息子①の親友が泊まりに来てくれました。

機会を作るのが親の役目

息子①が誕生して以降、私は子どもにあらゆる機会を作ってあげるのが親の役目だと考えています。それは遊びに関しても同様で、特に友達と遊ぶ機会というのはある程度の年齢までは親の責任であると思います。

これは私自身の体験に基づく考え方で、私が幼稚園の所は近場に同じ幼稚園の子がいなかった事や親が忙しく祖父・祖母と過ごす時間が多かった事などにより、小学校に上がるまで友達と遊ぶ機会はほとんど無く、記憶だけではなく写真すら残っていません。

まぁ、自らが子どもを持つまではそれほど気にしてはいませんでしたが、周囲より幼少期の楽しい記憶が少ない私にとって、1つ大きな違いを生み出すポイントなのかなと思うようになりました。

かなり前から計画していたお泊り会

今回、息子①が幼稚園で最も仲良いお友達S君が泊まりに来てくれました。この企画はかなり以前から親同士で話し合ってタイミングを図ってきたもので、いよいよ実現させる運びとなりました。

実現に至った背景には、5歳という年齢にあります。5歳後半に差し掛かっている息子①とS君は、すでにある程度のことは1人で行える上に社会性も備えているため、双方の親にとって「子どもが迷惑をかけないだろうか?」「どこまで怒ったりして良いものか?」などといった心配を過度にする必要がありません。

加えて、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、今年に入ってすでに2度S君一家とのキャンプが流れており、今後もどうなるか中々見通せない状況下であるため、思い出を作っておくのに今が最適なタイミングだろうと考えました。

お泊りの日当日を迎えました

朝からテンションが高かった子ども達

お泊り会当日はまず大型商業施設でポケモンメザスタで遊び、その後S君一家が我が家に来て夕方まで遊びました。
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S君一家は、息子①と友達のS君、息子②とS君の弟R君が共に同学年という構成で、親同士の年も割と近い事から以前から本当に親しくさせてもらっています。

息子①とS君は幼稚園に履いていく靴下を毎日合わせるほどの仲良しぶりで、よく喧嘩もしているようですが、よほど馬が合うのか仲が悪くなったことはありません。
息子②とR君もそんな兄たちに引っ張られるように、最近ではかなり距離感が縮まってきました。息子②は誕生日がやや早いR君にやられる場面ばかりですが、すでに名前と顔もきちんと認識しており、R君と遊ぶのをいつも楽しみにしています。

故に子ども達は今回のお泊り会を本当に楽しみにしており、当日の朝はいつもより早く起きて、親たちがびっくりするくらいテキパキとお出かけの準備をしてくれました。

いよいよお泊り会へ突入

夕方にS君のパパ・ママとR君が帰宅すると、いよいよお泊り会本番です。我が家としても子どもだけを受け入れるのは初めての経験ですが、事前に想定していたように5歳児が1人増えたところでかかる手間はほとんど変わりません。
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夕飯をしっかり食べた後は、私を含めた男だけのお風呂タイムです。私も小学生の頃にお友達の家にお泊りに行った記憶があるのですが、なぜかお風呂で遊んだ記憶は割と鮮明に残っていたため、かなり張り切って色々と楽しい遊びをして騒ぎ倒しました。
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お風呂の後も結構遊び、我が家恒例の19時台の軽いおやつタイムの後は歯磨きタイム。お泊り会といっても生活リズムを崩すことは避けたいので、いつも通りのスケジュール感で進行することを心かげました。まぁ、5歳児達にナメられたら終わりなので、パパの威厳を保つべく遊びたい子ども達にちょっと厳しく言って聞かせます。
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歯磨きタイムが終わり、20時半には布団に入った子ども達。今回は息子①とS君の2人で和室に寝てもらいますが、息子①にとって我々が家にいるのに離れて寝るのは初めての経験となります。

案の定2人きりになって楽しい反面、ちょっと怖くなったりもして時折ベッドルームに来たりもしましたが、ポケモン達に囲まれながら22時頃には自然と眠くなって寝たようです。

ちなみに我が家は一組だけお客さん用布団があるのですが、それよりもキャンプ用のインフレーターマットの方が敷布団には適しているようでした。これを機に掛け布団だけは予備で一組持つにしろ、敷布団は廃棄しようかなと思います。
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翌朝、早朝6時頃から和室でガタガタと音がしていたので2人で遊んでいたようです。7時半頃に息子②と共に我々もリビングの方に向かい、ポケモンの家あつまる?を見ながら朝食です。
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朝食を食べて着替えた後は、彼らが最も楽しみにしていて昨日から続く私とのバトルタイム。段々と力強くなる5歳児、しかも120cmを超えるこの年齢にしては比較的大きな2人を相手にするのは、最早おじさんと呼ばれるにふさわしい年齢の私にとっては厳しい戦いです。

それでもまだまだ負けるわけにはいかない私は頑張り続け、汗だくになりつつ勝利。バトルタイムの後は、日課であるお勉強の時間です。それぞれ進捗は異なりますが、こうやって日々お勉強する時間を確保するのは小学生になるために大切だと思います。
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その後再びバトルタイムとなり、疲れ果てた私は休戦を宣言します。火照った体を冷やすためにアイスを食べ、またしばらくは色々と遊んで、最後は公園でS君をS君ママに引き渡してお泊り会が終了しました。
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息子①も息子②も本当に楽しそうなお泊り会でしたが、S君も早々に「また行きたい」と言っていたそうで、お泊り会をやって良かったなと思います。

まだまだ安心できないコロナ禍において、現在は緊急事態宣言からまん延防止となりましたが、相変わらずキャンプはできそうもないので、また近いうちにお泊り会を開催したいと考えています。