目論見通り、実家PCが我が家にやってきました。
当初の想定よりやや遅くなりましたが、関連記事を書いてから約3年と少しが経ち、「東芝 dynabook AB75/RGSD PAB75RG-HHB-K」が我が家にやってきました。
調べてみると現在価格.com限定モデルに東芝製PCは無く、東芝ダイレクトで販売されているAZ65/G(PAZ65GG-BEG)が149,904円と価格的に最も近いので比較してみたいと思います。
バッテリーの駆動時間は、AB75が5.5時間と絶望的な短さなので当然伸びていますが、実用上はあまり変わらない範囲に収まると
どちらも15.6型液晶を搭載している為、サイズはほぼ同一です。0.2kgの軽量化がされていますが、どちらも2kgを超えているので大きな差とは思いません。
総合的に見て、現時点でdynabook AB75/RGSDはグラフィック性能を除けばミドルクラスにも到達していないと言えるでしょう。
症状的に自分でどうにか出来る範疇では無さそうなので、PCを実家から持ってきた次の日にすでに保証期間は過ぎ去っているものの東芝に修理をお願いしました。
同封の明細もきちんと説明が記載されている丁寧なもので、東芝のアフターサポートは他のメーカーと比べて優秀な部隊だと感じました。
唯一気になった点は、おそらく貼り直したであろうIntelやNVIDIAのシールが曲がっていた事くらいです。日本人は結構こういう細かい点が気になりますし、人によってはメインの修理のクオリティにも疑いの目を向けるでしょう。貼り直すならもう少しきちんとするか、いっそ貼り直さないという選択肢があっても良さそうです。
何はともあれ、キーボードの不具合が修復された事で再びちゃんとノートPCとして利用が出来るようになりました。
購入から1年少々で壊れるキーボードはどうかと思いますが、有償・無償に関わらずサポートがしっかりしていると、不具合があってもメーカーの印象をそこまで損なわないと実感しました。
PCに「困った時のご相談は」と書かれたシールが貼ってありますが、Googleに聞くと東芝PCあんしんサポート(修理)がヒットしたので早速電話してみました。
電話が繋がるまでは相応の時間がかかったものの、非常に丁寧な説明を受け以後はメールにて案内するという事でした。
ここ最近所有していたノートパソコンは、以前ディスクを購入したOffice2010をインストールしていたのであまり困った事は無かったのですが、どうやら最新のOfficeはライセンス認証が強化された事で再度インストールするには色々と厄介な感じです。
また、修理から帰ってきたPCに添付されていた書類をよくよく確認すると、Officeの再インストールが云々と書かれた案内文があり、やはりここで躓く人が多い事を裏付けています。
この案内文とインターネット検索で得た情報を総合すると、手元にあるプロダクトキーが書かれたこの紙は全く意味を成さないようです。
調べてみると、Officeのライセンスを実家用マイクロソフトアカウントから私個人用マイクロソフトアカウントに再度紐付けすれば良い事がわかりました。
ただ、紐づけを再度行えるのはアプリケーション(ワードやエクセルなど)のみで、サブスクリプションサービスについては不可能なようです。
その後、Office取得ページから私個人のマイクロソフトアカウントでログインし、先程取得したプロダクトキーを入力してダウンロードをすると、私個人のマイクロソフトアカウントにOfficeを紐づけする事ができました。
最も良く使用するアプリケーションの1つであるOfficeのインストールも終わり、これでようやくdynabook AB75/RGSDの実戦配備が完了しました。
まず、母艦は今年配備されたばかりのデスクトップPCである、HP EliteDesk 800 G3 SF/CTです。専用ディスプレイが無くリビングのテレビに繋いでいるので、使用できるのが息子が就寝してからとなりますが、このPCの性能が絶対に必要な場面はそれほど多くなので問題ありません。
次に、サブPCとしてこれまで使用してきたSONY VAIO FIT 14E(SVF1432A1J)は、東芝 dynabook AB75/RGSDの導入に伴い、PCを所有していない後輩に譲渡しました。
以前、HP製PCの記事に「家族共用パソコン」と「私専用ノートPC」の2台体制が最も良い選択肢だと記載しましたが、現在はそれに加えて「私専用モバイルノートPC」の3台体制がベストだと思っています。
そのため、SONY VAIO Tap11の終焉とブートキャンプで記載のあるMacBook Airを「私専用モバイルノートPC」として使用していますが、すでに購入から5年以上経過しており、性能的な限界を感じているので近々更新予定です。
現時点で我が家で稼働しているPC機器をまとめると、
【関連記事】東芝 dynabook AB75/RGSD
ほぼ想定通りにお下がりがやってきた
"...これまで大体2年で入れ替えるサイクルなので、現行製品のアッパーを買えば2年後にはミドルクラス程度の性能を保有したまま、私のところに来るという算段..."
