お正月の散財記①

下手に時間があるのも問題だ

2020年から2021年にかけての正月休暇は、コロナ禍の影響で例年より数日長くなりました。年末年始は所用により私の実家で過ごしましたが、特にやる事もないので3日に自宅に戻りました。

例年通りであれば明日から仕事という三が日最終日ですが、今年はまだ数日残っているという安心感(暇を持て余しそう感)が今回の散財の発端です。

フラッと立ち寄ったLEGOのお店

世間は動き始めていた5日、我が家は三井アウトレットパーク札幌北広島にいました。全く密になる事は無く、目的だった私の長袖Tシャツをポロで購入し、相変わらず人が集中しているTHE NORTH FACEを横目に見ながらフラッとLEGOに立ち寄りました。

残すところ数日ある正月休みの間に、息子①とLEGOでも作ろうかと考えて入ったのですが、息子①は特に欲しい物が無いようで店内をグルグル回っています。私はその間に店舗奥の大人用LEGOを見ていたのですが、そこで見つけてしまいました。
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大のTHE BEATLESファンである私は、この製品を見た瞬間に物欲がMAXになりました。約18,000円(税込)というお値段が私の理性を保とうと頑張っていましたが、最終的には残念ながら欲に負ける結果となりました。

ちなみに、肝心の息子①はやっぱり欲しい物が無いと言っていました。最近はブロック遊びを結構するのですが、今あるもので充分なようです。

ウキウキしながら製作開始

LEGO ART ザ・ビートルズ #31198

このキットのモチーフになったのは、ザ・ビートルズ通算9作目である「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」のポートレートです。
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(出典 : UNIVERSAL MUSIC JAPAN

何を隠そう、大のTHE BEATLESファンである私が最も大好きなアルバムが「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」なのです。
ホワイト・アルバムに収録されている楽曲たちは、1968年11月という約50年前に発売されたアルバムに入っている楽曲とは思えないほど、現在でも新しいと感じます。

いざ製作開始

LEGO ART ザ・ビートルズ #31198のパッケージには、ザ・ビートルズの4人が描かれていますが、1つのセットで4人のうち1人だけ再現する事が可能です。つまり、4人全員を揃えたい場合は、4つのセット(おおよそ7万円!?)が必要です。

また、LEGO ARTは通常のレゴとは違い、ボード上のドットに小さな円形型のピースをはめ込んでいきます。私はこのタイプのLEGOを見たこともありませんでしたが、絵を描いていく感覚で楽しめる感じでしょうか。

さて、まず箱を開封します。
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説明書は、全部英語です。私は特に問題ないのですが、組み立てながら聴く事が推奨されている特製のサウンドトラックも英語版しかないので、正直楽しめない方もいると思います。
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子どもたちが寝静まった午後10時、ラジオみたいなサウンドトラックを聴きながら、製作を始めます。なんか大人の時間という感じがして、たまには良いものです。

私はTHE BEATLESの中でもポール・マッカートニーが好きなのですが、後々組み換えを楽しみたいという思いもあり、まずはやはりジョン・レノンを作ることにしました。
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全部の9枚のボードの上にポチポチとピースをはめ込むのですが、1枚目でわかったのはコレは疲れるということ。難しさは皆無ですが、結構単調な作業となるので大変です。

あと、制作秘話を語っているサウンドトラックが、内容を85%しかわからない(聞き取れない)事もあって、眠さを誘います。
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しかし、なんとか根性で9枚のボードを作り終わった時には、時計の針が深夜1時を指していました。おそらく本来は一気に作り上げる物では無いのですが、ピースが細かいので万が一息子②が触ると危険なので、2枚目を作ってる時に一気にやろうと決心しました。

考えていたような大人の時間にはなりませんでしたが、単調な作業でも進んでいくと面白くなるもので、結構没頭してしまいました。
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出来上がりを見ると、近くで見たら誰か全くわかりませんが、ある程度離れて見ると完全にジョン・レノンです。ただ、翌朝息子①には、なんかヒカキンみたいと言われました。

出来上がりのクオリティは当初想定していたものより高く、今はきちんと飾るスペースは無いものの、子どもたちが大きくなって家の物が減れば、アートとして扱えるほどです。少なくても、たかがLEGOとは言えません。

4人を揃えたい衝動を抑えられるか

製作中は追々組み替えて楽しもうと思っていましたが、完成した後はやはり4人並べて飾りたいと思ってしまいます。
今のところ、1セット約18,000円という価格が私の理性を保っていますが、これがもう少し安くなるような事があればポチってしまうでしょう。

そもそも、このセット内容で約18,000円という価格は少し問題です。そもそもアメリカでは$119.99なので、1ドル=120円としても、定価14,400円が適当な価格ではないでしょうか。

ただ、客観的にコストパフォーマンスが悪いと判断できても、ファンとして見ると決して高くないと思ってしまうので、中々難しいところです。もしかすると、数ヶ月に1つくらいのペースで増えていくかもしれません。