アクセス数が多いTap11関連記事の続きです。
【関連記事】
 ① SONY VAIO Tap11という駄作について
 ② 駄作ではなくなったSONY VAIO Tap11
 ③ SONY VAIO Tap11 「Bluetooth」と「WiFi」が途切れる問題への対処

前回評価が好転したTap11のその後

関連記事②で「買ってはいけない」から「まぁまぁ買い」に評価が上昇したSONY VAIO Tap11シリーズの続編です。
大した記事が無い当ブログの中で、最も読まれているのがこのSONY VAIO Tap11の関連記事となります。そのため、Tap11に関して有意義なコメントも幾つかいただいており、今回はそれらについて検証をしました。

個人的にはTap11とこんなに長く付き合う事になるとは思っていませんでしたが、残念なことにTap11に代わるような魅力的な製品が無く、トラブルに都度対処しながら使い続けています。

今回はTap11に関して総集編という感じでまとめてみたいと思います。

最大の問題はやはりキーボード

関連記事でも記載していますが、Tap11はマウスをはじめ周辺機器を全て無線で繋ぐ使い方がベストなPCとして設計されています。
しかし、独自規格・Bluetooth・WiFi・NFCという全ての無線通信形式で諸々問題が頻発し、中でも独自規格で繋がっているキーボードの接続の不安定さがパソコンとして使用するにあたり致命的な欠陥となっていました。

発売当初はキーボードと本体の接続が途切れた際に、関連記事①内に記載したペアリングツールを使用してキーボードを再接続する方法でしか再接続する方法が無く非常に不便でした。
不便とは言え、接続が途切れる頻度が数分に1回と有り得ないペースだったため、私はペアリングツールをショートカットでデスクトップに配置していました。

その後、関連記事②に記載してあるレジストリ-変更プログラムの公開・適用によりキーボードの接続状況はかなり改善しました。このプログラムを導入して以降、ペアリングツールを使用したのは1回ないし2回程度で、キーボード関しては通常使用には問題のないレベルまで改善しました。
【注意】
関連記事②に記載したレジストリ変更プログラム(2014年8月6日付)について、最新版が2017年11月09日にアップデート(EP0000605002.exe)されており、当ブログからリンクしているものも新しいバージョンになっています。また、このアップデートプログラムはVAIO Updateに対応しており、多くの方は自動的にインストールされているものと思います。

直近では関連記事③の記載を適用し、キーボードの接続のみならずBluetoothやWiFiの接続の問題もある程度改善されました。

これまでにいただいたコメントを検証してみた

前回の記事までを時系列で振り返ると確かに改善はしていますが、他のSONY VAIO Tap11ユーザーの皆様のお声をいただき、コメントを読むとやはりキーボード接続の不具合が実はまだ根深いものであると知りました。

確認できた点としては、
  • キーボードの接続の問題は、私のSONY VAIO Tap11だけではない
  • 関連記事②の対処をしても特定の場面において文字入力が難しくなる
  • VAIO Updateを当て続けると、キーボード接続に不具合が再発生する
特に問題なのは、キーボード接続に不具合が再発生するという事象だと思います。

どういった環境下で使用されているかが不明なので再現性の確保は不可能ですが、私ができる範囲で再度チェックをしてみようと思い、見逃しているUpdateは無いかをチェックし、一般的によく使用されているものにプラスしてAdobe関連のソフトウェアで文字入力に不具合が生じるかを確認してみました。ちなみに、タッチパッドは依然として使いものにならないため、Bluetooth接続のマウスを使用しました。

結果としては、
  • キーボードの接続に問題があるのは、PCを立ち上げて(再起動やスリープからの復旧を含む)Windowsのパスワードを打ち込む時に1文字目は100%ロストする
  • しばらく放置していると何故かCTRLキーが押しっぱなしだと認識される
この2点は従前から私のTap11で見られた現象で、ネット上でその他の不具合が話題になっていないかと思い検索しましたが、少なくても価格.comや2chなどの口コミサイトでは祭り状態になっておらず、これ以上の検証は断念しました。

おそらく環境によってキーボード接続が不安定になる場面が違うのだと思いますが、キーボードについては当ブログでこれまで紹介してきた対応策以外の情報が無い状態です。
ネット上では、SONYにキーボードを送ったら新品になって返送され調子が良くなった例があり、真偽は不明であるもののリカバリしたり各種アップデートプログラムを適用してダメならSONYに凸電が正解かもしれません。

