SAPPORO CITY JAZZのイベントの1つ、THEATER JAZZ LIVE 2020に行ってきました。

SAPPORO CITY JAZZ

SAPPORO CITY JAZZは、2007年に始まり今年で14回目を迎えた国内最大規模のジャズフェスティバルです。

2017年までは、大通公園2丁目にSAPPORO MUSIC TENTという2階建ての豪華なミュ-ジックテントが出現し、それを見ると夏が来たなと思う市民は多かったと思います。
2018年以降は、札幌市民交流プラザにメイン会場が移り、夏から秋にかけて札幌市内各地でジャズの音色が響き渡ります。

コロナ禍の今年、開催を危ぶむ声もありましたが、規模を縮小しつつも7月4日~10月7日にかけて開催されることとなり、今回私も札幌文化芸術劇場hitaruで行われたシアタージャズライブのうち、オープニングアクトとなった大西順子トリオの演奏を聞きに行ってきました。
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素晴らしい演奏に酔いしれた夜

非日常的空間で聴く至高のJAZZ

札幌文化芸術劇場hitaruで行われたシアタージャズライブですが、普段のhitaruとは全く異なり、いつもはステージとなっているところがメインステージ兼観客席となっていました。
また、今回はメインステージから4列目のど真ん中という座席(座席表)で、至近距離から演奏を楽しむことができました。
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VIPになった気分でした

オープニングアクトの公演だったこともあり、開演前には偉い方々のスピーチなどがあったり、そもそも私が座った座席の回りを見ると、札幌の経済界の重鎮がいたりとまるでVIP気分(私以外は多分全員VIP)でした。
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また、私は開演時間近くに入ったため利用はしませんでしたが、開演前にゆっくりと食事が取れる時間が設定されており、フードメニューもしっかりとした素晴らしい物がありました。

豪華なディナ-を楽しみつつ、公演を待つまたは音楽を楽しむというのは、とても大人なイメージです。普段ライブハウスでドタバタやっていますが、その対極にある音楽の楽しみ方とでも言えるかもしれません。
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大西順子トリオの素晴らしい演奏を楽しむ

私はJAZZを語れるほど聴き込んではいませんが、そんな私でもお名前と数曲は知っているジャズピアニストの大西順子氏率いる大西順子トリオの演奏は、圧巻でした。

演奏自体の素晴らしさに加え、座席の回りを取り囲むように設置されたスピーカーシステムも素晴らしく、自然と体がリズムを刻み始めます。私の語彙力では感じた感動を言語化することは難しいのですが、率直に本物だなと感じました。

あと、そんな環境の中で飲むビールは、格別だったことは記しておかなければなりません。
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最高の体験ができました

普段ロックやパンク寄りのライブばかり足を運び、ライブハウスでわちゃわちゃするのが好きな私ですが、今回SAPPORO CITY JAZZのシアタージャズライブを観て、ジャズライブの楽しさを知ることが出来ました。

コロナ禍により、ジャンルを問わずライブイベントが中々開催されない中で、アーティスト自身や箱も本当に大変な時期だと思います。
それでも、ここ最近では配信だけではなく、制限はありつつもライブイベントが少しずつ復活しており、近いうちに日常が戻ってくることを予感させます。
私も状況を見ながらライブイベントへの参加を再開したいと思いますし、その中でジャズ系のライブも行ければ良いなと思います。

今回の経験は、私にちょっとした変化を与えてくれました。元々多種多様な音楽を聴くタイプではありますが、今後その幅が一段と広がると思います。