息子①、5歳。いよいよスキーを本格的に習います。

それは挫折の歴史

息子①がまだ3歳だった一昨年の冬、札幌国際スキー場にて人生初のスキーを体験した息子①ですが、終始恐怖心との戦いとなりました。



その後2~3回ほどスキーに挑戦したものの、結局スキーへの挑戦は挫折する事になりました。理由としては、私自身がこれまでスキーをやったことがないので、どう恐怖心を取り除けば良いか、どうしたら滑る事ができるようになるのか、結構悩みましたが解決には至らなかった事が挙げられます。

また、昨シーズンは息子②に手がかかる事もあって、かなり手間のかかる(と私は思う)スキー練習のプライオリティは低くなり、時間だけが過ぎていく結果となりました。

いつかは再挑戦しなければならない

関連記事にも書きましたが、私が居住するエリアの小学校ではほぼ100%スキー学習を行っており、息子①が小学生になれば否が応でもスキーに触れることになります。

実際はそれで何ら問題はないのかもしれませんが、周りに聞いてみると、ほとんどの子どもは小学校入学前までにある程度できるようになるそうです。
そうなると、息子①が小学校1年生になったときの冬の体育の授業では毎回地獄を体験する事になりかねず、親としてはなんとか回避させてあげたい思いが出てきます。

そこで、息子②もある程度成長し、また息子①は5歳となり比較的様々な事をやってきているこのタイミングで、スキーへの再挑戦をすることにしました。

滝野公園のスキースクール

スキーとはまるで縁が無く、スノーボードですら20歳の頃に関西で始めた私にとって、北海道内(札幌近郊)のスキースクール事情は最も情報の無い事の一つです。
そんな中、嫁さんの友人がたまたま同じタイミングで子ども(4歳)にスキーをさせようと考えおり、我々もそれに便乗することにしました。

スキー再挑戦の場所は、国営滝野すずらん丘陵公園(以下、滝野公園)です。滝野公園のスキースクールは、12月末~3月末まで毎日開催(2020年~2021年)されており、幼稚園・保育園に通園している4歳以上のスキー初心者が参加する事ができます。

滝野公園のスキースクールは、初心者クラスと経験者クラスに分けられており、息子①の様にほとんど未経験であっても問題ありません。また、参加費が200円と極端に安価であるため、お財布にも優しいスクールです。

しかし、唯一の問題は定員(20~40名程度)が決まっており、参加できるかどうかは当日現地での抽選の結果に依存します。

いざ滝野公園へ

いよいよ再挑戦の日が到来

2021年も半月ほどが経過したとある週末の朝9時、嫁さんの友人とその子どもを連れ、我々は滝野公園にいました。
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冬の滝野公園は私も初めて訪れましたが、案内図を見ると、子どもが遊べるゲレンデは500mも先にあるようです。ただ、スキースクールの集合場所は東口休憩所スキーヤーズサロンとなっており、あと15分でわかる抽選結果を前に遊ぶも待つも微妙な時間です。

しかし、息子①たっての希望により、私が息子①をソリに乗せて子どもが遊べるゲレンデの視察に行くことになりました。起伏のある雪上では、たとえ片道500mであっても重労働ですが、抽選に当たれば昼までは休憩できるので力一杯走りました。
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ゲレンデの様子を伺い、抽選結果を見るために再び東口休憩所に戻りました。定員20名のところ希望者が35名と微妙な倍率ですが........果たして。

とても楽しい一日になりました

抽選結果を聞き、我々は黙々と子どもが遊べるゲレンデに向かいました。改めて書けば、抽選に外れました。ある程度覚悟をしていた事ですが、残念ながら今回はスキー再挑戦とはなりませんでした。

ただ、せっかく朝早く起きて割と遠い滝野公園まで来ているので、お昼頃まではしっかりと遊んで帰ります。
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ただ、我が家のソリの滑りが悪く、息子①はソリを早々に放棄しました。こんな事なら昨年幼稚園で使うために制作した米ゾリを持ってくるべきでしたが、何を言っても後の祭りです。

それでも、ソリゲレンデの横に息子①が大好きなチューブ滑りがあり、ほぼエンドレスで何度も山を登り降りする羽目になり、私の体力は昼前にしてほぼ枯渇しました。
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約2時間、目一杯遊んだ子どもたちを疲れ果てた大人達が引き連れ、びっくりドンキーで昼飯を食べ、最後は嫁さんの友人宅で雪遊びをして解散しました。
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滝野公園スキースクールリベンジ

残念ながら抽選に外れた数日後、再び嫁さんの友達とその子どもと共に、嫁さんと子ども達は滝野公園に立ちました。なお、今回は倍率が低くなるであろう平日に行ったため、私は不在です。
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平日の午前の部であるため、狙い通り倍率が低く抽選に通ったようです。嫁さんからは、すぐに「抽選当たったよ!!」とメールが来ましたが、添付されていた写真を見ると息子①は若干の不安を感じているように見えました。
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今年は意図的に息子①のスキー用品を全く用意していないので、スキーとスキーブーツをレンタル(2,000円くらいらしい)し、いざスキーに再挑戦です。
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スクールは、実働約1時間半だったそうです。ブーツの履き方、スキー板の装着方法からやったため、実際に滑るというステップはかなり少なかったようですが、私はこういう基本的なところから教えることができないので、とても良かったと思います。
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そうは言っても、息子①にとってはあまり楽しい時間では無かったようです。まぁ、何事も基本的な事の習得はあまり面白くは無いのですが、なんせ私は全く見ていないのでなんとも言いようがありません。

そんな中、息子②は嫁さんと共に少しだけ雪遊びが出来たようです。ただ、息子②は雪遊び自体が嫌いなわけでは無さそうですが、好きというわけでも無く、ソリに乗るのが嫌いという致命的なポイントがあるので、あまりやる事が無かったようです。
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息子①のスクールが終わり、滝野公園でランチ。嫁さん曰く思ったよりちゃんとしていて美味しかったそうで、息子①は大人用のカツカレーをほぼ完食したようです。最近、息子①がほぼほぼ大人と同じくらい食べるようになり、外食にかかる金額がかなり高くなってきました。
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ランチを食べた後は、スクールに参加した嫁さんの友達の子どもと息子①で少しだけ雪遊びができたようです。また、帰り際にはレ・ディ・ローマ・プラスにてジェラートも食べてきたようで、話を聞くとそこが息子①にとってはハイライトでした。
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滝野公園のスキースクールの結果などを踏まえて

スキーに再挑戦できた息子①ですが、本人的には今後も継続的にスキースクールに参加する意思はあるようです。楽しいかどうかに関わらず、小学生になったら必要なスキルだと理解しているため、本人としてもそれまでにはある程度滑れるようになりたいと感じているようです。

ただ、冬休み期間中であれば今回の様に平日のスクールに参加できますが、すでに冬休みが終わり3学期に突入している息子①は、基本的には週末しかスキーに挑戦する事ができません。

そして、週末に参加した場合には初回のように抽選に外れる事態が容易に想像でき、わざわざ遠い滝野公園に行って何もしないで帰るリスクを考えると、やはり予約型のスクールの方が我が家にとっては都合が良さそうです。

よって、我が家では滝野公園でのスキースクールへの参加は今回限りとし、別のスクールに参加することにしました。それについては、次回の記事で書こうかと思います。