嫁さんがどうしても行きたいと言っていた「ナチュの森」
場所は、たらこで有名な北海道白老町の虎杖浜という、札幌から約1時間半程度ドライブしたところにあります。
敷地内は、工場棟、廃校校舎、旧グラウンドそして実験農場と大きく4つのエリアに分かれています。今回は実験農場の方に足を運びませんでしたが、適切な時期であれば見応えがあるかも知れません。
工場棟は1階にレストランやカフェスペース、2階に店舗などが入っています。工場として見るとそれほど大きな規模の建物ではありませんが、かなりお洒落な作りです。
元々校舎だった建物はどう活用されているか不明ですが、体育館は「あそびのひろば」として期間限定で開放されているところでした。
公式HPによると、この廃校校舎は2020年に森の工舎という施設として再利用が開始されるようなので、完成したらまた行ってみたいと思います。
そして、元々はグラウンドだった場所に作られたのがナチュラルガーデンです。木が生い茂っているわけではなく、だだっ広い広場といった感じですが、滑り台や噴水、そしてポニーが飼われているエリアもあります。
少し迷いながらナチュの森に到着しました。天気も良く広場で遊ぶには絶好のコンディションだったので、まずはナチュラルガーデンを散策します。ちなみに、我々が訪れた時は無料開放されていたナチュラルガーデンですが、今年7月1日からは有料化される事になっているようです。
ナチュラルガーデンは、最近かなり充実してきている公園の様に遊具がたくさんあるわけではありませんが、滑り台(※訪問時工事中)や水遊びができる場所、いくつかの遊具はあるので息子は喜んで遊んでいました。
7月から有料化されるに伴い、ナチュラルガーデンにおいて幾つかの遊具が公開・用意されるようなので、夏休みの子ども達には丁度良いかと思います。
ナチュラルガーデンに関しては、なんとなくレジャーシートを広げ、ランチを食べながらボールか何かで遊ばせるにはちょうど良い場所に感じました。
ただ、それをするためにわざわざこの場所まで来て、さらに料金を払って入園する必要は無いかなと思います。無料であれば何かのついでに来て、短時間遊ばせるには丁度よいスペースだと思いますが、今後の施設の拡充に期待しています。
ナチュラルガーデンの片隅にはポニーが飼育されており、乗馬体験も可能です。ただ、こちらも有料ですし、札幌圏であればノーザンホースパークの方が近いのでこれまた微妙なアトラクションです。
子ども500円、大人300円(2人目以降100円)と遊び場としてはそこそこ高い値段設定ですが、中に入るとそれも納得の充実ぶりで驚きました。(写真にある通り、禁止事項がやたら多いのが気になりましたが....)
一角にはストライダーとキックボードのコースがあり、息子は私や他の子とレ-スをするなど、かなり長い時間グルグル回ってとても楽しそうです。
ルイガノのキックバイクに慣れているせいか、ストライダーはかなり軽く感じるようで、スピードも出るし相当楽しかったようです。また、キックボードは息子自身と同じmaxi microだったので、年上の子を追いかけ回すほどの余裕があり、本人はかなりご満悦の様子です。
中央には大きなボールがぶら下がっており、戦いごっこ好きの息子はかなり良い反応を見せてくれます。吊り下がってるボールに対し、時折ポケモンと仮面ライダーの技を叫びながらパンチしたりと汗だくになるまで対峙している姿は、3歳らしくてとても可愛いです。
体を動かす系の遊具や玩具などが多く、ぴっぴ千歳の様にクオリティが高いものばかりなので、あそびのひろばは何時間いても飽きません。
さらに、今回息子が初体験でハマったのがテーブルフットボールでした。ストライダーに乗っては戻り、サイバーホイールに乗っては戻り、と何回も対戦させられましたが本当に気に入っているようなので簡易的なやつを買おうかなと心が揺れ動いています。
ただ、1点問題があるとすれば監視員のおばさんが過剰なほどにうるさく、これだけの遊具があるのに自由度が極端に低く抑えられてしまっていることです。
何かあれば問題になるという気持ちは理解できますが、ここまで規制されると子どもの自由な発想がスポイルされ、もう少し大きくなれば全く楽しくないと感じてしまう(実際そういう子が何人かいた)ことでしょう。
当初はランチブッフェにしようかと思いましたが、チラッと見た限り大人3人+3歳1人= 7,200円に見合うクオリティは無かったので、手前のカフェで済ませることにしました。
こちらもパン以外はクオリティがかなり低く、1つ1つのメニューはやや高めの価格になっていますが、こういう施設なので仕方ないのかもしれません。現状昼をまたいでナチュの森で遊ぶのであれば、家から食べ物・飲み物を持ち込んだ方が良いでしょう。
1時間くらい遊んでいると、案の定爆買いを終えたご満悦の嫁さんが迎えにきましたが、1つ1つの製品についてしっかり解説もしてくれるし、試すこともできるので良かったようです。
何やら新しく発売された息子用のスキンケア製品も購入してきましたが、これまでのよりサラサラしていて息子にも好評でした。
まず1つに、札幌圏からの物理的距離があるので、移動コストがかかります。札幌圏内はもちろん、他にも魅力的な施設が多い中にあって、ナチュの森が飛び抜けている部分はあまりありません。
また、全体的に子ども用の施設を装っていますが、実態はむしろ大人向け施設です。というか、子ども向けの施設にするならば、もっと尖った事をしなければ魅力には繋がりません。この点については、これからどんどん改善されていく事を期待しています。
全体的には、発展途上とは言え一家全員が半日楽しめる施設でそれなりに満足できましたし、これから数年後はきっと素晴らしい施設になっていると思います。
ナチュの森とは何ぞや?
