難関だと思われたトイレトレーニング(トイトレ)をほぼ終えました。
そもそもトイレトレーニングは、何歳から開始するといった年齢による判断というよりは、その子の身体的・精神的発育の到達度によって判断するものだそうです。
インターネットなどで調べる限り、幾つかの判断基準はメジャーなものとして一般化されているようですが、我が家では3つのトイレトレーニングを本格的に開始する判断基準を導入しました。
言葉で理解をさせるのは非常に困難であるので、トイレで排泄する事への理解を促すための絵本やYouTubeなども利用しましたが、一番効果的だったのは私や嫁がトイレで排泄している姿を見せる事でした。
排泄物に関しての教育をしつつ、実際に行動で見せる事で「こういうものだ」と納得させる事ができればあとは実際にそれをどう行動に結びつけるかです。
あとは小便の間隔が2時間以上空くことですが、嫁がほぼ毎日気にして見てくれ、3~4月頃(2歳7ヶ月前後)にある程度クリアできた事を確認しました。
私と嫁で決めたのは、トイレで排泄ができた時には思いっきり褒める事です。2歳後半の息子にとって親から褒められる事は最上の喜びであるので、トイレで排泄をすると良いことが起こるという刷り込みをしようと考えたためです。
実際期待通りの効果があり、褒められると少しずつですが自分から進んでトイレに行くようになりましたが、トイレという空間が怖いのかトイレに入ることすら嫌がる事もあるなど一進一退の状況が続いていました。
おそらく、息子もそう感じているのではないかと推測し、とりあえず自宅トイレを息子に装飾させて楽しい空間だと認識させる工夫を取り入れました。
加えて、そうこうしている内にこどもちゃれんじの5月号か6月号くらいにオムツはずれ応援プログラムの付録が付いてきたので、それらもトイレに設置・貼り付けを行いました。
結果、効果は目に見える形ですぐに現れ、息子は自宅トイレに関しては全く怖そうにしなくなりました。トイレトレーニングの最初の段階は、基本的に自宅でのみ行うのでこの時点では満点な成果と言えるでしょう。
この目的を達成する為、これまでの数ヶ月間幾つかのステップを踏みながらトイレトレーニングを行ってきました。
先程も書いたように家ではトイレに入る事自体を怖がっていたのでそこまでのレベルに到達していなかったのですが、幼稚園でできるのであればと次の日から夜寝る以外の時間は原則的にパンツを履かせる事としました。
ただ、パンツにして数日経った時に一度家で漏らした際、嫁がつい怒ってしまったので、以降1~2週間はパンツでは漏らせないとプレッシャーを感じた息子はオムツしか履かない時期もありました。
それでも「漏らしても仕方ないから怒らないし、パンツの方が速く走れる」と根気よく説得してからは、再び嫌がらずパンツを履くようになりました。
これまでパンツを履いている昼間の間、幼稚園と家で合わせて5回程漏らしましたが、絶対に怒らない様に気をつけつつトイレトレーニングを進めました。
パンツにした事で脱ぎ履きが相当楽になったようで、最終目標のうち「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄(小便)を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」の2項目をクリアする期待以上の成果も得る事ができました。
ちなみに、息子は子ども用便座の使用を極端に嫌う反面、大人用便座では踏ん張りが効かないので排便時は息子の自己申告によりオムツに履き替えるようにしていました。
これも一般的に使われる手法ですが、6月に入る頃からはトイレで排泄できるごとにシールを貼る台紙を導入しました。当初はちゃれんじの付録シール台紙を使い、トイレで小便ができた時に都度シールを貼ったおかげで、自宅での排尿に関してはものの1週間程度でトイレでする習慣が身につきました。
6月中頃を過ぎると私の実家や商業施設のトイレでも排尿ができるようになり、徐々に外出先でも安心してパンツで過ごせるようになりましたが、排便に関してはこの時点でも息子の自己申告によりオムツに履き替えていました。
とは言え、たくさん褒めてたくさんシールを貼り続けた結果、最終目標のうち「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」の3項目をクリアする事ができたと言って良いでしょう。