当初の想定よりやや遅くなりましたが、関連記事を書いてから約3年と少しが経ち、「東芝 dynabook AB75/RGSD PAB75RG-HHB-K」が我が家にやってきました。
購入後3年で相対的な性能はどうなったか
当初は購入から2年でお下がりが来ると踏んでおり、おそらくミドルクラスくらいの性能となっていると予想していました。実際は3年が経っていますが、現時点でdynabook AB75/RGSDは最新型PCと比較してどの程度の性能を持っているのでしょうか。調べてみると現在価格.com限定モデルに東芝製PCは無く、東芝ダイレクトで販売されているAZ65/G(PAZ65GG-BEG)が149,904円と価格的に最も近いので比較してみたいと思います。
- 主な進化・変更ポイント【( )内がAB75】
① Core i7-8550U 1.8GHz(Core i7-5500U 2.4GHz)
② SSHD 1TB(SSD 256GB)
③ DDR4-2400 PC4-19200(DDR3L PC3L-12800、容量は同一)
④ Intel UHD Graphics 620(GeForce GTX 950M + Intel HD Graphics 5500)
⑤ 駆動時間が1.5時間伸び、7.0時間に
⑥ 0.2kg軽量化
こう見ると3年以上という月日は長く、特にCPUの進化は8550Uで大きなブレイクスルーがあった事もあって、非常に大きな差があります。海外のベンチマークテスト比較サイトを見てみると、i7-5500Uはi3-8130U以下の性能しか持ち合わせていないようです(参考リンク)。
記憶容量は好みの問題もあるので一概には言えず、メモリ規格の進化はCPUほど性能差を気にする必要は無いと思います。また、グラフィック関連はGTX 950Mを搭載するAB75の方が優秀です。
記憶容量は好みの問題もあるので一概には言えず、メモリ規格の進化はCPUほど性能差を気にする必要は無いと思います。また、グラフィック関連はGTX 950Mを搭載するAB75の方が優秀です。
バッテリーの駆動時間は、AB75が5.5時間と絶望的な短さなので当然伸びていますが、実用上はあまり変わらない範囲に収まると
どちらも15.6型液晶を搭載している為、サイズはほぼ同一です。0.2kgの軽量化がされていますが、どちらも2kgを超えているので大きな差とは思いません。
総合的に見て、現時点でdynabook AB75/RGSDはグラフィック性能を除けばミドルクラスにも到達していないと言えるでしょう。
最優先事項は不具合の修復
関連記事にも記載していますが、この度我が家に配備されたdynabook AB75/RGSDは、「Enter」を含むいくつかのキーが認識されず、USB接続できるキーボードを使用していました。症状的に自分でどうにか出来る範疇では無さそうなので、PCを実家から持ってきた次の日にすでに保証期間は過ぎ去っているものの東芝に修理をお願いしました。
約2週間で修復が完了
東芝に送るとキーボードとLAN基盤が故障との診断を受けました。全て修理しても36,850円と許容できる金額だったので、きちんと修理をしてもらい約2週間で完全回復となりました。同封の明細もきちんと説明が記載されている丁寧なもので、東芝のアフターサポートは他のメーカーと比べて優秀な部隊だと感じました。
唯一気になった点は、おそらく貼り直したであろうIntelやNVIDIAのシールが曲がっていた事くらいです。日本人は結構こういう細かい点が気になりますし、人によってはメインの修理のクオリティにも疑いの目を向けるでしょう。貼り直すならもう少しきちんとするか、いっそ貼り直さないという選択肢があっても良さそうです。
何はともあれ、キーボードの不具合が修復された事で再びちゃんとノートPCとして利用が出来るようになりました。
購入から1年少々で壊れるキーボードはどうかと思いますが、有償・無償に関わらずサポートがしっかりしていると、不具合があってもメーカーの印象をそこまで損なわないと実感しました。
SONYとは大違いの修理対応
今回の修理に当たって、実はかなりの不安がありました。まず私は東芝製PCを所有するのが初めてなので、同社製PCの修理も初めての経験です。PCに「困った時のご相談は」と書かれたシールが貼ってありますが、Googleに聞くと東芝PCあんしんサポート(修理)がヒットしたので早速電話してみました。
