コロナ禍ではあるものの、生活発表会が開催されました。

コロナ禍に対応した形での生活発表会

2020年は、何をするにも新型コロナウイルス感染症への対応が鍵でした。息子①が通う幼稚園も同様で、春先~夏までは各種イベントが中止される事も多かったのですが、夏以降のイベントは幼稚園が様々な対策を考えた上で実行してくれたものも多くなりました。

出し物や観覧人間の制限があった

息子①が通う幼稚園の生活発表会は、例年年少・年中・年長が別日に開催されます。また、場所は教育文化会館を使用するため、比較的密になりづらい環境でした。

コロナ禍である今年は、年少・年中については観覧が各家庭から1名のみに限定、最終学年の年長については各クラスを別々に開催することで各家庭から2名の観覧が可能となりました。
会場や準備にかかる費用がいつも以上になった事は容易に想像できますが、そこまでして生活発表会という場を維持してくれた幼稚園には本当に感謝しかありません。
ちなみに、我が家は嫁さんが観覧に行くことになりました。息子①はどうしても私に来てほしいと言っていましたが、嫁さんが絶対に譲りたくないと言うので仕方ありません。

出し物は、毎年歌・楽器・劇・フィナーレの4つで構成されていますが、今年は唾の飛散防止のため歌が無くなりました。なお、歌については、これまで園児達が一生懸命練習していたこともあり、後日動画を撮影して公開するとの事です。
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今年の生活発表会の内容

基本的には、年少児の時とあまり変わりません。上記の様に歌は無くなりましたが、相変わらず大規模なイベントです。



相変わらず息子①は他の子のパートも全て暗記しており、生活発表会の随分前から家で1人で全部やっていたので事前に全容を把握する事ができていましたが、今年の生活発表会は、昨年からまた1つステップアップしているようです。

今年最も期待しているのが、息子①が鍵盤ハーモニカを担当する楽器演奏です。昨年の大太鼓に続いて今年も難易度の高い楽器を担当させてもらったのですが、息子①を含め選ばれたのは全員ピアノ教室に行っている子だそうで、ヤマハに行かせている効果が早くも出てくれました。

また、年中児の劇は「リズム劇」と言ってセリフが無いもので、年少児の頃よりだいぶ難しいそうです。息子①の話を聞いている限り結構ギリギリまで全員が上手くいった練習は無かったようですが、きっと本番は大丈夫でしょう。

開幕(私は見ていない)

1. 楽器演奏

今年は児童全員(各学年)による合唱が無くなったため、早速クラス単位の発表となりました。昨年の流れと同様に、1クラス目の楽器▶2クラス目の楽器▶3クラス目の楽器の後、1クラス目の劇・フィナーレ▶2クラス目の劇・フィナーレ▶3クラス目の劇・フィナーレとなります。
今年は息子①は1クラス目に在籍しているため、写真撮影並びにビデオ撮影を任されている嫁さんはかなり大変だったようです。

さて、いよいよ楽器演奏から開幕です。先程も書きましたが、昨年大太鼓を任された息子①は、今年は鍵盤ハーモニカを任されました。曲はYOUNG MAN(YMCA)で、我々親世代にとっても古い曲です。
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実は、3人の鍵盤ハーモニカ隊は、唾の飛散が懸念される楽器のため、このコロナ禍の中で練習をかなり制限されていました。具体的には、本番直前まで実際に鍵盤ハーモニカを鳴らす事ができなかったそうですが、家のキーボードなどを使用して毎日練習をしていた事もあって、本人曰く完璧に出来たそうです。
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2. 劇・フィナーレ

楽器演奏の後は、劇とフィナーレです。楽器演奏の後に着替えとメイクをしますが、息子①から聞いてところによると、今年も裏方の先生方は本当に大変だったようです。
また、例年親御さんが衣装作成に協力してくれるのですが、今年も素晴らしい衣装を作成してくれ、本当に感謝です。

さて、年中児の劇は、いわゆるリズム劇となります。自分で言うセリフが無いので一見簡単そうに見えますが、出番によってはキッカケが掴みづらい事もあるので、難易度は少し高くなっているように思います。

息子①のクラスは、小人の靴屋さん。定番中の定番と言えますが、本番直前まで多少の変更があったようで、息子①は家でもかなり練習していました。
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劇が終わると、そのままフィナーレ(各クラス単位)です。劇に引き続いて、普段から中の良い女の子とペアになって踊りますが、これは先生の采配だそうで、2人共やりやすかったのでは無いでしょうか。
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フィナーレは、天月という歌手が歌う「月曜日の憂鬱」という曲に合わせての踊りです。我が家では毎日この曲がAmazon Musicから再生され、私も歌詞をほとんど覚えるくらい聞き込みました。まぁ、それだけ息子①が毎日練習した証です。
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最後の集合写真の時の息子①はやりきった表情をしており、夜に話を聞いたときもすごく頑張ったので疲れたと言っていたので、良い生活発表会になったと思います。

みんなよく頑張りました

生活発表会終了後に、中の良いお友達と一緒に写真を撮ってきたそうですが、嫁さん曰くみんなとても良い顔をしていたと言っていました。
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コロナ禍の中、幼稚園としては結構なリスクがあったと思いますが、多少の制約で生活発表会を開催してくれたことは本当にありがたい事でした。

年度の総決算的なイベントである生活発表会は、準備期間が長いだけに園児達にとってもやりがいや達成感が強いものだと思います。特に、息子①の通う幼稚園はそういうものに悦びを感じる子どもたちが多いように思うので、みんな楽しめたのでは無いでしょうか。

息子①の一番の友だちであるS君も、充実していたようでした。
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