そのシール台紙は息子の要望を最大限聞き入れ、息子がこれならトイレで排便頑張れるというので私の手書きによるフェラーリF1とする事に落ち着きました。また、このシール台紙をクリアするとトミカをご褒美として貰える権利を与えました。
すると人参をぶら下げられた馬の如く、日を追うごとに自分で「うんち出る」と言って嫁を呼び、トイレで排便する事ができるようになり、3週間ほどで17個のシールをすべて貯め習慣化する事ができました。
現在ではそれを確固たるものにすべく、2枚目の手書きシール台紙が活躍しています。2枚目も息子の要望を最大限聞き入れた、AMG GTRを頑張って書きました。
あとは、自分自身で排泄できるようにしなければなりませんが、3歳手前の子どもが洋式トイレに自力で上れるわけは無いので、子ども用トイレ踏み台を購入し設置しました。
これにより、自力で便座の蓋を開閉し、踏み台に立って排尿をし、大人用便座に座っても踏ん張りが効くので排便が楽になり、水を流すこともできるようになりました。
踏み台設置から数日ですべての動作を会得した息子は、いつの間にか「トイレ言ってくるわ~」とだけ言い残し、「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」という目標を全て達成する事ができました。
トイレトレーニングが進む中で、当初はギリギリにトイレに駆け込んでギリギリ間に合わなかった事もありますが、今では「おしっこでる」「うんちでる」と自己申告してから10分程度は我慢できるようになりました。
ただ、息子は昼間の排泄をどの場所にいても全てトイレ(または屋外で立ちション)でできるという自信から、オムツではなくパンツを履いて寝てしまうようになりました。
私も嫁もマズイとは思いつつ、今寝るときだけオムツを履かせることによって、昼間もまたオムツを履くと言い出す可能性を捨てきれず、毎日の「おねしょ」攻撃に耐え忍んでいます。
しかし、昼間のトイレトレーニングと「おねしょ」は全く別次元の問題です。そもそも膀胱が充分に大きくなり、抗利尿ホルモンが十分に分泌される年齢になるまでは「おねしょ」の危険性があります。
大体、ようやく起きている間の排泄をコントロールできた3歳手前の子どもが、すぐに就寝時の排泄をコントロールできるわけがありません。
ですから、「おねしょ」をしてもイライラする事はありませんし、本当ならトレパンくらいは履かせたいですが、ベッドを1つ駄目にする覚悟で防水シーツのみで寒くなるまではこのままやってみようかなと思っています。
トイレトレーニングの準備
トイレトレーニングは遅かれ早かれ避けては通れないイベントですが、私も嫁もトイトレを早期に完了させる気はあまり無く、4月に幼稚園に入会した際には幼稚園側からゆっくり進めていきましょうという話があったので、かなりノンビリ構えていました。そもそもトイレトレーニングは、何歳から開始するといった年齢による判断というよりは、その子の身体的・精神的発育の到達度によって判断するものだそうです。
インターネットなどで調べる限り、幾つかの判断基準はメジャーなものとして一般化されているようですが、我が家では3つのトイレトレーニングを本格的に開始する判断基準を導入しました。
- トイレで排泄する必要性を理解する
- 小便の間隔が2時間以上の場合が多い
- 大人用便座に座っても便器の中に落ちない
トイレで排泄する意味
トイレで排泄する意味は、社会的側面や文化的側面といった到底2歳児では理解ができないところにあります。生まれてからずっとオムツをしている子どもに対し、急にトイレで排泄させる事をそのような側面から理解させるのは不可能でしょう。言葉で理解をさせるのは非常に困難であるので、トイレで排泄する事への理解を促すための絵本やYouTubeなども利用しましたが、一番効果的だったのは私や嫁がトイレで排泄している姿を見せる事でした。
排泄物に関しての教育をしつつ、実際に行動で見せる事で「こういうものだ」と納得させる事ができればあとは実際にそれをどう行動に結びつけるかです。
身体的な発育の確認
