2020年から、小学校でプログラミングの授業をやるらしいですね。

プログラミングの授業って何!?

2020年からプログラミングの授業が必修となるらしいという話を聞きました。背景にはIT産業の人材不足の常態化があると思いますが、何も小学生からプログラミングなんてと思って調べてみると、確かに海外では幼少期からプログラミングを学んでいるところもあるみたいです。

これまでの経緯を整理すると、
  • 2012年
    ▶中学校の技術家庭科に「プログラミングによる計測・制御」が必修化

  • 2013年
    プログラミング教育(義務教育段階からのIT教育)が政府の成長戦略に入る
    ▶小学生向けのプログラミング教育サービスが増加

  • 2016年
    ▶文部科学省が小学校でのプログラミング教育必修化を検討
    ▶総務省が2025年までにIT人材を100万人育成する方針の発表
このように、ここ数年でプログラミング教育の推進に舵を大きく切った日本政府ですが、私くらいの年代だと、プログラミングって興味があればやる程度のものだったので結構な違和感があります。

私と同年代の方々は、パソコンが一般家庭に一気に普及した頃に小学生~高校生くらいで、私の場合は中学の時には興味本位でアンダーグラウンドの世界を覗き込み、そこで一定程度のプログラミングを見様見真似でやっていました。

確かにコンピュータやスマートフォンがこれほど普及した現在では、プログラミングというのは非常に身近な存在だと言えます。
食べ物の大切さを理解するのに農業体験をやったり、電気を理解するのに実験をしたりするのと同じようなことが必要になってきたとも言えるのだと思います。

必修化されるなら少しでも先行したい

プログラミングに関しては、子どもがやる前に教える先生がちゃんとできるのかという疑問はありますが、現在30~40歳くらいの年齢の先生であれば、意外と上手くできるかもしれません。
と同時に、大抵の親なら同じことを考えるでしょうが、どうせ小学生になってやるのなら、それまでにプログラミングの仕組み(考え方)程度は息子に教えておいてあげたいと思いました。

英語と同様にプログラミング、つまり機械語も習得するなら早いに越したことはありません。ただ、耳から入る人間が使う言葉とは違い、機械語は視覚に頼る所が大きいので2歳児では到底理解をする事はできません。

しかし、何かしらの体験を通じてプログラミングの原理に触れることで、必要な考え方を身につける事は可能だと考えています。
2020年から始まる小学校におけるプログラミングの授業では実際にプログラミングをするわけではなさそうなので心配はいらないのでしょうが、息子が小学校高学年になる頃にはもう少し進んだものになっていると想像されるので、念のため準備は必要だと感じます。

プログラミングへの第一歩

プログラミング教育玩具

教育熱心な親が多いためか、すでに小学生向けのプログラミング教室市場は2013年頃から活性化しているそうですが、2017年現在では幼児期からプログラミングの考え方を体験を通じて学習する玩具市場も規模を拡大しています。

そして、今回我が家で導入したコード・A・ピラーもそのうちの1つです。



コード・A・ピラーで何ができるのか

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オフィシャルホームページには「子どもの問題を解決する力」「計画し準備する力」「客観的に考える力」を育くむとあります。実際、論理的思考や問題解決能力といった、この手の玩具に求められる性能は充分に有していると思います。

その上でコード・A・ピラーという玩具を簡単に説明すると、頭の後ろに前進・右折・左折・サウンドなど役割が決められたパーツを繋げるとその通りに動いてくれる玩具です。

これはプログラミングを行う上でも必要な考え方の1つだと思いますし、実際プログラミングは目的(ゴール)を達成する為に様々な要素(パーツ)を繋げていくのでやっている事は同じ事です。プログラミング的には、基本と言われる順次・分岐・反復のうち順次を学ぶ事が可能な玩具です。
また、ゴールに向かうまでの手段は特に決められているわけではなく、様々な方法(ルート)が考えられる中でどの手段がベストかを見つけるというのも同じ事だと思います。

私自身もプログラミングの真似事をしますが、一種のモノづくりなので、幼少期から触れることで苦手意識を無くしさえすれば、誰でもある程度はできるようになりますし、その一助としてこの玩具は最適だと感じました。

実際に遊ばせてみた結果

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遊び方自体はパーツを繋げていき、頭のパーツについているボタン押すだけなので非常に簡単です。繋げるパーツには文字が無く、小さな子どもでもパッと見て理解できるように色と形(矢印など)によって役割が示されています。

結論から言えば、2歳3ヶ月ではパーツを繋げる事はできるものの原理は理解できていないようです。パーツを繋げる事によって動作が変わるという事もいまいち理解していないようですが、ボタンを押して音を発しながら動く様子を見るのはとても楽しいみたいです。

2歳児に大人が考えた遊び方はマッチしないようで、ただただウロウロするイモムシを追いかけて、壁に当たれば「事故った~~」、股をくぐらさせて「トンネル~~」といって喜んでいます。
まぁ、現時点ではこれが最大限だと思いますし、この玩具はもう少し大きくなってからの方が深く楽しめるので、しばらくはこちらから遊ばせる事はしなくても良いと思います。

ちなみに、走行能力は高く、カーペット上でも走りますし少しの段差なら乗り越えます。
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【追記2009】

2019年、息子①が3歳後半になった時にもう一度本腰を入れて使わせてみました。その時の記事が下記リンクになりますが、ある程度知恵がついた段階で導入すると期待する効果が現れると思いました。



なお、現在コード・A・ピラーは廃盤となっており、後継機としてコード・A ・ピラー ツイストという玩具が発売されています。
違いは、パーツ1つで1種類の命令しかできなかった旧型に対し、イモムシの背中にある4種類のコードのうち任意のものをダイヤルをまわしてプログラミングするようになりました。

コード・A・ピラーは、プログラミングをしようとすると繋げるパーツが多くなり、結果としてかなり広い面積で遊ばないと実行が不可能になっていました。
しかし、コード・A ・ピラー ツイストでは少ないパーツ数で複数のプログラミングが楽しめる仕様になっており、2歳頃では難しかったパーツの脱着も必要がないため、正常進化したと言えます。

反面、コード・A ・ピラー ツイストのホームページを見る限り、旧型の様にパーツを繋げてより複雑な動作ができなさそうなので、広い面積を確保できるのであれば旧型の方が面白いかもしれません。
おおよそ新型の方が日本の住宅環境に向いていると思いますが、我が家では息子②にも旧型を使用してプログラミングの基礎を体験させたいと思います。


(Last Editing Date : 2020 / 09 / 30)