久々にゆっくりと過ごした道東となりました。

義父の逝去から約半年

2020年2月に義父が逝去した事により、実はこの半年の間諸々の整理や手続きなどの関係上、道東にある嫁さんの実家に訪れる機会が例年より多くなっていました。

直近は色々と忙しくなって中々行けていませんでしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で短縮された息子①の夏休み期間を利用して、久々に道東に行ってきました。なんか、ゆっくり出来たのは久々だったなと思います。

久々の道東を満喫する我が家

嫁さんの実家でゆっくり過ごす夏休み

例年であれば、道東に行く前からすでに幾つかプランを作っているのですが、今年は初盆だった事もあって基本的には嫁さんの実家で過ごします。日程的には8日~16日までで、例によって私だけは仕事の関係で長期休暇が取れないため、週末に送り届け、翌週末に迎えに行くパターンとしました。

札幌から嫁さんの実家までは、休憩時間を含めておおよそ5時間程度です。今回は息子①も息子②も、道中一睡もしないで道東まで来ましたが、さすがに夕飯時になると息子②は私の腕の中ですぐに爆睡しました。
0歳児とは言え、約10kg。この状態でなるべく揺らさないようにご飯を食べるのは、割と大変だった事は書いておかなければなりません。
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息子①の誕生祝い

毎年この時期に道東に訪れる際は、息子①の誕生祝いを用意していてくれます。今年は、先日息子①がどこかでチラ見していた「ころがスイッチドラえもん ボックス ステージキット」でした。
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この一箱で幾つかのパターンを組むことができますが、息子①が初見で一人で組むには難しいレベルで、言い換えれば丁度よい知育玩具と言えます。到着した日は、この玩具でたくさん遊んで息子①もご満悦でした。
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最初は嫁さんが、途中からは私が手伝って色々なパターンを組んでいたのですが、やってみて思ったのはパーツの接続がやや甘い、または上手く接続するには細かい調整が必要という事です。息子①が組んで、見た目上は全く問題ないように見えても玉が転がらない事が多々あり、これではすぐ飽きる原因になってしまうなと危惧しています。

この日は、特別に夕飯前にケーキも食べました。義母が息子①が大好きなポケモンのケーキを、わざわざ嫁さんの実家から約1時間かかる釧路市まで行って買っておいてくれました。
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子ども達が喜ぶアクティビティ

この夏は普段涼しい道東から暖かい日が続いていた事もあり、息子達が喜ぶアクティビティも用意されました。

1つは、息子①も初体験となるスイカ割りです。アニメか何かでスイカ割りが何かはわかっているようで、かなり高いテンションで挑み、10回目くらいのチャレンジでようやく割ることが出来ました。
スイカ割りは、絶対自宅マンションでは出来ないアクティビティの1つなので、とても良い経験ができたと思います。
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また、私がいなかった期間では、暑さを和らげようと水遊びもしていたそうで、写真を見ると本当に楽しそうで良かったなと思います。
田舎には子どもが少ないので、意外と水遊びができる場所がありません。多分、帰省する人が多い夏休み期間しか稼働しない施設になるので、自治体も優先的に整備しようとは思わないのでしょう。
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さらに、息子①は毎日の様に義母と冒険に出かけていたらしく、後から聞いた話では、毎日3~4kmくらいは歩いて嫁さんの実家近辺を冒険したそうです。
都心部にいると自然に乏しい上に自動車や自転車が多く、リスクが大きすぎるだけに、田舎ならではの楽しみと言えるかもしれません。

そして、息子①が得意とする料理もやらせてもらえたようです。しばらく前から子ども用の包丁ではなく普通の包丁を使っているのですが、小さい頃から頻繁に料理をしているだけあって、見ていてドキドキする事はほとんどありません。
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そうそう、夏休み中も息子①は毎日ドリルを頑張っていました。幼稚園からの課題もあり、毎日結構な分量なのですが、きちんとやるあたり真面目なやつです。
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阿寒湖 チュウルイ島 マリモ展示観察センター

