息子①、スキーへの再挑戦第二弾です。

ONZEのスキースクール

日本に戻って(=北海道に戻って)以降、スノークルーズONZEが私のスノーボードのホームコースとなりました。高速を利用すれば札幌市中心部から30分程度で行くことができ、何よりシーズン中は大体23時までオープンしている事から、独身時代は会社終わりによく滑りに行っていました。

前回、息子①が滝野公園のスキースクールに行った事を書きましたが、やはり予約制では無く当日の抽選結果によって参加可否が決まる方式は我が家に合わないため、新たに5歳が参加できるスキースクールを探していたところ、ONZEのゆきッズを見つけました。

灯台下暗し。ホームコースのスキースクール

元々ONZEでスキースクールが開催されている事は知っていましたが、いつも夜に行っていたためか、大人向けのスクール以外見たことはありませんでした。
ところが、さすがSAJ(全日本スキー連盟)公認のスクールだけあって、調べてみると大人から子どもまで様々なコースが用意されていました。

その中でも、子ども向けの初心者コースであるゆきッズは息子①に丁度良いと思われ、息子①と相談した結果、今シーズンはこのレッスンを中心に受けてみようという事になりました。

滝野公園の参加費200円とは異なり、1時間半のレッスンで4,000円と高額です。ただ、予約さえ取れれば必ず受講でき、かつ簡単なレベルから徐々に移行しているスタイルで、ポジティブな印象が残るプログラムとの事なので価値はあるかなと思います。
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なお、レッスン代金4,000円に加え、スキー及びスキーブーツのレンタルに2,000円(ゆきッズ参加者価格)かかるため、1回あたり6,000円かかります。
また、午前・午後と週日参加した場合には、7,500円+2,000円となりますが、まだスキーに慣れていない5歳という事を考えると午前か午後のどちらかのみ参加が現実的だと思います。

開催日程など詳細は、毎年変更となると思われるのでホームページをご確認ください。

いざ、オーンズへ!!

かなり良さそうな、ゆきッズ

滝野公園のスキースクールに関しては、私が直接見ていたわけではなく、あくまで息子①からの情報しかありません。しかし、結論から書くと、今回ゆきッズに参加した息子①から「絶対にまた参加したい」という言葉がありました。

それにしても、私はONZEを勝手にホームコースと思っているだけに、ココに来るとスノーボードをしたくて仕方ありませんが、スキースクールの内容をしっかりと把握したいのでグッと堪えます。
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手続きを済ませ、いざゆきッズへ

ゆきッズ午前の部の開始時間は、午前10時半です。電話予約をした際に、諸手続きの関係上10時までには来てくださいと言われていたので、10時少し前に受付に出向きました。
スキーとスキーブーツは受付とは別の場所でレンタルしますが、あまり忙しくない時間だからかとてもスムーズに息子①に合うモノを出してくれました。

実は滝野公園のスキースクールの3日後に参加したため、息子①も気合充分で挑みます。と言うのも、やはり苦手意識が邪魔をするのか、スキーが中々上達していかない現状に燃えており、オーンズに来る道中には「今回は絶対に滑れるようになる」と意気込んでいるからです。
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時間となり集合場所に行くと、息子①と体格が似たりよったりな子ばかりだったので、大体みんな6歳くらいでしょうか。息子①ともう1人を除いた全員が自前のスキーとスキーブーツを持っていたので、とても驚きましたが、仮に小学校1年生が多いと考えると当たり前ですね。
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思ったより進んだ事をやっている印象

ゆきッズは、子どもだけでの参加です。しかし、親はゆきッズのエリアのすぐ近くで見ている事ができるので、私自身も今後息子①に教えるために真剣に内容を把握したいと思います。

まずは準備体操とスキーの向きという基本を教えていますが、数日前に滝野公園で同じような事をやっているであろう息子①は、比較的スムーズに付いていけるようです。
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割と早い段階で実際に滑るというステップに行きますが、ある程度できる子は上の方から、息子①を含め本当の初心者は下の方の段から滑るようです。

見ていて気づいたのは、滑るのが上手になるのが目的ではなく、まずは止まれるようになることが大切だということ。私はスキーが出来ないので感覚がわかりませんが、スケートのハの字ブレーキと同じだとすれば、体重移動がスムーズにできなければ中々難しそうです。
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約1時間程度ずっと滑っては登っていると、吸収が早い子どもたちはどんどんと上達していきます。息子①も完全に止まれるまではいきませんが、なんとなく体重移動のコツを覚えつつあるようです。

そのため、全ての子どもが上の段に移動して、長い距離を滑る練習へと移行しました。見ていると自分でも教えられそうですが、中々ここまで根気よく丁寧に教えるのは難しいので、やはりスクールに任せるべきだなと改めて感じました。
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その頃、息子②は雪遊びに一生懸命。キッズスペースが使えないご時世なので、やることと言えば雪遊びしかないのですが、結構楽しそうに過ごしていました。

ちなみに、ONZEのセンターハウスには授乳スペースが無く、授乳をするのであれば車まで戻る必要があります。しかし、週末の午前10時前になるとかなり奥側の駐車場に停めることになるので、授乳のために行き来するのは結構面倒な距離となります。
乳幼児を連れてスキーないしスノーボードに来る人がほとんどいないため、対応する施設が無いのは当然と言えば当然ですが、我が家の様に上の子のスクールに下の子を連れて行くパターンもありますし、できれば授乳室が欲しいところです。
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最終的に、息子①は残念ながらブレーキを完全にモノにする事はできませんでしたが、今シーズンと来シーズンで何度かゆきッズに参加すればある程度は滑れるようになりそうな感触を得ることができました。

何よりどちらかというとスキーに苦手意識を持っている息子①から「スキー楽しかった」「また来たい」というポジティブな言葉が聞けたのは、本当に驚きでした。
6,000円/回(用品レンタル込)は決して安くはなく、むしろ家計には大打撃と言える金額ですが、スキーを練習できるのも実質1月から3月頭くらいなので、行ける時はなるべく参加させてあげたいなと思います。