自転車の練習として、バランスバイクを購入しました。

バランスバイクを購入した理由

息子はいつの間にか足蹴り車を乗り回せるようになり、何かに乗って移動する楽しさを存分に味わっています。



私の世代ですと、この後は「ペダルで動く自動車 ▶ 三輪車 ▶ 自転車」という流れになったかと思いますが、今の時代はバランスバイクというものが次のステップとして主流だそうです。

バランスバイク(キッズバイク、ランニングバイクなどの呼び方もある)とは、簡単に言えばペダルが無い自転車の事です。自転車からペダルとチェーンを取っ払って、軽量化したものというイメージでしょうか。

色々調べてみると、バランスバイクが上手に乗れるようになると補助輪なし自転車が簡単に乗れるようになるとの事ですが、確かに自転車を乗るのに必要なバランス感覚やハンドル操作などの習得には向いていると思います。
補助輪付き自転車から始めると補助輪を外すときに苦労する(と言われている)のですが、バランスバランスを上手に乗れるようになれば自転車への移行は本当に簡単なようです。

バランスバイクはおよそ2歳くらいから乗ることが出来るそうですが、息子は1歳8ヶ月(今年4月)時点ですでに並の2歳児より体格が大きくしっかりしていたので、多少早いとは思いつつも購入することにしました。
【親切な自転車屋さんに色々聞きました】
そもそもバランスバイクの存在を知らなかった私ですが、息子用にサイズの小さい自転車をRoad Kids見に行った時に色々と教えてもらいました。
子ども用自転車といっても、自転車であれば重量が重く小さな子どもが扱えるものではないそうです。対してバランスバイクは3~5kg程度であり、ブレーキ操作が難しい子どもでも地面に足が着いている状態なので安心だとの事でした。

色々な製品があるバランスバイク

バランスバイクを購入する事を決めたのち、インターネットで調べてみると色々な製品がある事を知りました。特に「ストライダー」という物が有名なようで、なんと全国各地でストライダーを使ったレースも行われているようです。

その他にもAmazonやトイザらスに行けば豊富な種類が販売されており、どれを購入すればかなり悩みましたが、これから購入する方向けの情報として機種選定にあたって私が悩んだ事をまとめます。

タイヤの素材は何が良いのか

車輪が付いている乗り物は、最終的にタイヤしか地面に接地しません。ランニングバイクと言えども足を上げた状態ではそうなるので、タイヤの重要性は言わずもがなです。

ランニングバイクのタイヤは、主に「EVAタイヤ」と「ゴムタイヤ」の2種類があります。 「EVAタイヤ」は樹脂製なので軽いけれどもグリップが低く、「ゴムタイヤ」は重量が重い分安定感があるという違いがあります。
また、「EVAタイヤ」は舗装路がメインですが、「ゴムタイヤ」であれば例えば公園など舗装されていない場所でも気にせず遊べるといった口コミも散見されました。

競技用ならば軽量さが命なのでEVAタイヤも選択肢に入りますが、単に息子を乗せて遊ばせる事が目的なので安定感のある「ゴムタイヤ」にしました。

ブレーキの有無

バランスバイクはそもそも足が地面に着いており、その足で速度を制御するためブレーキ機構は不要ですし、握力の弱い子どもはブレーキ操作が難しい事から、バランスバイクにブレーキ機構は必要ないと考える方が多いようです。

しかし、個人的な考えとして、バランスバイクにブレーキ機構があると、自転車に移行した際に再学習が不要となるので、将来的な事を考えるとブレーキ機構があった方が良いと考えました。

また、バランスバイクを何歳まで乗るのか不明ですが、ある程度の理解力がつき、ある程度の力がつけば、ブレーキ操作を習得して使いこなすことはそう難しくないのではないかと思います。

デザイン性に優れたバランスバイクはあまりないが....

