我が家に導入するスマートスピーカーを検証中です。

Google Home Mini

Google Homeは、GoogleのAIアシスタント「Google アシスタント」に対応したスマートスピーカーです。Google アシスタントという呼び名より「OK、Google!」の方が馴染み深いでしょうか。

ふとヨドバシカメラ札幌に6月末頃訪れた際、Google Home Miniが半額の3,000円になっていたのでついノリで購入してしまいました。
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箱を開けると説明書・本体・充電ケーブルと非常にシンプルな内容物で、基本的にはネット上で使い方や使い道を検索してくれというスタンスです。ちなみに、Google Home Miniの充電端子は一昔前のスマートフォンで使われていたMicroUSBでした。
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スマートフォンにGoogle Homeアプリを入れ、順次設定をすれば問題なく使用できます。個人的にはこのアプリはかなり改善の余地があると感じていますが、基本的な設定だけであればあまり迷うことは無いでしょう。

充電ケーブルが異常に長いので設置場所に困る事は無いと思いますが、逆に長すぎて不便だと感じる場面が大半でしょう。我が家ではリビングとキッチンの間に設置し、しばらく使ってみる事に。
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ところが、事態はすぐに大きく変化しました

Amazon Echo Dot

Google Home Miniを設置した次の日、今度はAmazonからメールでAmazonのAIアシスタント「Alexa」に対応したスマートスピーカーEcho Dotの半額セールのご案内が届き、ついついポチッとしてしまいました。
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Echo Dotの内容物も非常にシンプルで、デザインは大きく違いますがGoogle Home Miniと全く同じ感じでした。こちらは物理ボタンが付いているので直感的に操作しやすそうです。
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スマートフォンにAmazon Alexaアプリを入れ、設定を進めます。Google Homeアプリとそう変わらない感じで、こちらも改善が必要だと思います。

という事で、我が家に突然スマートスピーカー戦国時代が到来しました。Google Home MiniとAmazon Echo Dotの双方を同じ位置に設置し、どちらか優れているか、どちらが我が家に合うかを検証してみたいと思います。
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スマートスピーカーで何をするのか

そもそも安くなっていたから購入しただけに、元々スマートスピーカーで何かをしようと考えていたわけではありません。よって、目的も何も無いのですがせっかくの機会なので、どちらのスマートスピーカーが我が家の生活を少しでも楽にしてくれるかをテーマにして両者を比較したいと思います。

現時点で使える機能はそう多くない

現状ではどちらのスマートスピーカーも単体で完結する機能しか使用できません。要はどちらを介しても、それ単体では我が家にある他の家電製品を操作する事ができません。
まさにこれがこれまでスマートスピーカーを導入していなかった理由であり、私が思い描くスマートスピーカーの最終形はスマートホームのハブとしての機能です。
辛うじてAndroidで動いているSONY KJ-55A1は今後のアップデートでGoogle アシスタントに対応するとの事なので、Google Home Miniで操作が可能になる見込みです。

とは言え、すでに2種類のスマートスピーカーが我が家にある以上、今後様々な白物家電にどちらかのAIアシスタントがインストールされる事になると仮定し、それまでの間にGoogleとAmazonのどちらを我が家のメインとするか実証実験期間として色々試してみたいと思います。

現時点で使える機能は何なのか?

Google Home MiniとAmazon Echo Dotそれぞれができる事に大差はありません。
  • スマートスピーカーでできる事
    ▶ 聴きたい音楽を再生する
    ▶ 動画をテレビで再生する
    ▶ 天気やニュ-スなど情報の検索
    ▶ アラーム・タイマー機能
基本的には上記の4つがメインとなり、これに各社が提供するサービスとの連携が付加されます。また、他社製アプリを使って機能を拡張する事が可能で、「これがあったり便利」と思う物はすでに提供されています。

どちらもスマートスピーカーにも言えることですが、特にAmazon Echoでは容易に商品の購入が可能となります。しかし、小さな子どもがいる家庭では幾ら確認コードを設定しても、商品を声で購入できる機能は怖くてONにできません。
Amazonの方では公式にまとまった情報が用意されているので、ご参照ください。
 ▶ Alexaとできること
 ▶ Alexaスキル(拡張機能)

スマートスピーカーを使用しての感想

GoogleとAmazonの2種類のスマートスピーカーを試してから約1ヶ月が経過しましたが、この短い期間でも色々と感じた事がありました。

この1ヶ月の間にスマートスピーカーで使用した機能は、
  • スマートスピーカーで使用した機能
    ▶ 聴きたい音楽を再生する
    ▶ 動画をテレビで再生する
    ▶ 天気の確認
主にこの3つです。息子用に幾つか拡張機能を試そうとしていますが、中々時間が取れないのでまだ試すことができていません。
ほぼ毎日どれかの機能は使用していますが、1つ言えるのは確実にスマートフォンを操作するより楽だとは言い切れないという事です。

