自宅で使用していたNASを職場に持ち込んでみました。
【関連記事】ReadyNAS 102

NASを自宅で導入した結果

関連記事に詳細を記載していますが、NAS(ReadyNAS 102)を自宅に導入して約半年間運用をしてきた結果のまとめがコチラです。

 ▶クラウドストレージの活用でPC間のデータ共有が解決
 ▶嫁がNASに接続しないので、家族内でファイルが共有(保存)されない
 ▶AndroidからReadyNAS102にアクセスできない

NASを導入を決意した理由の1つは、嫁のスマートフォンの画像データのバックアップ作業をNASを設置することで簡素化しつつ、データの保護が可能な事です。
しかし、嫁が中々NASに接続しないのでデータのやり取りがされず、結局NASにアクセスするのは1台のPCからという状況は変わりませんでした。

今回のNAS導入で痛感したのは、家庭内でNASを導入する場合は使用する人間のITリテラシーがほぼ等しい事が条件となる事です。
使用する人間が1人なら、母艦PCに2台の外付けHDDを接続すればデータは保護され、主体的にNASにアクセスしないならば一度(強制的に)PCを介して管理した方が容易だと感じました。

活用の場を探してみた結果

職場で自前NASの運用を始めてみた

複数台の端末から同時に共有されたデータにアクセスする機会は、自宅より職場の方が圧倒的に多いと思います。
私の職場はネットワーク環境があまり整っていない反面、少人数の部署で頻繁にGB単位のデータを共有しているので、NASがストレスの解消に役立ちそうです。

そもそもパソコンに触っている時間は職場の方が圧倒的に長く、色々な機能もテストできそうなので置物と化したNASを職場で活用する事にしました。
念の為システム管理者にNASの導入を報告し、IPアドレスを1つ割り当ててもらいました。現代日本社会ではあまり聞かない事ですが、職場に自前のNASを持ち込んで活用できる環境を最大限活用します。

というわけで、現在眠っていたReadyNAS102を部署内のファイル共有の為に使用しています。社内LAN網内で持込NASを使用するには、関連記事の方法とは別の方法で接続する必要がありますが、一般的な企業でNASを持ち込めるという話を聞いたことが無いので以下はあまり参考にならないかもしれません。

社内LAN網に繋げてみる

環境としては、Windows7PCにLANハブを接続し、LAN(ネット)、ReadyNAS 102、WiFiルーターを接続するだけです。

【1】ReadyNASの接続確認
  • マイコンピュータを開き、左側のカラムの下の方にある「ネットワーク」をクリック
  • ReadyNAS 102が接続されていれば、「メディア機器」にReadyNASが表示される
  • ReadyNASをクリックするとブラウザが立ち上がり、ReadyNASの管理者ページに飛ぶ
  • 初期設定ではIDが「admin」、パスワードが「password」となっている
初回起動の場合、ReadyNASのセットアップが始まりますが、画面の表示通りに進めば簡単なので割愛します。

【2】ReadyNASのIPを固定する

単純にネットワークにReadyNASを繋げた場合は自動的にIPを拾ってきてしまうので、事前に会社のネットワーク管理者に聞いて空きIPを教えてもらう必要があります。
  • 【1】で記載した方法でReadyNASの管理者ページに飛ぶ
  • 「ネットワーク」タブをクリックし、下の画像の「ここをクリック」の部分をクリック
d3159f9b
  • ポップアップが出てくるので、「TCP/IP」をクリック
  • 下の画像の様になるので、IPv4の設定を「固定」にし、IPなどを入力
  • 各々の環境によって異なるため、ネットワーク管理者に各項目について確認
0139c160
これでReady NAS 102のIPが固定されました。

▶【3】ReadyNASを外付けHDDの様に気軽に使いたい

「RAIDar」を使用するのが面倒なので普通にフォルダを表示させたい場合の設定です。
  • 「マイコンピュータ」を開くと、上の方に「ネットワークドライブの割り当て」というのがあるのでクリック
  • ポップアップが出てくるのでドライブを任意で指定
  • フォルダーは「¥¥【2】で指定したIP¥ReadyNASのID」を指定
  • 接続時にIDとパスワードを求められますので、それを入力
設定が完了すると、マイコンピュータに「ネットワークの場所」という項目が出てきますので、これで内蔵HDDや外付けHDDと同じ感覚で使用することができます。

▶【4】部署内のPCをReadyNASに接続する

【3】を他の人のPCでやってあげればOKですが、何台もあると面倒です。

職場で自前NASの運用をした結果

自前NASを持ち込んだ成果は、想像以上に大きくで驚きました。その中でも一番大きな変化としては、速度が遅い社内サーバ上の保存領域や最終的には手渡しとなるUSBメモリに頼ることが全く無くなりました。
元々私のいる部署は人数がかなり少ない割に、扱うデータ量は大きい部署の数倍以上となる事もザラなので作業効率が大きく向上しました。

実感として、小規模な部署ないし会社ではこの方法で簡単に大容量の共有HDDを作る方が何かとコスト的にも優れているのではないかと思います。
経理や人事など企業にとって重要な情報を民生品のNASに保存するのはあまりオススメできませんが、プロジェクト単位など活用できる場面は数多くあると感じます。

現在、職場では私が以前使用していたままの状態で使用しているので「2TBのHDD×2をRAID1で使用」していますが、大容量のHDDを会社のお金で支給してくれれば今後も保存容量に困ることは無いでしょうし、大切なファイルが消えることもないでしょう。
【追記 180618】
社員数や機器の増加によるIPアドレスの枯渇、また人事異動によってNASを介するほど同僚とデータのやり取りが無くなったので、持込NASは自宅に引き上げました。
但し、自宅にもう一度NAS環境を再構築する必要性は感じておらず、劇的な変化がない限り再登板の機会はないでしょう。

(Last Editing Date : 2018 / 06 / 18)