急に廃棄して準備したいと思います。