今回の道東滞在期間中、唯一行った観光が阿寒湖のマリモ展示観察センターでした。息子①が道東に行く直前に見たクイズ番組で特別天然記念物のマリモに興味を持ったので、ココだけは当初から行く予定を組みました。

阿寒湖の遊覧船に乗り、30分くらいかけて阿寒湖に浮かぶチュウルイ島に向かいます。アジア系外国人が皆無の観光地は違和感がありますが、意外にも阿寒湖には日本人観光客はそれなりにいて、観光船も思ったより人が乗っていました。
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特に何があるわけでも無い船内ですが、そう言えば息子②は船に乗るのが初めてかもしれません。息子①は洞爺湖で乗ったことを覚えており、意外と昔の記憶もあるのだなと驚きました。
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乗船する約30分くらいで、チュウルイ島に到着です。私も初めて訪れる場所ですが、ココにはバカでかいマリモが展示されているようで楽しみです。
おそらく道民の大半は、人生の中で一度は観光地土産のマリモを手にした事があると思いますが、あのマリモと比べてどこまで大きいのか興味があります。
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チュウルイ島は、マリモ展示観察センターがある以前に、とても風光明媚な場所です。観光船だとこの島の滞在時間は約15分間と短いので、心ゆくまで堪能する事はできませんが、この景色を見るだけでも観光船に乗る価値はありました。
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時間があまり無いので早速マリモ展示観察センターに行くと、こぢんまりとして思ったほどの規模ではありませんでしたが、確かに見たこともないほどバカでかいマリモがありました。

クイズ番組か何かを通じてマリモに興味を持った息子①は、この大きなマリモや、マリモのの成長過程を興味深そうに観察しており、知的好奇心を満たす事が出来たので連れてきて正解だったなと思いました。
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屈斜路湖の砂湯で遊ぶ

阿寒湖でマリモを観察した後は、ちょっと足を伸ばして屈斜路湖に寄りました。ここは砂湯が有名で、この日も大勢の人が遊びに来ていました。
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私もここに来てのは初めてですが、なんと湖の波打ち際のほとんどは少し掘れば砂湯だそうで、確かに少し掘っただけで暖かいお湯がジワーっと溜まっていきます。
こういう場所は中々レアだと思いますが、私も掘っただけで暖かいお湯が出てくるのを実際に見て、とても不思議な気持ちになりました。

キャンプ場が隣接し、ショップも充実おり、息子②がもう少し大きくなった時に機会があればココでキャンプをするのも面白いかもしれません。

ちなみに、砂湯の近くにはレンタルスコップもあり手ぶらでも問題ありませんが、今回は車に常備しているサバイバル用のスコップを使用しました。小さいので大変でしたが、子ども達を満足させられる程度であれば小さいスコップでも何とかなります。
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帰りがけに私の実家にも寄りました

嫁さんの実家を朝早くに出た我々は、昼過ぎに私の実家に到着しました。たまに寄らないとジジババからの孫に合わせろLINEがうるさいので行きましたが、息子①はとりあえず勉強タイム。内容はともかく、毎日やる事が大切ですし、息子①もそれに慣れているので小一時間ほどドリルをやっていました。
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その頃、息子②は爆睡。あれだけ車の中で元気にしていたので当然の結果ですが、車の中でも寝てくれれば良いのにと思わずにはいられません。

そう言えば、息子①が1~2歳頃の長距離ドライブは大変だったなぁと思い出しましたが、大変なのは長くても1年半程度と先が見えていますし、今では騒がしいのにも慣れてイライラもしませんから、その時ほど大変だという印象はありません。
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そして、8月は嫁さん◯◯回目のバースデーもあったので、そのお祝いもすることができました。家族の中で私以外は全員誕生日が近く、よって嫁さんのバースデーは忘れがちですが、万が一本当に忘れたらえらい目に遭うのでご機嫌は伺っておかなければなりません。
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そんなこんな、今年も無事に夏休みを楽しく過ごすことができました。新型コロナウイルス感染症の拡大による様々な影響も残っており、健康に気をつけながらもwithコロナ時代の過ごし方を模索する日々はまだまだ続きそうです。