前回(きたゆざわ 森のソラニワ)の続きです。

 

遊び倒した1日

朝8時に自宅を出て、10時頃にきたゆざわ 森のソラニワに到着した我々は、正午ごろまでホテル内にある屋内遊具パーク ア・ソ・ボーヤで過ごしました。
その後、ソラニワを含め北湯沢温泉にはランチを楽しめる場所を見つけられず、伊達市街地のマクドナルドまで足を伸ばすという想定外の事態も発生したものの、予定通りチェックインの時間にソラニワに戻ってくる事ができました。

新型コロナウイルス感染症拡大が落ち着いていた6月末時点とは言え、まだまだ自粛ムードも残っていた中ではあったので、我々以外にそう多くのお客さんはいないだろうと思っていましたが、チェックインするために30分も待つほどの混雑ぶりでした。
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いよいよキッズスペシャルルームへ

今回の旅のハイライトの1つが、ソラニワに5室しか無いという奮発して予約したキッズスペシャルルームです。私がこれまで見てきた限り、キッズスペシャルルームの予約が可能だったタイミングは皆無で、新型コロナウイルス感染症拡大が無ければ泊まる事ができなかったでしょう。

フロントでカードキーを受け取り、エレベーター内部にあるICカードリーダーにタッチして部屋のある階に移動します。どうやらスペシャルルームのある階だけは、自由に入れないようになっているようです。

部屋に入ると、約76平米という広さと子ども達が喜ぶ仕掛けがすぐに目に入りました。息子①は、早速午前中もア・ソ・ボーヤで遊んだボルダリングに挑戦し、息子②はその辺を歩き回って雄叫びを上げています。
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部屋の広さや設置されている遊具、また例えばテレビが2台あるなど書ききれないほど色々と豪華なキッズスペシャルルームですが、個人的に特筆すべきと思ったのは、子ども用のトイレ(便器)と手洗い場が設置されている事でした。

浴衣やスリッパなどの小物やボルダリング設備などと比較して、水回りの設備は投資額が比較にならないほど大きくなるだけに、ウエルカムベビーのお宿に指定されているホテルの中でもソラニワの本気度は頭一つ抜けていると思います。
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当初は部屋に荷物を置いてすぐにプールに行くつもりでしたが、息子達があまりにも部屋で楽しそうに遊んでいるのでしばらく見ていることにしました。

相変わらず息子①はボルダリングに挑戦し続け、自分なりにルートを発見して登る楽しみを覚えたようです。また、部屋に備え付けられている黒板にお絵かきをするなど、本当に楽しそうに過ごしているのを見てこの部屋を予約できて良かったと心から思いました。
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いよいよプールへ

ソラニワは、2つの大きな遊びの選択肢があります。1つはソラニワの裏にあるムササビという野外アドベンチャーパークですが、残念ながらコチラは身長制限その他でまだ息子①には時期尚早でした。

そのため、今回のソラニワでメインとなるのは、天然温泉を利用した通年利用可能な森の中の温泉ビーチ「ト・コ・ナッツ」です。また、天候が悪い場合などはインドア温水プール「ス・イ・マーニ」という選択肢があり、どちらのプールもすぐに大浴場に行けるため体温が下がった場合でも安心です。
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プールなので写真撮影を自重したため、写真はありません。実際は特に禁止されていないようですが、どちらにしてもさすがにプログに載せるには不適切ですね。

「ト・コ・ナッツ」も「ス・イ・マーニ」もそれなりに人はいましたが、混雑という程ではなく、夕飯までの約3時間遊び倒す事ができました。

「ト・コ・ナッツ」は思っていたほどの広さは無く、水も正直不快なほどかなり汚れていて残念な気持ちになりましたが、息子①はお構いなしに潜って遊んでいます。もう少し水の循環がきちんとされる設計であれば良いと思うのですが、限界があるのでしょう。あと、見た目は子ども騙し程度に見える滑り台は、いざ滑ると結構な迫力で楽しいのでオススメです。
プールの横にはジャグジーもあるので、寒くなったらすぐに入って温まる事ができるのは、子連れとしては安心だと思いました。

