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息子が誕生して以降の時の流れは異常に早く、特にこの1年は知らぬ間に季節が変わっているという状態でしたが、そんな中息子はめでたく2歳になりました。

息子は自分で出来る事も増え、箸を使うなど日常的な動作も割と出来るようになりました。
精神面でも自分の意思をしっかりと持ち、良し悪しの判断も徐々にですが理解できるようになっていると感じます。ただ、世間一般的にもイヤイヤ期と呼ばれる期間ですから、自分の思い通りにならないと不満を爆発させる時があります。

息子の現状

  • 2歳0ヶ月
  • 身長:91~92cm程度(正確には不明)
  • 体重:13.0kg程度
  • 靴のサイズ:15.0cm
暖かくなって以降外遊び頻度が多くなっていることもあると思いますが、外で様々な体験をする事が好きなようです。特に水遊び、砂場遊びなどはお気に入りとなっています。

草木・石・水・虫など自然に対しての好奇心が強く、少し前まではビビって見ているだけでしたが、最近では自分で触って何かを確認しているようです。

手先は想像していたよりも器用で、プラレールのレールを組んだり、箸でご飯を食べたり、電池を交換できたりといろいろな事ができます。
もう少しするとドライバーでネジを脱着できそうなので、色々と分解されないように少し気をつけなければなりません。

体の成長ペースは徐々に鈍化

1年で身長は約10cm、体重は約2~3kg、靴のサイズが2.5cm程大きくなりました。周囲の子と比較すると息子の体の大きさは2歳台中盤くらいとやや大きいサイズのまま推移していると感じます。

1歳2ヶ月頃に完全自力歩行が可能となり、屋内・屋外問わず疲れるまで自力歩行をするようになりました。足腰が丈夫になるようにハイハイの時期が長いと良いなと思ってましたが、しっかり歩くようになるまで時間はかかりませんでした。
1歳後半は、赤ちゃんから子どもに変化した時期という印象です。顔の作りや全体的な見た目、抱っこした時のしっかり感(体の作り)などは、1歳台でここまで子どもっぽくなるのかと驚いたほどです。また、歩く速度は速くなり、コケる事もなく走り回っています。

それでも、1歳も後半になってくると体の成長ペースは落ち着き、徐々に内面の成長への移っていった印象が強く残っています。
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※写真撮影時は1歳8ヶ月

息子の身長が伸びた事を、一番喜んだのは嫁さんかもしれません。服のサイズが90~95となり、これまで以上に色々と服が選べるようになった上に、子ども服は比較的安価な物が多く、少しは悩むものの結局買ってくる事が多くなりました。

最近のお気に入りは、Graniphのビートルズパーカーと見た瞬間財布を出していたピケのルームウエアでしょうか。まさに嫁さんの着せかえ人形となっています。
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運動能力では、1歳半頃に乗れなかったはずのブランコに乗れるようになりました。昨年末の段階では滑り台は自力で遊べずブランコに至っては拒否反応を示すほどで、プレイセンターを購入した事を後悔するレベルでした。

1歳4ヶ月の段階では到底登れない高さと滑るのは危険な滑り台の角度なので、滑り台上端まで息子を持ち上げ滑らせるのすら危ないと感じていました。
1歳6ヶ月現在では少しの補助で滑り台後方の梯子を登り1人で滑り降りる事ができるようになりました。ブランコも自ら遊びたいと座り、ベルトまで自分でしようとするほど気に入っています。
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関連記事でも追記したように、たった1ヶ月の間に劇的な変化がありました。トイザらス スクランブルプレイセンターが活用されるのはまだ先の話しだと思っていましたが、いつの間にか体格も良くなり、恐怖感を払拭し遊べるようになったのは嬉しい驚きです。

また、1歳半前後では嫌いだった雪も大好きになり、冬の外遊びもできるようになりました。昨年末には帽子と手袋の装着を全力で拒否し、ソリに乗せるとまるで置物の様に固まり、雪に全く興味を示さないどころか早く家に入りたいと泣くと散々な状態でしたが、大きな進歩でした。
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きっかけはベランダでの雪遊びで、コレが相当に楽しかったらしく、雪遊びは来シーズンからかなと思っていましたが、2月頃には雪深い公園でも積極的に動き回ったりしていました。
寒いと帽子と手袋を嫌がらず着用し、ソリにも嫌がらず乗るとのことなので本当に急に成長したんだなと感じました。嫁さんが息子を連れて公園に行ったりして徐々に慣らした成果が出てきた上に、砂遊び用の玩具によって雪遊びが楽しい理解できた事は、次の冬に向けて大きなステップとなりました。