電話が繋がるまでは相応の時間がかかったものの、非常に丁寧な説明を受け以後はメールにて案内するという事でした。
- 修理対応時系列
Day01▶ 修理申込URLが記載のメール(東芝PC集中管理センタ-)
Day01▶ 申込後、すぐに受付完了メール(※上同日23時頃)
Day02▶ 入荷待ちメール
Day03▶ PCのピックアップ
Day04▶ 入荷待ちメール(10時頃)
Day04▶ 故障箇所診断中(12時頃)
Day06▶ 見積り及び修理の続行/キャンセルの案内URLが記載のメール
Day08▶ 修理続行を選択後、部品準備中メール
Day09▶ 作業中メール
Day11▶ 出荷完了メール
Day13▶ PC受け取り
セットアップ中に起きた問題点
お下がりが決まった時点で上記の修理に出す事を決めていたので、先に潔くPCを初期化しました。PCが帰ってきてゆっくりとセットアップをしていたのですが、そこで気づいたのはプリインストールされているはずのOfficeが丸々消えているという事実です。ここ最近所有していたノートパソコンは、以前ディスクを購入したOffice2010をインストールしていたのであまり困った事は無かったのですが、どうやら最新のOfficeはライセンス認証が強化された事で再度インストールするには色々と厄介な感じです。
また、修理から帰ってきたPCに添付されていた書類をよくよく確認すると、Officeの再インストールが云々と書かれた案内文があり、やはりここで躓く人が多い事を裏付けています。
この案内文とインターネット検索で得た情報を総合すると、手元にあるプロダクトキーが書かれたこの紙は全く意味を成さないようです。
Officeを再インストールするために必要だった事
元々実家で使っていたPCなので、マイクロソフトアカウントは実家用の物を使用していました。当然、このPCにプリインストールされていたOfficeは、その実家用マイクロソフトに紐づけされている状態です。調べてみると、Officeのライセンスを実家用マイクロソフトアカウントから私個人用マイクロソフトアカウントに再度紐付けすれば良い事がわかりました。
ただ、紐づけを再度行えるのはアプリケーション(ワードやエクセルなど)のみで、サブスクリプションサービスについては不可能なようです。
【参考リンク】ライセンス認証が完了しているOffice Premiumの譲渡&再インストール方法
上記の参考リンクを読み、実家用マイクロソフトアカウントから紐づけされたOfficeを再インストールのためのプロダクトキーを取得します。その後、Office取得ページから私個人のマイクロソフトアカウントでログインし、先程取得したプロダクトキーを入力してダウンロードをすると、私個人のマイクロソフトアカウントにOfficeを紐づけする事ができました。
最も良く使用するアプリケーションの1つであるOfficeのインストールも終わり、これでようやくdynabook AB75/RGSDの実戦配備が完了しました。
我が家のPC事情まとめ
東芝 dynabook AB75/RGSDが無事実戦配備された事で、我が屋のPC事情がまた変化しました。まず、母艦は今年配備されたばかりのデスクトップPCである、HP EliteDesk 800 G3 SF/CTです。専用ディスプレイが無くリビングのテレビに繋いでいるので、使用できるのが息子が就寝してからとなりますが、このPCの性能が絶対に必要な場面はそれほど多くなので問題ありません。
次に、サブPCとしてこれまで使用してきたSONY VAIO FIT 14E(SVF1432A1J)は、東芝 dynabook AB75/RGSDの導入に伴い、PCを所有していない後輩に譲渡しました。
以前、HP製PCの記事に「家族共用パソコン」と「私専用ノートPC」の2台体制が最も良い選択肢だと記載しましたが、現在はそれに加えて「私専用モバイルノートPC」の3台体制がベストだと思っています。
そのため、SONY VAIO Tap11の終焉とブートキャンプで記載のあるMacBook Airを「私専用モバイルノートPC」として使用していますが、すでに購入から5年以上経過しており、性能的な限界を感じているので近々更新予定です。
現時点で我が家で稼働しているPC機器をまとめると、
- HP EliteDesk 800 G3 SF/CT
- 東芝 dynabook AB75/RGSD
- Apple MacBook Air