どちらがより好きな音楽・動画を流してくれるか

昨今定額制の音楽聴き放題サービスがだいぶ定着しており、GoogleはPlay Music、AmazonはPrime Music(Music Unlimited)というサービスをそれぞれ自社で展開しています。
  • Googleが優れている点
    ▶ Play MusicとiTunesを同期している為、確実に好きな曲がある
     (手持ちの楽曲を5万曲までアップロードが可能)

  • Amazonが優れている点
    ▶ Music Unlimitedを体験中(4ヶ月99円、7月17日迄のキャンペーン)
    ▶ 比較的聴きたい楽曲をきちんと流してくれる
私の場合は洋楽を好んで聞くのでどちらのサービスに課金をしても割と聴きたい楽曲が多いのですが、邦楽をメインに聴きたい場合はdヒッツなど別のサービスを利用した方が良いので、自分の利用したいサービスが対応しているか確認する必要があります。

Amazonの方が「~(楽曲名・アーティスト名)~を再生して」と問いかけるときちんと再生される場合が多いのですが、曲名やアーティスト名が長いと認識率は低い傾向にあります。
Googleだと「アンパンマンかけて」と問いかけると、Play Musicにアンパンマンの楽曲が複数入っているにも関わらず、YouTube(テレビ)が起動してアンパンマン関連の動画が再生されてしまうので、問いかけ方が何か違うのかもしれません。
ネット上ではヒットしやすくなる方法なども紹介されていますが、あくまでも素の状態の認識率がどの程度なのかを知りたいので、何かをして認識率を上げる行為は極力しないつもりです。

ちなみにYouTubeでの動画再生は、YouTube自体がGoogle傘下である以上Amazonには勝負権がないので、比較はしていません。

どちらがより適切な情報を流してくれるか

スマートスピーカーに最もよく聞くのが「天気」です。Google陣営はウェザーニュースから情報を取得しているようですが、Amazon陣営はよくわかりません。精度については双方共ほぼ同様の回答なので差はありませんが、Googleの方が自然な回答の様に感じます。

これまで数年間に渡りAndroid OSが搭載されたスマートフォンを使用し続けているため、Googleには私の個人情報が大量に蓄積されています。そのため、検索対象となるほとんどの情報はGoogleの精度がAmazonを上回っています。
また、Amazonは拡張機能を追加しないと検索できないモノがあり、Googleと比較して一手間多い印象があります。

例えば、私は家族との共有カレンダ-をGoogle上で作成していないので、そのアプリがスマートスピーカーに対応しない限り予定を聞くことはできません。
このように普段スマートフォンで使用しているアプリ(サービス)がスマートスピーカーに対応しておらず、欲しい情報を聞き出す事ができないパターンも往々にして存在します。この点についてはスマートスピーカーはまだまだ走り始めたばかりの製品ですので、今後に期待しましょう。

ハードウェアの性能について

AIアシスタント(ソフトウェア)の得意・不得意は拡張機能などで補完できる可能性があるため完全には掴みきれていませんが、ハードウェアの性能については大体わかってきました。
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Google Home MiniとAmazon Echo Dotの大きな違いの1つは、声をかけたときの反応です。どちらも起動するとLEDが点灯しますが、Echo Dotがかなり派手に光るのに対してGoogle Home Miniは本体上部で控えめに点灯するので明るい場所では反応がわかりません。

また、とっさに音量調整等を本体で行おうと思った場合、物理ボタンを装備するEcho Dotは直感的な操作が可能で迷うことがありません。しかし、Google Home Miniは本体側面のタッチセンサーを触る必要がありますが、初見ではそれに気づくことすら不可能です。

Google Home MiniとAmazon Echo Dot単体の「スピーカー」の性能は、間違いなくGoogle Home Miniの方が良い音だと感じます。
しかし、このサイズのスマートスピーカーを使用するならば、Bluetooth接続ができるSONY SRS-X33 アクティブスピーカ-の様なスピーカーを別途用意する場合が多いかと思います。
また、単体の価格は高くても聴くに耐える性能を有したスマートスピーカーを購入する方がお財布に優しく場所を取る事もないので、導入する際は音楽の視聴環境も考慮に入れる必要があります。

結局「Google」か「Amazon」か

この問については、現時点でどちらのスマートスピーカーが我が家の生活を少しでも楽にしてくれるかを判断する事はできません。

今後双方共に機能を拡張させた時にどちらの方が妥協点が少ないかや、幾つかの機器との連携など試したい項目は結構あります。
また、スマートスピーカーは拡張機能などが日進月歩で増加しており、今日できなかった事が明日できるようになる可能性もあるので、しばらくは様子を見た方が良さそうな気もします。