内面は急成長

この1年で内面的な成長で驚いた事は、1歳2ヶ月頃に「頷き」と「イヤイヤ」によって双方向の意思疎通が可能となったことです。
例えば、大体3~4品ある夕食の際に「●●食べる?」と聞くと息子が反応してくれるので、何が食べたいかがわかりました。割りと満遍なく食べたいタイプのようで、同じ食べ物を複数回連続で食べさせると拒否する傾向にあるといった事も判明して嬉しかった記憶があります。

また、同時期の息子はまだきちんとした言葉を話すことはできませんでしたが、「アー」の抑揚の付け方で何を欲しているか見当が付くようになりました。

1歳ちょっとの時の行動や理解力という点では、
  • 取る、しまう、開ける、閉める、付ける、消すはほぼ完璧
  • 簡単な単語であれば完全に理解している
    「ちゃっぽ(=風呂)入ろう」と言うと、風呂場の前に行き服を脱ごうとする
このように、大人の言葉を理解し行動に移せるようになったのはかなり大きな進歩で、単純な事であればかなりの精度でその作業を行うことが出来ました。
おっちゃん(=座る)、たった(=立つ)、ポイ(=捨てる)など、言葉の単純化はしていましたが、日常に必要な動作の単語を理解し実行する事ができたので、育児が楽に感じてきた時期でした。

1歳台後半になると成長のメインは中身、具体的には脳の働きに移行したように感じます。

「パパ こっち ねんね」という様に3語までは繋げて話せるようになり、これまで以上に双方向の医師疎通が楽になりました。理解力が乏しい大人と話すより、息子と話した方が分かり合えると思う程度には会話が成立するなと関心しました。

もちろん、もっとお喋りが上手な子も多くいますが、成長過程は千差万別なので気にしないようにしています。息子の場合は特に恥ずかしがり屋なので、挨拶や名前・年齢の問いかけなど特定の質問には中々答えてくれません。私や嫁さんには結構喋ってくれますが、その他の人に対して積極的に話すことはまだ少ないように思います。
1つオススメなのは「ストップ!」と言ったら「止まる」事を教えてあげる事です。1歳台後半になってくると運動能力が向上し、少し目を離すといきなり走り始めたりしてドキッとしますが、「ストップ!」を教えておくと事故やトラブルを未然に防ぐ事が可能になります。

イヤイヤ期は忍耐が試されていると思うしか無い

1歳台終盤から現在も続いていますが、息子はまさに第一度反抗期という感じで、すぐに「イヤだ」と言います。ある程度覚悟はしていましたが、イヤイヤ期はちょっと想像を超えていました。

インターネット上にはイヤイヤ期対策について色々な方法が載っていますが、そのほとんどは通用しないと思ったほうが良いでしょう。息子に対しても色々と試してみましたが、絶対的に効果がある対策は無くケースバイケースで対応するしかありません。

我が家の方針は、基本的に息子が「イヤだ」と言った時には理由を聞き、一度自分のさせたいようにさせます。イヤイヤ期は自立心が醸成される過程の出来事なので、100%従わせるのは違うなと思うからです。

私の経験上ですが比較的「イヤだ」を回避できる方法は、とにかく息子に選択肢を与える事です。例えば着る服を選ばせたり、ご飯と遊びとお風呂を選ばせたりといった具合です。

イヤイヤ期に入ると急に泣き出したり癇癪を起こしたりしますが、多分これは自分の思い通りにならない事に対する苛立ち、言い換えれば自分に対して「イヤだ」と言っているのだと感じます。
1歳台後半の子どもは、何でもやりたがる割には出来る事は限られている状態です。大人でもイラッと来るシチュエーションだと思いますし、それを子どもに我慢しろと言う方が無理な話しです。

ただ、息子が癇癪を起こしすぎて、嫁さんや私を叩くなど物理的な攻撃をした時は、しっかり怒るようにしています。それで泣いてもきちんと「ごめんね」を言うまでガッチリ叱ります。正しいかどうかはわかりませんが、我が家の線引きはそこにあるという事です。

