無線LANルーターを寝室に追加設置しました。

 

ルーターを追加配備せざるを得なかった理由

我が家のWiFi環境を一手に担っている既存のWiFiルーターBUFFALO WXR-1900DHPは、我が家の構造上設置している位置が寝室から遠く、これまでも寝室やリビングの隅っこでは電波が弱すぎて接続が途切れてしまう事がありました。

さらに、先日記事にしたXperia X Performance Dual(F8132)はWiFiの掴みがかなり悪く、事態がこれまでより深刻になってしまいました。嫁さんが使っているiPhoneは割と大丈夫なので、SONYは頑張らなければなりません。



このようなWiFi環境を改善するには、廊下にコンセント直挿しの中継器を設置するか、新規にルーターを購入し追加で設置するかの2択です。

ただ、コンセント直挿しタイプの中継器は、息子が訳も分からず触って放り投げる可能性が大きいので難しいのでは無いかと思います。
反面、ルーターを新規に設置する事は、各部屋にLAN端子があり、息子の手の届かない場所に設置する事が容易に可能なので、ルーターを追加設置する方が良いと判断しました。

今回は寝室をカバーできれば充分なので、比較的安価や無線LANルーターを導入しようとAmazonを見ていた所、タイムセールで良さそうなものを見つけました。

WiFiルーター追加配備

TP Link AC1200 Archer C55

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TP Linkは、1996年に中国で設立(現在も本社は中国)された比較的若い会社で、日本では馴染みが薄いのですが、2008年にはアメリカで現地法人を設立するなどした結果、海外では圧倒的なシェアを持つ企業です。

私は北米に在住していた頃に知ったメーカーで、向こうでは同社製品も愛用していました。いつの間にか日本に進出していましたが、私の印象では例えばバッファロー等と比較するとコストパフォーマンスが非常に優れている製品を作るメーカーという感じです。

View Sonicの液晶画面以降、日本製や(日本市場における)大手メーカーといった括りで製品を選択する事を止め、チャレンジできる余裕がある時にはある程度調べた上で馴染みの薄いメーカーの製品も積極的に選択肢に入れるようにしています。

 

洗練はされていないが、必要充分な機械

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今回導入した製品は、Amazonのタイムセールで4,000円程度と価格帯的にはローエンドに位置するモノですが、5GHzで867Mbps(2.4GHzで300Mbps)と有名メーカーの中級程度の性能を持っています。

筐体の見た目は、中華系メーカーにしては珍しく洗練されていません(デザインだけ良い物も数多くある)が、説明書は日本語化されており、個人的にはその内容も国内メーカーの製品よりわかりやすく配慮されていると感じました。

筐体は横置きのみ可能なタイプで、専有面積がやや大きいために設置可能箇所は限定されるかと思いますので、その辺は事前に調べておく必要があるのでしょう。

肝心の性能ですが、BUFFALO WXR-1900DHPと比較して電波の届く範囲が広い様に感じます。接続も特に設定は必要なく、インターフェイスも非常にわかりやすいので、こういった無線関連機器に弱い方でも問題ないでしょう。
スピードは(体感ですが)必要十分に出ており、負荷をかけた際の動作も異常が感じられないので、総合的に見て非常に良い買い物だったのは間違いありません。

国内メーカーの優位性はすでに無い

私はこれまで10年以上ら渡って無線LANルーターはバッファロー製を使い続けていましたが、今回TP Link製を試しに使用してみたことで、今後BUFFALOやNECといった国内メーカーの製品を購入する意味はかなり薄くなったと感じるようになりました。

理由としては、ここまでのコストパフォーマンスを達成できるメーカーはそう無いと思うことと、なんとなく買った製品でも本当に優秀だと言うことです。

今後日本市場においてはTP link製品がシェアを伸ばしていくことになると思いますし、私も今の無線LANルーターの次はTP Link社製品を第一候補とすると思います。
技術力という点では日本企業も負けてはいませんが、価格やユーザーフレンドリーな姿勢といった総合力では負けていると思います。

中国や韓国のメーカーだからとバカにする時代は、とっくに終わっていますね。


(Last Editing Date : 2019 / 11 / 07)