北海道も徐々に暖かい日が多くなってきました。

アイスコーヒーが恋しくなる季節

暖かくなってくると飲みたくなるのが、アイスコーヒーです。おそらくこう思う人は、比較的最近になってコーヒーをよく飲むようになった人でしょうか。
アイスコーヒーは、私が幼少期にはまだその存在が一般的では無かったように思いますが、確か1990年代に入り、スターバックスなどの戦略によってアイスコーヒーが一般化したと記憶しています。
それからたった20~30年程度しか経っていない現在では、自動販売機やコンビニエンスストアでもかなりの種類が売られ、老舗のコーヒー屋でも置いていないところはありません。

北海道の夏は近年相応に暑くなるので、我が家のアイスコーヒー消費量は気温に比例して多くなっていきます。これまでは、自宅近くにあるコンビニエンスストアでペットボトルのアイスコーヒーを購入したり、ホットコーヒーを冷やしたりしていました。
しかし、消費量が増えるに従って、いちいち購入したりホットを冷やす手間が増大しており、最近では嫁もコーヒーを飲むようになった事で、簡単に美味しいアイスコーヒーをどうにかして作れないかと漠然と考えていました。

たまたま見つけた「アイスコーヒーメーカー」

我が家のコーヒータイムは、基本的に風呂上がりに日々活発になりつつある息子の面倒を見ながらになるのですが、どうしてもコーヒーに長い時間かける事ができないので、アイスコーヒーを作る段階から作業量を簡素化して時間を短縮する事には大きな意義が存在します。

そんな中、先日ヨドバシカメラ札幌に行った時に嫁が珍しく見たいものがあると言うので、何かを聞いたら「アイスコーヒーメーカ-」でした。

ヨドバシカメラに行く数日前に嫁が昼の情報番組を見ている特にたまたま見て印象に残ったのが「アイスコーヒーメーカー」だったそうです。実は私もヨドバシカメラに行く前日、ヨドバシ.comで同じ製品の紹介記事を見ており、世の中には「アイスコーヒーメーカー」という物がある事を初めて知ったばかりでした。
このように奇跡的なタイミングで私も嫁も「アイスコーヒーメーカー」に出会っていたので、これもなにかの縁だろうし、アイスコーヒーはほぼ毎日飲むので機械化の恩恵はかなりあると思い導入を決定しました。

ただ、テレビなどで情報を得た我々と同じ様な人たちが多かったのか、ヨドバシカメラ札幌の店頭にはすでに在庫が無く、ヨドバシ.comで注文をしました。

注文から数日で届きました

THERMOS ECI-660

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今回アイスコーヒーメーカーを導入するきっかけが、「THERMOS ECI-660」のテレビや特集記事での紹介だったので、他社製品とは比較していません。

と言うより、本格的な電動アイスコーヒーメーカーは市場にほぼ存在せず、アイスコーヒー専用マシンを購入するならばこの機種くらいしかありません。
アイスコーヒー専用マシンというなんとも贅沢な機械ですが、当然アイスコーヒーに特化した機能のみが搭載されており、非常に魅力的な価格に抑えられています。

THERMOS ECI-660の使用感など

使用感の前に見た目ですが、私の中でサーモスはもう少し金属チックなイメージでしたが、完全に樹脂製でした。どんなキッチンでも収まりが良さそうなデサインで、高級感よりは親しみやすさを意識した見た目になっていると思います。
注意すべき点は、実際のサイズは「80 × 285 × 325(mm)」と画像から得るイメージよりかなり大きいので、購入を考える際はまず実物か置き場所候補の寸法をチェックするべきでしょう。

使用方法は通常のコーヒーメーカーと同じで、蓋を開けてフィルターをセットし、付属の計量スプーンを使ってコーヒーの粉を入れ、給水タンク(側面にメモリがある)に水を注ぎ、サーバーに氷を入れます。あとは、ボタンを押してブザーが鳴るのを待つだけです。

氷が入っているサーバーに直接ドリップされたものが急冷されるので、香りがきちんと立つというレビュ-を見ましたが素人にはわかりません。
また、蒸らし制御機能(蒸らし時間を考慮に入れた抽出)により、深みのある味わいや氷で薄めても味わいが感じられるという事ですが、こちらも素人にはわからないでしょう。
ただ、ボタンを押してから5分程度で美味しいアイスコーヒーが飲めるので、かなり手軽であることは間違いないでしょう。

サーバーの容量は660mlで約5杯分と記載がありますが、大きめのグラスだと2杯分にやや満たない程度なので実質的に2名迄用と考えて良いでしょう。
また、息子の世話が長引いてアイスコーヒーの完成からしばらく経ってようやく飲めるようになる事も多いのですが、さすがはサーモスだけあって長時間経った後でもアイスコーヒーは冷たいままでした。

使用している中で、最も驚いたのが一度に使用する氷の量でした。しかも、3・4・5杯と作る量を調整できるにも関わらず、氷の量は全て同じなのには違和感がありました。
我が家は家庭用冷蔵庫としてはやや小さめのモノを使用している事もあり、一度に製氷・貯蔵できる量がそれほど多くありません。そのため、何か氷を使用する様なイベントがあるとかなりギリギリになるので、1人暮らし用の冷蔵庫だと厳しいかもしれません。
ちなみに、氷の量が多いほど抽出された珈琲が素早く冷え、かつ氷の温度に近い状態を維持できるだけなので、コーヒーが薄くなるという事はないそうです。

幸せを生むアイスコーヒーメーカー

商品のレビュ-のまとめとしては、「非常に美味しいアイスコーヒーがたった5分程度で出来るので、風呂に入る前にセットすれば風呂上がりの1杯を楽しめます。アイスコーヒー好きなら買って後悔する事はないでしょう。」と言えるでしょう。

ただ、我が家にとっては風呂を上がってから息子の世話が一段落し、そこから寝るまでの間の流動的ですがわずかしか無い時間の楽しみなので、それがほぼ手間が無く簡単にしかも美味しいとなれば有り難い以上の存在です。

最近では比較的小規模な商業施設(スーパー)でもコーヒー豆専門店があり、その中には必ずアイスコーヒー用があります。
色々試して自分に合った豆を好きに使えることあり、コンビニエンスストアで販売しているどのアイスコーヒーより確実に美味いと感じます。また、気軽にコーヒー豆の違いによる味の違いを楽しめるので、密かな楽しみが1つ増えた感じです。


(Last Editing Date: 2018 / 08 / 27)