私を含め一般の人が対応できる範疇は当ブログでこれまで紹介してきた程度の事だと思いますので、それでダメなら潔く諦めてメーカーに頼むしかないというのが結論でしょう。

また、VAIO Updateを当て続けるとキーボード接続に不具合が発生する事については、「Windows Update ▶ VAIO Update」の順番で適用した可能性が考えられるのと、配布されているアップデートプログラムが壊れている(前科あり)可能性があります。
どちらにしても、私のSONY VAIO Tap11で再現性があるわけではないので、検証はできませんでした。

一連のまとめとしてTap11を評価すると

SONY VAIO Tap11の現在の評価

SONY VAIO Tap11は「結果的に駄作」です。

理由としては、キーボードが100%まともに使える日が来るとは思えないからで、やはりこの問題によって駄作認定されるのは仕方ないかと思います。


【MEMO】VAIOの初期セットアップ方法

スタートガイドにも記載されている内容ですが、VAIOは昔から少々独特なセットアップ方法を採用しており、おそらく正しくやっている人はほぼ皆無ではないかと思います。

実は私のSONY VAIO Tap11も正規初期セットアップ方法ではないので、PCの初期化を行って正しい初期セットアップを行う必要はあるかもしれません。
一般的なPCの場合、初期セットアップの方法に拘る必要は全く無いのですが、ここまで不具合が多いと全ての不安要素を潰す必要を感じています。

VAIOの正しい初期セットアップ方法は、ソニーショップ★テックスタッフさんのブログとVAIOのスタートガイドを参考にしました。
リカバリディスクの作成はVAIO Careから行いますが、32GBのUBSメモリ(USB2.0)を事前に準備する必要があります。
  1. 初期設定でのネットワーク接続をスキップ
  2. PC名、ユーザー名を半角英数字にする(Microsoftアカウントはまだ登録しない)
  3. 初回起動後にワイヤレスネットワークを接続
  4. VAIO Updateを開始
  5. Windows Updateを開始
  6. Microsoftアカウントを登録
  7. (必要であれば)WindowsストアアプリよりWindows8.1へアップデート
  8. VAIO Updateを開始
  9. Windows Updateを開始
  10. 各種ソフトウェアのインストール
少し時間に余裕ができたら一度完全な初期化を行い、1から環境を再構築していきたいと思います。環境を再構築する過程で色々と気づくこともあると思うので、何かあればまたUPして情報を共有していきたいと思います。 

ここからは愚痴になるのでスルー推奨

これは、SONY VAIO Tap11の発売から現在までにリリースされた無線関連のアップデートプログラムです。(※記事公開時点)

私が所有している2機種だけではなく、インターネット上で情報を見る限りSONY印終盤に発売されたVAIOは総じてBluetooth・WiFi・NFCに関連した問題が発生しており、詰まるところSONYは無線に関連する技術が不足していたのではないかと推察します。

当然Windowsに起因する問題も含まれており、全ての問題がSONYの責任だとは思いません。基本的にどのメーカーのどのPCでもアップデートはされるもので、珍しいものではありません。
ただ、Tap11に関しては(特にキーボードの通信に関して)初期設定がかなりおかしい状態で発売されていたのは疑いようが無く、アップデートプログラムを適用すると状況が劇的に改善することから、誰しもがわかる不具合を放置したまま発売を強行したSONYの責任はかなり重たいと言わざるを得ないとSONY党としては非常に残念な結論となりました。

是非Tap11を開発したチームの方とじっくりとお話をさせていただきたいのですが、中々そういう機会もないので、今のところSONYという会社全体の問題(サポートセンターの対応の悪さも含め)だと認識しておきます。

SONY VAIO Tap11シリーズ
 ・SONY VAIO Tap11という駄作について
 ・駄作ではなくなったSONY VAIO Tap11
 ・SONY VAIO Tap11 「Bluetooth」と「WiFi」が途切れる問題への対処
 ・SONY VAIO Tap11 アップデートプログラム EP0000323846
 ・SONY VAIO Tap11の終焉とブートキャンプ

(Last Editing Date : 2018 / 06 / 18)