ナチュの森は、息子が0歳の時に出会ってから現在まで使用している「ママ&キッズ」というスキンケア製品を製造・販売している、株式会社ナチュラルサイエンスとそのグループ企業(実態は不明)の工場に付帯する施設です。場所は、たらこで有名な北海道白老町の虎杖浜という、札幌から約1時間半程度ドライブしたところにあります。
ナチュの森には何がある?
ナチュの森は、2013年3月に廃校となった虎杖中学校跡地を利用した施設で、地元では工場が完成した2017年当時に結構話題になったと記憶しています。スキンケア商品を製造している㈱ナチュラルサイエンスが、虎杖浜の良質な水に目をつけるのは自然な事かもしれませんが、こういった廃校の利活用はまだまだ珍しく、とても良い試みだと思います。敷地内は、工場棟、廃校校舎、旧グラウンドそして実験農場と大きく4つのエリアに分かれています。今回は実験農場の方に足を運びませんでしたが、適切な時期であれば見応えがあるかも知れません。
工場棟は1階にレストランやカフェスペース、2階に店舗などが入っています。工場として見るとそれほど大きな規模の建物ではありませんが、かなりお洒落な作りです。
元々校舎だった建物はどう活用されているか不明ですが、体育館は「あそびのひろば」として期間限定で開放されているところでした。
公式HPによると、この廃校校舎は2020年に森の工舎という施設として再利用が開始されるようなので、完成したらまた行ってみたいと思います。
そして、元々はグラウンドだった場所に作られたのがナチュラルガーデンです。木が生い茂っているわけではなく、だだっ広い広場といった感じですが、滑り台や噴水、そしてポニーが飼われているエリアもあります。
半日目一杯遊んできました
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ナチュの森を順番に楽しんでいく
途中で私の親をピックアップしたため、一般道をトコトコ走りようやく辿り着きました。札幌方面からナビを使用して行くと、高速道路を使用して一旦通り過ぎて戻る感じになると思いますが、苫小牧西ICから一般道を通ってもそこそこ流れが早いので到着時間はそれほど変わりません。少し迷いながらナチュの森に到着しました。天気も良く広場で遊ぶには絶好のコンディションだったので、まずはナチュラルガーデンを散策します。ちなみに、我々が訪れた時は無料開放されていたナチュラルガーデンですが、今年7月1日からは有料化される事になっているようです。
ナチュラルガーデンは、最近かなり充実してきている公園の様に遊具がたくさんあるわけではありませんが、滑り台(※訪問時工事中)や水遊びができる場所、いくつかの遊具はあるので息子は喜んで遊んでいました。
7月から有料化されるに伴い、ナチュラルガーデンにおいて幾つかの遊具が公開・用意されるようなので、夏休みの子ども達には丁度良いかと思います。
ナチュラルガーデンに関しては、なんとなくレジャーシートを広げ、ランチを食べながらボールか何かで遊ばせるにはちょうど良い場所に感じました。
ただ、それをするためにわざわざこの場所まで来て、さらに料金を払って入園する必要は無いかなと思います。無料であれば何かのついでに来て、短時間遊ばせるには丁度よいスペースだと思いますが、今後の施設の拡充に期待しています。
ナチュラルガーデンの片隅にはポニーが飼育されており、乗馬体験も可能です。ただ、こちらも有料ですし、札幌圏であればノーザンホースパークの方が近いのでこれまた微妙なアトラクションです。
かなり充実した「あそびのひろば」
(期待値を大幅に下回った)ナチュラルガーデンをひと回りし、次に向かったのが旧体育館で開催されている「あそびのひろば」(※4/27~6月末迄)です。子ども500円、大人300円(2人目以降100円)と遊び場としてはそこそこ高い値段設定ですが、中に入るとそれも納得の充実ぶりで驚きました。(写真にある通り、禁止事項がやたら多いのが気になりましたが....)