2歳半の時点で大人用便座に座らせてもなんとか落ちずにいられたので、身体の大きさという点ではほぼ問題ないでしょう。実際は、子ども用便座の使用や身体を支えてあげる必要はありますが、排泄はスピード勝負になる可能性が大きいので大人用便座が使える事も大切だと思います。あとは小便の間隔が2時間以上空くことですが、嫁がほぼ毎日気にして見てくれ、3~4月頃(2歳7ヶ月前後)にある程度クリアできた事を確認しました。
トイレトレーニングをゆるく開始
トイトレを開始する為の条件が整ったので、少しずつトイレでの排泄にチャレンジし始めました。元々息子は私や嫁の真似をする事が大好きなので、少なからずトイレで排泄をしたいという意志・欲求はあるようです。私と嫁で決めたのは、トイレで排泄ができた時には思いっきり褒める事です。2歳後半の息子にとって親から褒められる事は最上の喜びであるので、トイレで排泄をすると良いことが起こるという刷り込みをしようと考えたためです。
実際期待通りの効果があり、褒められると少しずつですが自分から進んでトイレに行くようになりましたが、トイレという空間が怖いのかトイレに入ることすら嫌がる事もあるなど一進一退の状況が続いていました。
まずトイレは怖くないと思わせる事が必要
そう言えば、私自身が幼稚園に行っている時の数少ない記憶の中に、幼稚園のトイレが強烈に怖いという印象が残っています。なぜそう思ったか考えてみると、トイレはどこに行ってもファンが回る音くらいしかしない殺風景な空間です。おそらく、息子もそう感じているのではないかと推測し、とりあえず自宅トイレを息子に装飾させて楽しい空間だと認識させる工夫を取り入れました。
加えて、そうこうしている内にこどもちゃれんじの5月号か6月号くらいにオムツはずれ応援プログラムの付録が付いてきたので、それらもトイレに設置・貼り付けを行いました。
結果、効果は目に見える形ですぐに現れ、息子は自宅トイレに関しては全く怖そうにしなくなりました。トイレトレーニングの最初の段階は、基本的に自宅でのみ行うのでこの時点では満点な成果と言えるでしょう。
いよいよトイトレ本格始動です。
▼
目標はすべて自力でできる事
トイレトレーニングを実行するに当たり、目標を「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」と設定しました。この目的を達成する為、これまでの数ヶ月間幾つかのステップを踏みながらトイレトレーニングを行ってきました。
① オムツを潔く止め、パンツを履かせる
これを実行できたのは幼稚園の先生のアドバイスが一番大きなポイントでした。息子は幼稚園に入会してすぐの段階で自らトイレに行きたい事を先生に教えてトイレで排泄ができたらしく、入会から1ヶ月もしないところで幼稚園からパンツでの登園を推奨されました。先程も書いたように家ではトイレに入る事自体を怖がっていたのでそこまでのレベルに到達していなかったのですが、幼稚園でできるのであればと次の日から夜寝る以外の時間は原則的にパンツを履かせる事としました。
ただ、パンツにして数日経った時に一度家で漏らした際、嫁がつい怒ってしまったので、以降1~2週間はパンツでは漏らせないとプレッシャーを感じた息子はオムツしか履かない時期もありました。
それでも「漏らしても仕方ないから怒らないし、パンツの方が速く走れる」と根気よく説得してからは、再び嫌がらずパンツを履くようになりました。
これまでパンツを履いている昼間の間、幼稚園と家で合わせて5回程漏らしましたが、絶対に怒らない様に気をつけつつトイレトレーニングを進めました。
パンツにした事で脱ぎ履きが相当楽になったようで、最終目標のうち「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄(小便)を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」の2項目をクリアする期待以上の成果も得る事ができました。
ちなみに、息子は子ども用便座の使用を極端に嫌う反面、大人用便座では踏ん張りが効かないので排便時は息子の自己申告によりオムツに履き替えるようにしていました。
②-1 トイレで排泄する事を習慣化させる
