自宅で使用していたNASを職場に持ち込んでみました。
【関連記事】ReadyNAS 102の導入から運用停止まで

わざわざ自前のNASを導入した経緯

当初は家庭内でのデータの保護とやり取りを主な目的として購入したNASですが、結局NASにアクセスするのは1台のPCからという状況は変わりませんでした。
データの保護という観点ではPCに2台の外付けHDDを接続すれば解決しますし、複数の機器からデータにアクセスするよりは一度PCを介して管理した方が容易だということがわかりました。

NASの特徴の1つである複数台の機器から同時アクセスしデータを共有する機会という観点から言えば、自宅より会社の方が圧倒的に多いと思います。特に勤めている会社のネットワークが弱く、割り当てられている容量も少なく、最近はGB単位のデータを動かす必要が有り、非常にストレスを感じている場合は部署単位でNASを設置すると解決できそうです。

であるならば、NASは自宅より会社に置いたほうが活用できると考えました。会社に自前NASを持ち込んで活用できる環境がある事自体が現代社会から取り残されている気もしますが、その辺は便利さとのトレードオフなので黙っておきましょう。

会社で自前NASの運用を始めてみた

そんなわけで眠っていたReadyNAS102を部署内のファイル共有の為に使用してみました。先ほど書いたように、一般的な企業でNASが持ち込めるという話を聞いたことがありませんのであまり参考になる事は無いのかなと思います。

社内LAN網内で使用するには、関連記事の方法とは別の方法で接続する必要があります。

社内LAN網に繋げてみる

環境としては、Windows7PCにLANハブを接続し、LAN(ネット)、ReadyNAS 102、WiFiルーターを接続するだけです。

【1】ReadyNASの接続確認
  • マイコンピュータを開き、左側のカラムの下の方にある「ネットワーク」をクリック
  • ReadyNAS 102が接続されていれば、「メディア機器」にReadyNASが表示される
  • ReadyNASをクリックするとブラウザが立ち上がり、ReadyNASの管理者ページに飛ぶ
  • 初期設定ではIDが「admin」、パスワードが「password」となっている
初回起動の場合、ReadyNASのセットアップが始まりますが、画面の表示通りに進めば簡単なので割愛します。

【2】ReadyNASのIPを固定する

単純にネットワークにReadyNASを繋げた場合自動的にIPを拾ってきてしまうので、事前に会社のネットワーク管理者に聞いて空きIPを教えてもらう必要があります。
  • 【1】で記載した方法でReadyNASの管理者ページに飛ぶ
  • 「ネットワーク」タブをクリックし、下の画像の「ここをクリック」の部分をクリック
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  • ポップアップが出てくるので、「TCP/IP」をクリック
  • 下の画像の様になるので、IPv4の設定を「固定」にし、IPなどを入力
  • 各々の環境によって異なるため、ネットワーク管理者に各項目について確認
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これでReady NAS 102のIPが固定されました。

▶【3】ReadyNASを外付けHDDの様に気軽に使いたい

「RAIDar」を使用するのが面倒なので普通にフォルダを表示させたい場合の設定です。
  • 「マイコンピュータ」を開くと、上の方に「ネットワークドライブの割り当て」というのがあるのでクリック
  • ポップアップが出てくるのでドライブを任意で指定
  • フォルダーは「¥¥【2】で指定したIP¥ReadyNASのID」を指定
  • 接続時にIDとパスワードを求められますので、それを入力
設定が完了すると、マイコンピュータに「ネットワークの場所」という項目が出てきますので、これで内蔵HDDや外付けHDDと同じ感覚で使用することができます。

▶【4】部署内のPCをReadyNASに接続する

【3】を他の人のPCでやってあげればOKですが、何台もあると面倒です。

会社で自前NASの運用をした結果

一番大きな変化としては、速度が遅いサーバやUSBメモリなどに頼ることがなくなり、部署の人数は少ないですが、扱うデータは大きい部署の数倍なので作業効率が向上しました。

小規模な部署ないし会社では、この方法で簡単に大容量の共有HDDを作る方がコスト的にも優れているのではないかと思います。

2TBのHDD×2をRAID1で使用していますが、大容量のHDDを会社の金で買えばストレージに困ることは無いし、大切なファイルが消えることもないでしょう。
本当に作業効率も上がり、データのやりとりでイライラする事もなくなったので、会社のサーバーに不満があり、かつ周辺機器を持ち込める方にはオススメの方法です。