「ス・イ・マーニ」は25mの温水プールで、子連れでワイワイ遊び人と、永遠と泳ぎ続けるストイックの人が混在していました。「ト・コ・ナッツ」の水の汚さがどうしても受け入れられない人は、こちらの「ス・イ・マーニ」でも充分に遊べるのでオススメです。

総合的に、大人目線ではもう少しなんとかして欲しい部分があるプール施設ですが、息子①や息子②はガッツリ3時間も遊べるほど楽しいようなので、子ども目線では充分な施設なのだと思います。
また、プール遊びのあと大浴場「ヘ・エ・スイシャ」で体を温めましたが、かなり広い大浴場で幾つかの種類の湯船があり、我が家全員大満足でした。

充実の夕食

朝早くからの移動と遊び、ランチのための移動と午後からのプールで(主に私の)体力ゲージが残り少ない状態ですが、ソラニワ2階にある「ア・ラ・ソーヤ」というバイキング形式のレストランで夕食です。

会場が広くメニューが各所に点在しているため、小さい子連れだとご飯を取りに行くのが少し大変でしたが、嫁さんと私で役割分担をすれば問題ではありません。
さすがソラニワだけあって、キッズコーナーでは自分だけのオリジナルキッズ弁当を作れる仕掛けがあり、子ども達が楽しそうに好きな食材を取っていました。ただ、息子①はむしろ大人向けの料理の方が好みのようで、結局一度キッズコーナーで幾つかの食料を調達して来たものの、あとは私や嫁さんに付いて大人向けの料理を食べていました。

あと、事前のイメージでは息子②用の離乳食も充実していると思っていたのですが、実際はそれほどでも無く、念の為と思って持参した離乳食を食べさせました。
この辺は要改善ポイントだと感じましたが、なんせ新型コロナウイルス感染症による様々な制約がある中なので、もしかすると通常なら不満は無いのかもしれません。
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「ア・ラ・ソーヤ」で特筆すべきは、会場に設置されているツリーハウスなどの遊び場でしょう。これは食事に飽きた子ども達を遊ばせておいて、親にゆっくりご飯を食べてもらおうという発想なのだと思いますし、実際そのような効果がありました。
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ビンゴ大会で1日を〆る

夕飯を楽しんだ後は、部屋に戻ってまた遊んだり、大浴場で風呂を楽しんだりしていましたが、嫁さんがビンゴ大会に参加したいというので、普段ならもうそろそろ就寝の時間(20時)ですが参加する事にしました。

行ってみると思った以上に人が集まっており、ビンゴ運の無い我々は始まる前から諦めムードでしたが、終盤に息子①のカードにビンゴが出てよくわからない弁当箱みたいな物をゲットし、息子①は大喜びしていました。
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楽しかったソラニワ

今回きたゆざわ 森のソラニワで1日遊び倒しましたが、特に息子①は「ア・ソ・ボーヤ」や「ト・コ・ナッツ」で思う存分遊ぶ事ができたようで、ビンゴ終わって部屋に戻ると満足そうにしてすぐに就寝していました。

息子①は、翌朝も起きてすぐに部屋でボルダリングをしたり、黒板に絵を書いたりして遊んでいました。そう言えばソラニワでは一度も場所見知りをしなかった息子②も、朝早くから部屋の中を楽しそうに徘徊していました。
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息子達が寝ている間に嫁さんが書いた絵にも、いつの間にか息子①がアンサーを書いていて、それを見た私と嫁さんは心がとても温まりました。
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一泊二日の短い時間でしたが、我が家全員が満足してチェックアウトできました。もちろん気になる部分も無かったわけではありませんが、トータルとして大満足できる宿泊でした。

息子①はムササビに、息子②も様々な遊びができるようになる2~3年後に再訪したいと思います。