本来であれば、生活リズムの中で1日に数回タイミングを決めてトイレに行くことから始めるそうですが、すでに幼稚園や習い事に行っており終日家にいる事がほぼ無い息子に対しては、違う形でトイレで排泄する事を習慣化させる必要がありました。これも一般的に使われる手法ですが、6月に入る頃からはトイレで排泄できるごとにシールを貼る台紙を導入しました。当初はちゃれんじの付録シール台紙を使い、トイレで小便ができた時に都度シールを貼ったおかげで、自宅での排尿に関してはものの1週間程度でトイレでする習慣が身につきました。
6月中頃を過ぎると私の実家や商業施設のトイレでも排尿ができるようになり、徐々に外出先でも安心してパンツで過ごせるようになりましたが、排便に関してはこの時点でも息子の自己申告によりオムツに履き替えていました。
とは言え、たくさん褒めてたくさんシールを貼り続けた結果、最終目標のうち「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」の3項目をクリアする事ができたと言って良いでしょう。
②-2 トイレでの排便に挑戦
トイレでの排尿を驚くほどのスピードで習慣化できた息子ですが、排便は数回に1回なんとかトイレでできる状態が続いていました。そこで6月後半からはトイレで排便をさせる事にフォ-カスし、シール台紙を排便専用のものにしました。そのシール台紙は息子の要望を最大限聞き入れ、息子がこれならトイレで排便頑張れるというので私の手書きによるフェラーリF1とする事に落ち着きました。また、このシール台紙をクリアするとトミカをご褒美として貰える権利を与えました。
すると人参をぶら下げられた馬の如く、日を追うごとに自分で「うんち出る」と言って嫁を呼び、トイレで排便する事ができるようになり、3週間ほどで17個のシールをすべて貯め習慣化する事ができました。
現在ではそれを確固たるものにすべく、2枚目の手書きシール台紙が活躍しています。2枚目も息子の要望を最大限聞き入れた、AMG GTRを頑張って書きました。
③ 踏み台の導入でトイトレが一気に加速
7月も中頃になると、昼間の排泄に関しては完全にトイレで行うことができるようになりました。この時点で3歳前のトイレトレーニングはほぼ成功したと言えるでしょう。あとは、自分自身で排泄できるようにしなければなりませんが、3歳手前の子どもが洋式トイレに自力で上れるわけは無いので、子ども用トイレ踏み台を購入し設置しました。
これにより、自力で便座の蓋を開閉し、踏み台に立って排尿をし、大人用便座に座っても踏ん張りが効くので排便が楽になり、水を流すこともできるようになりました。
踏み台設置から数日ですべての動作を会得した息子は、いつの間にか「トイレ言ってくるわ~」とだけ言い残し、「トイレに自分で行き、服を自分で脱ぎ、自分で排泄を行い、自分で水に流し、自分で服を着る」という目標を全て達成する事ができました。
あとは「おねしょ」のみ
実質的に5月から開始したトイレトレーニングですが、7月の最後には当初目標を全てクリアしました。約3ヶ月間でトイレトレーニングを終えられたのは、ひとえに息子の頑張りによるものです。トイレトレーニングが進む中で、当初はギリギリにトイレに駆け込んでギリギリ間に合わなかった事もありますが、今では「おしっこでる」「うんちでる」と自己申告してから10分程度は我慢できるようになりました。
ただ、息子は昼間の排泄をどの場所にいても全てトイレ(または屋外で立ちション)でできるという自信から、オムツではなくパンツを履いて寝てしまうようになりました。
私も嫁もマズイとは思いつつ、今寝るときだけオムツを履かせることによって、昼間もまたオムツを履くと言い出す可能性を捨てきれず、毎日の「おねしょ」攻撃に耐え忍んでいます。
しかし、昼間のトイレトレーニングと「おねしょ」は全く別次元の問題です。そもそも膀胱が充分に大きくなり、抗利尿ホルモンが十分に分泌される年齢になるまでは「おねしょ」の危険性があります。
大体、ようやく起きている間の排泄をコントロールできた3歳手前の子どもが、すぐに就寝時の排泄をコントロールできるわけがありません。
ですから、「おねしょ」をしてもイライラする事はありませんし、本当ならトレパンくらいは履かせたいですが、ベッドを1つ駄目にする覚悟で防水シーツのみで寒くなるまではこのままやってみようかなと思っています。