夏に向けて、新しい玩具を導入しました。

ボーネルンドのアウトレットに行ってみた

高級玩具ショップ(?)として名高いボーネルンドですが、縁があって我が家にも幾つかボーネルンドで買ったモノがあります。そう言えば、ボーネルンドは先日消費者庁からお叱り(景品表示法に基づく措置命令)を受けていましたが、それでも世界中の良いものを扱う玩具屋としては、揺るぎない信頼感があります。



そんなボーネルンドも実はアウトレット店があり、北海道では千歳アウトレットモール・レラにボーネルンド セレンディピティストア(閉店済)が入っています。
アウトレットとは言え、普通の店舗に販売している商品と同じものがあり、何を基準としてアウトレットとしているのか不明なほど、陳列してある商品に問題を感じることはありません。

そして、嫁さんと息子を連れてフラッとレラに行った時にボーネルンドに寄ると、とても面白そうなものを見つけました。

これは水遊びに革命を起こすのでは?

AquaPlayという玩具

私はAquaPlayという玩具の存在を全く知らなかったですし、今のところボーネルンド以外で見かけたことがないので、多分まだ見たことも聞いたことも無い方が一定数いると思います。
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このアクアプレイという玩具は、何も思いつきで購入したわけではなく、店頭にデモがあり一通り説明を受けたから購入したのですが、パッケージから読み取れる範囲でも要は水遊びをする玩具だという事がわかります。

元々はスウェーデン生まれの知育玩具

ボーネルンドにAquaPlayの特集ページがあり、それによるとスウェーデンにある会社が販売している商品だそうです。

AquaPlayは水遊びの玩具ですが、
  1. 五感への刺激
  2. 物理学・力学を学ぶ
  3. コミュニケーション力を育む
と3つの特徴があります。日本も古くから運河が利用されてきましたが、スウェーデンには、高低差がある土地柄なのでイェータ運河などがありますし、何よりストックホルムは水の都として有名なので、こういった玩具ができるのだなと妙に納得します。

早速AquaPlayを組み立ててみました

箱を開けてみると、スーパーセットの名に恥じないようになのか意外とパーツ点数があり、第一印象で正直面倒だなと思いました。
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青いパーツが所謂水路の部分で、赤いパーツによって連結する仕組みになっています。つまり、水路の延長は青いパーツと赤いパーツがあれば無限に繋げられるので、もし気軽にパーツが手に入るようになればプラレールの水路版のように自由自在に流路を変更して遊べる感じです。

ただ、連結に必要な赤いパーツの内側にゴムを貼って止水するのですが、このゴムがまた非常に面倒でした。最初から組み込むとコストがかかるのでしょうが、もう少し工夫があると良いと思います。
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ただ、面倒だとは言っても箱を開けてから大体20分くらいで組み上げられたので、こういった類の玩具としては簡単に使用が開始できる部類かもしれません。

同じ製品のデモを店舗で見ているハズなのに、完成品は想像より大きくで驚きました。完成サイズは大体1m×1mなのですが、これは日本だと遊ばせる場所はかなり限定されるでしょう。
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AquaPlayを詳しく見てみる

私が購入したAquaPlay Super Set(販売終了 ※現行品はコチラ)は、ボーネルンドで輸入している中でも割とシンプルなセットですが、様々な仕掛けがあり2歳児には充分すぎるほど複雑です。

水陸両用車の出入口

息子は車もボートも好きなので、セットの中にある緑色の水陸両用車(下の画像でカバが乗っているやつ)がまず気に入りました。
これといって特殊な機構ではありませんし、水陸両用車は油断したらすぐ浸水してバランスを崩すのであまり使える奴ではありませんが、まぁツカミとしては良いでしょう。
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水流を作るパドル

運河を学ぶ玩具なので水流を起こす必要がありますが、その手法の1つがこのパドルです。単に持ち手を持ってクルクル回すだけですが、力加減がまだ完璧にできない2歳児だとすぐパドルを取ってしまいます。
また、水量が少しでも多いと、先程の水陸両用車にカバを乗せた状態では潜る事ができませんでした。意外と水量については、大人がちゃんと考えて入れてあげないといけません。
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船に荷物を載せるクレーン

港にあるガントリークレーンのようなものと荷物が2つ、そして船が付属しています。クレーンの動作はそれほど繊細ではなく、荷物を引っ掛けるのも船に載せるのも意外と難しかったです。
また付属の船は水陸両用車と同じく気を抜くと浸水してバランスを崩し転覆してしまうので、取り扱いには細心の注意が必要です。決して荷物をドンッと積んではいけません。
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この玩具の要であるロック(水門)システム

水門で区切られたスペースの水量を増減させて船を運行させるという事が学べるシステムであり、この玩具の存在意義でもある部分です。
但し、2歳児にこのシステムを使いこなすのはまず不可能ですし、仕組みを理解するのはまだまだ先になるでしょう。一応ボーネルンドの特集ページでは6歳頃とのことですが、多分4歳までには使えるようになると思います。
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詳しくは下の動画を見てみてください。

AquaPlay Super Setで遊ぶなら

先程も書いたように、この玩具はプラレールの様に組み替えて水路の長さ(全体の大きさ)を変えることが出来ます。
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フルで組むと1m×1mと一軒家の庭か広いベランダくらいしか遊ぶ場所がありませんが、組み替えることによって風呂場などでも遊べるサイズに変えることができます。
この組み方は真ん中のパーツを内向きにしただけで、水陸両用車の出入口が無くなるだけの構成になっています。ちなみに、クレーンは画像の様に違う場所に設置する事が可能です。
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AquaPlayは1人で遊ばせる玩具ではなく、親と一緒ないし友達と一緒に遊ぶと楽しい玩具だと思います。さらに、できれば風呂場ではなくスペースに余裕のある場所が良いと感じたので、早速ベランダに出て遊んでみました。
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息子は多分1人ではよくわからなくてあまり遊ばないと思いますが、私と一緒だと結構長い時間遊んでいられるようです。
まぁ、遊ぶと言ってもただの水遊びの延長で、手でバシャバシャやったり水路に自ら入るだけですが、それでも楽しそうにしているのでOKでしょう。

ちなみに、我が家ではベランダに立てかけて置いて(収納するスペースが無い)必要な時に水を入れて遊ばせるスタイルにしています。


<AquaPlay on Amazon>
ボーネルンドの店舗が無い地域の方は、Amazonでも取扱があるのでリンクを貼っておきます。
アクアプレイ (AquaPlay) ロックボックス AQ1516 アクアプレイ (AquaPlay) カナルロック ハーバーマリーナセット AQ530  アクアプレイ (AquaPlay) アクアボックス カナルロック・ハーバー AQ516 アクアプレイ (AquaPlay) ブリッジ&amp;ハーバーセット AQ1650


(Last Editing Date : 2020 / 03 / 04)