息子はお手伝いが大好きらしい

2歳を迎えた現在でもお手伝いへの情熱が凄まじく、ホームステイをしている子を制止してまで自分が夕食の配膳をやりたがります。他にも私や嫁さんが、息子に色々なお手伝いをお願いすると嬉しそうにやってくれます。
おそらくお手伝いをすると頭を撫でて貰えるからなのでしょうが、こういう姿がいつまで続くかあまり期待せずに見ていきたいと思います。

思い返せば、このお手伝い好きは1歳台後半頃から始まりました。息子は何でも自分でやりたがるので、
  • クイックルワイパーでお掃除して
  • スプーン取ってきて
  • プラレールお片付けして
  • パパの(ママの)携帯取ってきて
などとお願いするときちんと遂行します。稀にお願いした事ができない時は、そのフレーズの中に息子の知らないワードが含まれている場合がほとんどなので、やりたくない訳では無いようです。
喋る事以外にも歌やダンスなどにも通じることなのでしょうが、にアウトプットが出来ない場合は、かなりの確率でインプットがされていない事が理由なのでしょう。

キャラクターにも愛着を抱くようになりました

息子が興味のあるトーマス・ワンワン・アンパンマンなどのキャラクターは、これまで以上に愛着を持つようになりました。
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子どもってすぐ成長するものだと認識した1年

1歳~2歳にかけての1年間は、ほんの1~2ヶ月前に息子が全力で拒否していた事が、短期間で積極的になるといった完全に想定外の出来事が頻発した1年でした。

今年に入って1日、1週間、1ヶ月と短いスパンで心も身体も劇的に成長していく息子の姿を見ると、本当に毎日が驚きの連続です。
成長が早いという事は、今日できなくても明日はできる可能性があるという事です。そう思うだけで育児ストレスが格段に軽減すると感じています。

イライラ期に関しても、自分の意にそぐわないと怒ったり、こちらの嫌がる事をしたりとイラッとする行為も多いのですが、それも一過性のものだと思える程度には成長を見せて貰っているので「しゃ~ないか」と思うようにします。

息子、大好きなケーキを与えられる

思い返せば息子は1歳の誕生日のお祝いにケーキを初めて食べ、そのときは微妙な反応だったと記憶しています。今ではアイスやケーキが食べたいとうるさい程になってしまいましたが、その方が子どもらしいのでいつもニヤニヤしてしまいます。

今年のケーキは息子の大好きなトーマスが描かれているものでした。(多分)著作権的にはマズいのでオーダーしたお店やケーキの画像を載せることは控えさせていただきますが、最近ではオーダーすることで絵を書いてくれるケーキショップが増えてきました。
【著作権について随分と世知辛い世の中になったと感じています】
著作権は当然保護されるべきですし、インターネット上で少し検索すればテレビ・映画・漫画などが無料で置いてある現状は異常な事態であるとも思います。
しかし、行き過ぎたものでない多少の事ですぐTwitterが炎上する昨今の状況を見ていると、著作権という権利が、ある面において暴走しているとも思います。
色々な面で世知辛い世の中になったと感じる事が多くなってきましたが、これもそういった感覚を生む1つの要因である事は間違いないでしょう。
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我が家では、ご飯さえきちんと食べればお菓子やジュースはある程度までOKというルールにしています。さすがに無制限に与える事はしませんが、ご飯さえきちんと食べていれば体調を崩したり虫歯にならない程度のお菓子やジュースなら与えない理由がありません。

息子もその点はきちんと理解をしているので、ご飯は他の子よりも食べますし、嫌がったりすることもほぼありません。たまに食べないと言う事もありますが、そういう時は泣き喚いても絶対にお菓子やジュースは与えません。

2歳の誕生日には、嫁さんが息子にスペシャルディナーを作ってくれました。息子がいつも以上に美味しそうに食べているのを見ると、本当にほっこりとした気持ちになります。
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誕生日プレゼントは特に無し

私や嫁さんの悪いところですが、基本的に息子が欲しがったものは金銭的に可能な範囲ならば、特にイベントが無くても購入しています。
誕生日の数日前もプラレールや欲しがった玩具を数点購入していたので、誕生日だからといって特別に何かを購入して用意することはありませんでした。

3歳がどの程度賢いのか想像もできませんが、なんとなく誕生日の意味やプレゼントが貰えるという事も理解している状態なんだろうとは思っています。特に来年の4月以降は幼稚園に入れる予定なので、周りの状況も見て息子本人が誕生日プレゼントというプレミアムな体験を理解できていれば用意することになると思います。


(Last Editing Date : 2020 / 03 / 11)