バランスバイクはシンプルな構造なので機能的な差はあまりありませんし、デザイン製に優れた製品もあまり多くないように思います。今回の機種選定で一番悩んだのも、実はデザインでした。

色々と情報を集めているうちこちらのブログ(Groove in Life)に出会い、
  • 自転車メーカーが作っているバランスバイクが良い
  • 装着されているパーツがちゃんと自転車に通じるものがあるか
  • 見た目が自転車っぽい(デザインがオシャレ)
との理由に共感し、ルイガノ LGS-GKBを選定しました。このバランスバイクは、アルミフレーム・ゴムタイヤ・サスペンション・ブレーキを採用しても重量はたった3.4kgである事も魅力です。

ルイガノのバランスバイクは売っていない!?

製品の選定か終わりいざ購入しようと行動しましたが、近隣の実店舗には在庫が無く、楽天などのネットショップもピンクを除いて在庫が全く無い状態でした。

公式ホームページを見ると確かに2017年モデルの中にLGS-GKBに該当する機種が無く、どうやら2016年モデル(公式HP_2016年BIKES)を最後に姿を消してしまったようです。

そのため一瞬諦めようかなとも思いましたが、どうしてもこのバランスバイクが欲しいので直接メーカーに問合せた所、とある店舗に在庫があるかもしれないとの情報をいただき、該当店舗に連絡すると「ある」とのことなので問合せから1週間ほどかかりましたが何とか購入する事ができました。

ちなみに、メーカーに問合せた際に聞いたのですが、
  • メーカーにはすでに在庫が無い
  • メーカーではどの店舗に在庫が残っているかリアルタイムでは把握していない
  • 2017年モデルとして追加で販売する予定は無い
  • 2018年以降に再販する予定は(今のところ)無い
との事なので、ルイガノのバランスバイクを手に入れるならば今が本当に最後のチャンスだと言えますし、私が購入したのが今年4月なのですでに市場に在庫は全く無い可能性も否定できません。

いよいよ実走....となるか

早速バランスバイクに乗せてみた

仕事以上に情熱をかけて何とか探し出したバランスバイクが届きました。
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息子はかなりのビビリなので、得体の知れないバランスバイクに最初は全く乗ろうとしませんでしたが、嫁さんと私が乗る真似をするとようやく乗ってくれました。

現時点で息子の身長は余裕で80cmを超えており、乗降のし易さとスピードが出せないようにタイヤの空気圧を2割程度下げましたが、それでもサドルに座ると地面に足がギリギリ着かないようです。
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筋力やバランス感覚が未発達の1歳8ヶ月では、バランスバイクに跨ることは出来ても、前後に動くとすぐバランスを崩すしてしまうので、乗れるまでにはまだまだ時間がかかりそうだと感じました。

それでも新しい玩具が手に入った喜びはあるようで、乗りたがりはしませんが、しきりにバランスバイクを触ってはニヤニヤしています。
現時点では、息子が嫌がらない程度に跨がらせて慣らしていき、身体の成長に合わせてステップバイステップで進めていければと思います。

【追記_1710】2歳2ヶ月でもまだ厳しいか

息子はここ数ヶ月で随分と成長し、身長自体はすでに90cmを超え、バランスバイクのサドルに座ると地面に足が着く状態となりました。

現時点では自分でバランスバイクを持ち上げて、サドルに座り、ゆっくりですが前進や後進はできるようになりました。しかし、あまり長い時間が難しいようで、5分もしないうちに「重い」と言って止めてしまいます。

大人にとって3.4kgは軽いと感じますが、2歳児にとってはとても重い物体のようで自由自在に扱うにはまだ筋力や体力が足りなさそうです。
そういう点では、より軽量なストライダーであれば2歳程度から乗り回せそうですし、自宅内や舗装されたコースがある公園が近くにあるならば、ストライダーを選択すると早くからフル活用できそうです。

【追記_1804】いつの間にか乗り回していた

2017年10月頃と比較して一回り大きくなった現在では、完全にバランスバイクを操れるようになりました。最近では3kg程度の荷物ならば普通に持ち運ぶ事が可能なので、充分な筋力がついてきたと考えて良いと思います。
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<バランスバイク on Amazon>
ルイガノのLGS-GBKを購入して後悔は全くないものの、おそらくストライダーならもっと早く適応できたと思います。また、もっとストライダーカップなどのイベントがあったり、友達とお揃いにできるなどを総合的に勘案すると、現状ではストライダーがベストバイなのかなと思います。






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(Last Editing Date : 2019 / 12 / 13)