SONY VAIO Tap11のその後について。
【関連記事】SONY VAIO Tap11という駄作について

前回酷評したTap11のその後

関連記事を最も適切にまとめるとすれば「キーボードの動作安定性が悪すぎて使い物にならないよ!!」の一言に尽きます。

約4ヶ月前に記事を公開しましたが、以後ライブドアブログ純正のアクセス解析によると当ブログにはTap11に関する情報を探しに来られる方が多い事がわかったので、せっかくUpdate(後述)したのに貶しっぱなしは良くないなと思ったのでその後について更新します。

今年7月からのVAIOはSONY製品では無く、VAIO㈱ではTap11を製造しておりませんので、Tap11を新規に購入される方は皆無なはずです。また、それほど人気のあった商品では無いと思うので、中古市場でもそれほど出回らないと思います。

私はメインで15型ノートを使用している為、最近はTap11をあまり使っておりません。もちろん、関連記事に記載した影響は大きく、動作安定性に関しては使用に堪えない程ですので、自然と使用頻度は減少していきました。

しかし、事態を大きく変える出来事がありました。

SONY VAIO Tap11の評価リスト(Update後)

現時点のSONY VAIO Tap11は「まぁまぁ買い」だと思います。買ってはいけないからまぁまぁ買いと評価が120°くらい変わった理由は、
2014年8月6日リリース SVT1121*「Keyboard Receiver」レジストリー変更プログラム
これを適用(リンク先は最新のアップデート EP0000605002)して以来、前回指摘した事項がある程度改善されたと感じるからです。具体的にどのくらいの改善かと言うと、

う~ん (´・ω・`)
  • 起動してPassを入力するときに、1度目は必ずエラーになる。多分キーボードの接続の問題
  • 使ってると急にキーボードが使えなくなる
  • 外付けHDD内の写真を大量に選択して他フォルダに移動すると、100%キーボードが使えなくなる
  • Bluetoothのドライバを更新するとBluetoothの機能が削除される(Tap11だけの問題ではないらしい) 
  • 他の機器は問題ないのにTap11だけWiFiが使えなくなる時がある
  • 排熱が悪いのか、高負荷時じゃなくても熱暴走に陥ることがある
  • キーボードの充電の残り具合をパッと確認できない
  • 最近のVAIO全体の問題だが、タッチパッドがどうしようもなく使いづらい
  • USBスロットの位置が本体上部にあるため、周辺機器をつなげると邪魔になる
  • 電源端子の形状の問題だと思うが、ちょっとしたことですぐ電源端子が外れる
USBスロットの配置は工夫して乗り切りましたが、残りのマイナス評価項目はもうどうしようも無いのかなと思っています。

とりあえず、キーボードの問題をある程度のレベルでクリアしてくれた事により、SONY VAIO Tap11は「まぁまぁ買い」に昇格しました。

SONYの姿勢を疑わざるをえない

特にPC事業に関しては最終的には売却したSONYですし、今後に関して多くを期待する事はありません。しかし、最低限の事はやるべきだしやらなければならないと思います。

最も問題視されるべきは、SONYはソフトウェアUpdateで対応するのが遅すぎるという点です。スマートフォンのXperiaでもZ1をAndroid4.4にするとカメラが使用不可になる不具合は有名ですが、Xperia A2でも同様の現象が確認される(カメラアプリの問題では無さそう)など目立った対応はされていないのが現状です。

今回記載した様に、私がTap11を使い始めた2013年の末から半年以上をかけ、ようやく役に立つアップデートがリリースされました。
発売当初から各所で様々な形で深刻な問題が指摘されていたにも関わらず、公式コメントを出しておらず(少なくとも私は目にしていない)ユーザーはどうする事もできませんでした。現在まで原因等々はよくわかっていませんが、結果としてソフトウェアに問題があった事は間違いありません。

ネット上における不具合発生の報告の件数を見る限り、100台テストしたら99台は問題が起こるはずのTap11が何故あの状態で発売に至ったかは、今となっては追求する先もないので闇の中です。

人の命を奪うような欠陥ではないとは言え、PCとしてはかなり致命的な欠陥を放置していたSONYの責任は重いと感じます。今後発売されるSONY製品のクオリティに疑問を持つのは当然ですし、その対応についても非常に心配なところです。