息子3歳手前にしてミニ四駆を覚える
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偶然見てしまったミニ四駆

それは、6月末にいつものように千歳市で遊んでいる(関連記事)時の出来事でした。

レラ博品館でスロットカーをやり、店の前のキッズプロムナードに設置してある迷路を5回ほどクリアした後、息子は不意に目に入ったのか横にあるミニ四駆サーキットの存在に気づきました。
私はその瞬間「マズイ!!」と思いましたが、息子は静止する暇も無くミニ四駆サーキットに駆け寄っていき、タイミングが悪いことに小学生数人がミニ四駆で遊んでいました。

これまでも何回かミニ四駆とニアミスした事はありますが、当時は息子もまだ小さかったのであまり興味を示しませんでした。
しかし、2歳半を過ぎて色々な事を自分でやるようになり、より車が好きになっていく息子を見て絶対にミニ四駆にハマると感じ最近は意図的に避けてきたのですが、もう隠し通す事はできなくなりました。

というわけで、ミニ四駆のご購入です。

超絶進化を遂げていたミニ四駆

千歳市から家に帰宅した後もずっとミニ四駆が欲しいと言い続ける息子を丸め込むのは不可能だと判断し、翌日文教堂書店 B's Hobbyさんに出向きました。

私自身は約20年ぶりのミニ四駆との触れ合いとなりますが、レッツ&ゴー世代にはまるで馴染みのない車種・シャーシ・パーツが並び、そもそも何を購入して良いか全くわかりません。
そんな中、色々見ていると基本的な改造パーツなどがワンセットになっている「1/32 ミニ四駆PROシリーズ No.47 ミニ四駆スターターパックMA パワータイプ (ブラストアロー)」というのを見つけ、1台目としては必要十分以上だと確信し購入してきました。
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3歳手前の息子がミニ四駆を自分1人で作れるわけもないので、難しい部分は私が製作し、タイヤの組付けや簡単なパーツの装着などをやらせました。

それにしても、ミニ四駆とは言え約20年の進化は馬鹿に出来たものではありません。記憶にある昔のミニ四駆と比較すると、シャーシ剛性が物凄く高くなり、駆動の伝達も安定していそうです。
組んでいて何よりも驚いたのは、モーターからシャフトが2本飛び出していた事です。いつからミニ四駆はこんなに進化したのだろうと思いを馳せていました。

ミニ四駆は大人が組むと10分程度で完成しそうなほど簡単ですが、息子と製作したので1時間程度かかってようやく完成です。
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組み立てて即走らせてきた

組み立てが終わると当然走らせたくなるのが人の常ですが、真っすぐしか走らないミニ四駆を家の中で走行させても全く面白くありません。そこで、息子にきちんと走らせる事を覚えて貰おうと思い、組み立て直後にサーキットに行くことにしました。
私はラジコンが趣味の1つなのでどこにミニ四駆サーキットが併設させているかを知っています。今回は、その中の1つであるOHMツインサーキットに行ってきました。
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持ち物は小1時間程前に完成したばかりのミニ四駆と単3電池6本(3セット分)のみです。組み上げた素の状態ですが、要所を抑えた改造パーツが元々入っているので、コース逸脱によるクラッシュが発生する可能性はほぼ無いと考え工具などは何も持参してきませんでした。

ちょうどミニ四駆サーキットで遊んでいる人がおらず、これ幸いと息子に電池とスイッチの入れ方を教え、スタートのやり方を一度やって見せました。その後は息子1人で淡々と走らせていましたが、「ターボ!!」「レリゴー!!!」などと絶叫しながら自分のマシンを一生懸命応援していました。
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ちょうど電池を2セット使い切ったところで小学生くらいのお兄ちゃんが来たので、ラップカウンターの使い方を教えてもらったり、息子と一緒に観戦したりしていました。

お兄ちゃんが持っていた(おそらく同伴していた父親が製作した)マシンは、何から何まで息子とマシンとは異なるほど改造パーツがふんだんに使われており、実際物凄い速さで周回していました。ラップカウンターによるとおよそ5秒程度の差があり、組んだだけのマシンとの違いを見せつけられました。

それでもそういう事をあまり理解していない息子はミニ四駆を走らせる事がとにかく楽しそうで、これは買って正解だったなと思いました。

実は一緒にゲットしていたパパ号

これだけで話が終われば3歳手前の子どもがミニ四駆とのファーストコンタクトを成功裏に終わらせた美談となりますが、残念ながらそうはいきません。
というのも、息子のミニ四駆を購入したと同時に私のミニ四駆「1/32 アビリスタ ジャパンカップ 2018 (MAシャーシ)」も購入したからです。

息子用に購入したスターターキットとは違い、改造パーツは全く入っていない本当に素の状態のミニ四駆ですから、昔の記憶を頼り必要そうなパーツを大人買いしてきました。
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息子と競争して負けようものならパパのメンツが丸つぶれなので、嫁から大人げないとお叱りを受けても絶対に息子より速いマシンに仕上げなければなりません。

サーキットから帰り、ご飯と風呂を済ませ息子が寝静まったのを確認し、ゆっくりと時間をかけて丁寧に自分のマシンを組み上げていきます。
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残念ながらパーツの組み合わせなどの知識が無いので半信半疑ではありますが、基本的には息子のスターターキットに付属していたパーツをグレードアップさせ、あとは駆動系を中心にブラッシュアップしたものとなります。
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7月に入ってから毎週末何かイベントが入ってきて未だ息子のミニ四駆とは勝負ができていませんが、機会を見て再びOHMツインサーキットへ出向きレ-スを楽しんできたいと思います。
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【忘備録】購入した改造パーツ

パパ号に大人気なく投入されたパーツの数々の個人的メモです。