子育て支援センター等が併設されている、市立小学校を紹介します。

資生館小学校

札幌市中心部(札幌市中央区南3条西7丁目)にある公立小学校「資生館小学校」には、児童館・子育て支援総合センター・保育所が併設されています。

少なくても私が知る範囲では、このような複合施設は類を見ない施設で、特筆すべきは子育て支援総合センターの併設により0歳からこの施設を利用できる点です。

とりあえず行こう!と思える場所

資生館小学校に併設されている子育て支援総合センターは、未就学児童を遊ばせるにはこれ以上無いほど適切な場所です。
利用料は無料で年末年始を除き年中無休(AM9:00~PM5:00)なので、週一くらいの頻度で嫁さんと息子2人で利用し、週末は私も含めて家族全員で利用しています。

10~15台程度の無料駐車場があり、駐車場が満杯でも近隣に有料駐車場が多くあるので、遠方からでも気軽に訪れる事ができます。
無料駐車場の位置は入口横(週末のみ)と入口の反対側にあり、反対側の駐車場からでは歩きはじめの子どもにはやや遠いですが、たいした問題ではありません。

施設の入口前には交番があり入口には常駐警備員がいるので不審者への不安が無く、子育て支援センター内には複数名の保育士やボランティアの方々、そして他の利用者がいるので子どもを自由にさせていても安心できます。

子育て支援総合センターはとにかく広く、子ども用トイレ等設備類が充実していて、おもちゃも沢山あるので子どもが飽きずに長時間遊ぶことが可能です。息子の場合、2~3時間程度は子育て支援総合センターで遊びます。

土日は「パパと子」が多い

息子と2人で時間を潰そうと思うと、札幌市内では意外と行く場所がありません。特に中途半端に時間を潰す必要がある場合は、資生館小学校以外に適する場所が無いと言って良いでしょう。
実際、週末になると、嫁さんのリフレッシュ休暇などの理由により、子どもを連れてきているパパさん達が結構います。
他施設、例えば大型商業施設では中々「パパと子」が2人で遊んでいる姿を見ることはなく、私も息子と2人で大型商業施設に行くことはありません。

また、子育て支援総合センターの場合、息子がすでに場慣れしている事は、私にとって非常に大きなメリットです。ビビリな息子も勝手知ったる場所だとイキイキと遊んでくれるので、場馴れさせる時間と労力が不要です。
保育士さんがいるので子どもと2人で遊ぶことに慣れていないパパでも安心ですし、同世代の子を持つパパ同士で喋る機会があるのは良いと思います。

ここ半年ほどの利用した様子

子育て支援総合センターでの息子の様子

ここ半年の間、平均して月2回以上のペースで資生館小学校にある子育て支援総合センターを利用していますが、その様子を簡単に紹介していきます。

昨年9月、息子が1歳1ヶ月頃ですが、この頃はまだ小さい子ども用のエリアで遊ばせることがほとんどでした。
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しかし、1歳を超えてくると様々なモノに興味を示すため、もう少し大きな子がメインとなるエリアにも果敢に攻め入ったりもします。
こちらのエリアは、かなり玩具が充実しています。BRIOの様な木製玩具など一部人気の物は、年長者が専有している事がほとんどですが、1歳くらいだとその輪の中に入り込む事は難しいようです。
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子育て支援総合センターの利用者は、資生館小学校の児童と交流する機会もあります。その他にも様々なイベントがあり、毎月ホームページで予定表が公開されるので、チェックは欠かせません。
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嫁さんは、平均して月に1回はプール教室で知り合ったお友達と一緒に利用しています。自宅で遊ばせるよりも、ボランティアの方々の目もあるので危険が少なく、少しはリラックスできるようです。
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今年の初めに私が息子を連れて2人で遊びに行ったときには、息子も相当離れしていたこともあって、1人でスイスイと目的の玩具まで歩いていきました。

反面、まだ人見知りが強く残っているのか、ビビって中々他の子とは遊びません。心配になるくらい他の子と距離を取る息子ですが、特に少し年齢が高い子や積極的にコミュニケーションを取ろうとする子に対しては嫌がります。

一人っ子だからかもしれませんが、もう少し他の子と上手に遊べたら楽しいのになぁと見ていました。
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1歳半となった先月には、その大きな体格を生かし、人気玩具のBRIOを他の子から貸してもらって遊ぶことに成功しました。
同じ場所に定期的に来ていると、定点観測的に息子の成長が確認できるので、親としても非常に楽しみになります。
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これからもまだしばらくは資生館小学校に併設されている、子育て支援総合センターにお世話になる事が続くかと思います。

【追記】2017年6月時点の様子

大好きなBRIOの遊び方が、少し進化しました。他の子の遊びを見てなのか、1つはレールの重要性に気づいた事と、繋げてみても楽しい事を学んだようです。
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また、お友達と訪れる機会も多くなり、来る度に遊びの幅が広がっている気がします。まだ記事公開時から見ると、小幅なステップを踏んでいるという気がしますが、今後1つ1つの小さな成長が大きく繋がっていくのだと思います。
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【追記】2017年8月時点(2歳)の様子

久々に札幌市立資生館小学校を訪れました。息子も2歳となり、以前はよくこの施設に来ていた事もあってかなり場所慣れしているため、やはり「安定の」という感じでした。

約半年前の記事公開時と比べると、息子はあらゆる点で成長・進化を遂げており、それに伴って遊びの幅も大きく拡大した印象です。2ヶ月前と比べると、やはり小さな成長が繋がってきたのでしょう。
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最近はおままごとがブームで、自宅でもよくやっていますが、資生館小学校は設備が充実しているためとても楽しそうにしています。
息子は料理のお手伝いをするのが大好きで、おままごとも調理が基本なのですが、それらしい玩具を揃える事を見送ったため、本当に助かります。
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巨大なマップの上でBRIOや車を動かす遊びも、以前より積極的に、以前よりそれらしくなりました。先客がいれば躊躇するのは変わりませんが、それも中々上手くやれるようになってきたので、成長の一端を見ることが出来ます。
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【追記】2017年12月時点の様子

何故かベビーカーを押したい息子は、資生館小学校に行く前に同学年の子が乗るベビーカーを押し、資生館小学校でも玩具のベビーカーを押していました。
これまでも小さい子に対しては比較的優しい一面を見せていた息子ですが、ここ最近は小さい子への対応がより丁寧になってきたように思います。
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一緒に遊んでいる子の中では最も年上のため、遊びの質が少し異なります。そのため、中々一緒に遊ぶことは少ないようですが、成長著しいこの時期には遊びもバラツキがありますし、基本的にはスタンドプレーなのでそれが普通なのでしょう。
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(Last Editing Date : 2021 / 03 / 10)