一角にはストライダーとキックボードのコースがあり、息子は私や他の子とレ-スをするなど、かなり長い時間グルグル回ってとても楽しそうです。
ルイガノのキックバイクに慣れているせいか、ストライダーはかなり軽く感じるようで、スピードも出るし相当楽しかったようです。また、キックボードは息子自身と同じmaxi microだったので、年上の子を追いかけ回すほどの余裕があり、本人はかなりご満悦の様子です。
中央には大きなボールがぶら下がっており、戦いごっこ好きの息子はかなり良い反応を見せてくれます。吊り下がってるボールに対し、時折ポケモンと仮面ライダーの技を叫びながらパンチしたりと汗だくになるまで対峙している姿は、3歳らしくてとても可愛いです。
体を動かす系の遊具や玩具などが多く、ぴっぴ千歳の様にクオリティが高いものばかりなので、あそびのひろばは何時間いても飽きません。
さらに、今回息子が初体験でハマったのがテーブルフットボールでした。ストライダーに乗っては戻り、サイバーホイールに乗っては戻り、と何回も対戦させられましたが本当に気に入っているようなので簡易的なやつを買おうかなと心が揺れ動いています。
ただ、1点問題があるとすれば監視員のおばさんが過剰なほどにうるさく、これだけの遊具があるのに自由度が極端に低く抑えられてしまっていることです。
何かあれば問題になるという気持ちは理解できますが、ここまで規制されると子どもの自由な発想がスポイルされ、もう少し大きくなれば全く楽しくないと感じてしまう(実際そういう子が何人かいた)ことでしょう。
カフェで軽めのお昼ご飯
ナチュの森でランチを食べるとすると、レストランとカフェの二択になりますが、場所はどちらも同じところにあります。当初はランチブッフェにしようかと思いましたが、チラッと見た限り大人3人+3歳1人= 7,200円に見合うクオリティは無かったので、手前のカフェで済ませることにしました。
こちらもパン以外はクオリティがかなり低く、1つ1つのメニューはやや高めの価格になっていますが、こういう施設なので仕方ないのかもしれません。現状昼をまたいでナチュの森で遊ぶのであれば、家から食べ物・飲み物を持ち込んだ方が良いでしょう。
せっかくなのでショップでお買い物
工場併設のショップだけあって、品揃えが物凄く充実しています。特に嫁さんは大喜びで色々試して何やら爆買いしそうな勢いで、私と息子は暇なので2人で先程紹介した「あそびのひろば」に再度行ってしばらく遊ぶことにしました。1時間くらい遊んでいると、案の定爆買いを終えたご満悦の嫁さんが迎えにきましたが、1つ1つの製品についてしっかり解説もしてくれるし、試すこともできるので良かったようです。
何やら新しく発売された息子用のスキンケア製品も購入してきましたが、これまでのよりサラサラしていて息子にも好評でした。
そこそこ満足できたナチュの森
ナチュの森はまだ新しく、現在進行系で拡充が図られている施設なので、現段階で何か評価を下すべきではありません。それでも現状だけで判断するとすれば、用意されているモノ・コトに対するコストが高すぎると感じます。まず1つに、札幌圏からの物理的距離があるので、移動コストがかかります。札幌圏内はもちろん、他にも魅力的な施設が多い中にあって、ナチュの森が飛び抜けている部分はあまりありません。
また、全体的に子ども用の施設を装っていますが、実態はむしろ大人向け施設です。というか、子ども向けの施設にするならば、もっと尖った事をしなければ魅力には繋がりません。この点については、これからどんどん改善されていく事を期待しています。
全体的には、発展途上とは言え一家全員が半日楽しめる施設でそれなりに満足できましたし、これから数年後はきっと素晴らしい施設になっていると思います。