最近SONYから発売・発表された新製品の中で、2つ程気になる物がありました。

SONY BRAVIA A9Fシリーズ

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(出典 : SONY
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SONYから10月13日に発売される事が発表されたテレビ「SONY BRAVIA A9Fシリーズ」の内容を見て、A1所有者としては結構気になるポイントがありました。

フラッグシップ機のブランド化

ブランドとして大きく違うポイントは、A9FシリーズはA1シリーズの正当な後継機となりますが、新たにMASTER Seriesとして展開される点です。これは、機能的に何がどう違うという話より、購入者の所有欲を満たす良い試みだと思います。

A1を所有していると、あの独特の形状(A9Fもほぼ見た目は同じ)によって特別感を感じるので、所有欲を充分満たしてくれます。ただ、他のBRAVIAとそもそも違う立ち位置だと明確にされていると、購入者はより満足すると思います。

性能的には正常進化の範囲内

2017年6月発売のA1シリーズから約1年3ヶ月を経てリリースされたA9Fシリーズですが、全体的に見て性能では正常進化の範囲内です。A1シリーズと比較して、新しい何かが搭載されている事もありません。

次世代映像エンジン「X1 Ultimate」や「アコースティック サーフェース オーディオプラス」により当然ですが基本性能は強化されています。
特に、A1シリーズのアコースティック サーフェースは(個人的に)脆弱だと感じており、A9Fをセンタースピーカーとして設定可能な「センタースピーカーモード」は非常に魅力的です。

A1シリーズ所有者としては、Netflixアプリの起動時間が従来の1/4程度に高速化されており、「Netflix画質モード」が搭載された事で、短期的にはNetflixに最も力を入れている事がより鮮明になりました。

OSもAndroid 8.0 Oreoに対応し、電源のオン(システムの起動)にかかる時間が約1/3に高速化されるらしいので、A1で感じるモッサリ感が解消しているか注目です。
また、テレビ本体にマイクを内蔵し、今年中には「Googleアシスタント」に対応するとの事で、A1で使い勝手が悪いと感じる各種検索などが楽になるのではないかと思います。

リモコンの劇的進化

A1シリーズの不満の1つがリモコンの使いづらさです。必要なボタンが無かったり、見つけづらかったりととても中途半端なリモコンなので、追々HUISの導入が必要だと思っているくらいです。

ところが、A9Fシリーズでは、新たにGoogleアシスタントに対応するボタンや「Hulu」「U-NEXT」「AbemaTV」「YouTube 」「アプリ」ボタンが追加されました。
私が最も良いと感じるのは、「レコーダーホーム」ボタンの追加です。我が家はBDレコもSONY製品でブラビアリンクを設定しているものの、残念ながら思ったようにスムーズには動いてくれず、A1のリモコンではBDレコを操作しきれません。その点、A9FではBDレコのホーム画面でポンッと移動できるようになったので、不満はほぼ解消されると思います。

A1シリーズのアップデート

A9Fシリーズの発売リリースには、A1に関するアップデート情報も記載されていました。それによると、大きくは以下の3点のアップデートがあるようです。
  1. Google アシスタントに対応
  2. Amazon Alexaに対応
  3. Android 8.0 Oreoに対応
現在我が家ではスマートスピーカ-の動作テストを行っていますが、残念ながらA1シリーズはどちらも完全には対応していなかっただけに、このアップデートは非常に嬉しいです。

WH-1000XM3

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(出典 : engadget
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先日まで行われていたIFA 2018において、SONYはオーディオ関連で幾つかの商品を発表しました。その中で特に気になったのが、私が愛用しているMDR-1000Xの直系である「WH-1000XM3」です。

MDR-1000Xの特徴は、アクティブノイズキャンセリングやワイヤレスなどとにかく全部入りである事で、昨年リリースされたWH-1000XM2ではSONY製ヘッドホン専用アプリ「Headphones Connect」にも対応してきました。

進化したとされるノイズキャンセリング技術

MDR-1000Xを使用していて特に不満を仕様覚えた事は無いのですが、ノイズキャンセリング技術に関しては、それよりはるかに古いMDR-NC600Dと大差が無いと感じていました。

今回発表された「WH-1000XM3」には、QN1という従来よりも信号処理性能が4倍となったプロセッサが搭載されており、特に人の声の消音性能が上がっているとのことです。
また、QN1に専用のDACとアナログヘッドホンアンプを統合した事で、SN比が向上し音質も改善されているみたいです。

バッテリー周りの使い勝手の向上

MDR-1000Xの購入からまだ2年程度なので、充電が持たないなどバッテリー周りの不具合も特に感じてはいません。ただ、購入当初から充電に時間がかかり過ぎると感じており、1時間の充電で4~5時間(カタログ値約6時間)しか使えず、最大でも半日強(カタログ値22時間)しか持たないので使い勝手もあまり良くありません。

WH-1000XM3では、クイックチャージに対応した事で約10分の充電で約5時間の音楽再生が可能になり、最大では30時間程度持つらしいので、使い勝手は大きく進化したと言えるでしょう。
また、充電端子がType-Cとなっており、スマートフォンと合わせられるのはかなり大きな魅力だと思います。