昨年末から導入を検討していた嫁専用車ですが、ついに注文しました。
【関連記事】FIAT500 購入への道

ようやく嫁車の購入を決断

嫁の妊娠が発覚した時点で増車の可能性を模索し始め、息子が誕生して日々成長していく中で増車を決断しました。
昨年末の段階では駐車場の確保を真剣に試みながらも、FIAT500を最有力候補として購入に動いていましたが、残念ながら駐車場は確保できないまま長い冬に入った事で、購入するにも雪が溶けて以降が次のタイミングとなりました。

この間、降雪期にFIAT500の性能を確認するため試乗を行いましたが、大雪の日以外はFFで問題ないだろうという結論を得たものの、それ以外の進展はありませんでした。

雪が溶け春の雰囲気を感じるようになった時期になった頃には、息子の水泳教室や児童館に通うなど車を最低週2回は専有しなければならなくなり、仕事で車を使いたい私にもいよいよ小さくない問題に発展してきました。

多少自宅から遠い駐車場でも良いかと思っていた矢先、先日仕事が終わって自宅に帰ると掲示板にマンションの駐車場に空きが出たという張り紙を発見しました。
すぐさま空き駐車場に応募すると、幸運にも我々しか応募せずそのまま契約する事ができました。車1台での運用に限界を感じつつあり、駐車場問題という最大のハードルをクリアできた事で嫁車の購入が決定しました。

FIAT500ではなく、ラパン!?

私は流れ的にFIAT500を購入する事は決定事項だと信じていましたが、結論としてはなぜかスズキ アルトラパンを購入しました。
私も含め普通の感覚では、FIAT500とラパンは車格(価格)が違うので直接の競合関係に発展する事はまずありませんが、どうしてこういう結論になったのでしょうか。

FIAT500ではなく、ラパンになった理由

車の購入を決断してから駐車場の確保ができるまでの数ヶ月の間、FIAT500は常に軸であり続けましたが同時に国内外の全てのメーカーの小型車(軽自動車を含む)の情報を嫁と共に見ていました。

"2台目として最も適当だと思われる軽自動車は、衝突時の安全性について疑問符が付くので選択肢に入れることには消極的"

軽自動車に関しては、上記の様に関連記事に記載しておりその気持ちが大きく変わったという事ではありません。ただ、低速域の市街地を短距離走るリスクはそれほど大きくないと思いますし、女性が好むデザインや機能性の高さなど、現実的な選択肢として軽自動車を排除する事はできませんでした。

終始FIAT500を推す私に対し、嫁はFIAT500のデザインが最も良いと言いつつ国産メーカーの小型車や軽自動車と比較した時のコストパフォーマンスの悪さを気にしていたようです。
嫁は色々な車のカタログを熱心に見て知識も相応についてきたので、私は最終的な選定を嫁に任せる事にし、嫁が出した最終的な結論がスズキ アルトラパンでした。

嫁がラパンに決断した理由が幾つかあるので、全く参考にならないと思いますが一応記載しておきます。

理由その① : ハンドルが白い

嫁にとっては全体的なデザインよりも何よりも、ハンドルが白いという事が車を購入する上で最も重要な条件だそうです。「ハンドルが白い」という条件に当てはまるのは、FIAT500とラパンの2台のみなので、当初から一騎打ちが確定していました。
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理由その② : ラパンには全方位モニタ-(OP)がある

国産メーカーでは標準的な装備になりつつある全方位モニタ-(駐車時に前後左右全ての映像が合成され画面に映る仕組み)は、特にミスが起こりやすい駐車時の安全性を高めてくれるアイテムです。
特に嫁は駐車に苦手意識があり、こういった運転支援装備の充実は決定するにあたり重要視したポイントだそうです。
残念ながらFIAT500にはそういった装備がなく、社外品を利用して組み上げる事も費用対効果の面で非現実的でしょう。

理由その③ : 嫁が運転するシーンを想定すると、ラパンでも充分

私自身は軽自動車そのものの安全性に懐疑的ですが、先程も書いたように低速域の市街地を短距離走る程度であれば、リスクはそれほど大きくないと思います。
嫁自身は私のCR-Vを乗り回していた自信もあってか、軽自動車であれば市街地中心部にある狭い道路でも余裕で通行が可能で、CR-Vでは利用を躊躇していた駐車場の利用も可能になると考えているようです。

理由その④ : 使い勝手の悪さと室内の狭さが気になったFIAT500

FIAT500の室内は非常に狭く、特に後部座席はほとんど使い物になりません。現在9ヶ月の息子はすでにチャイルドシートを前向きで使用しており、物理的にはFIAT500にチャイルドシートを装着する事は可能ですが、嫁は2回目の試乗時に2ドアでは息子を乗せるのに不便だと感じたようです。
対してラパンは4ドアなので息子の積み下ろしがとても楽で、室内はFIAT500とは比較にならないほど使える空間が多いのが気に入ったようです。

理由その⑤ : ラパンの方が購入価格および維持費が安い

ラパンはFIAT500と比較して購入価格で約50~80万円、維持費でも数割は安いという事実は現実を見る女性にとっては大きい差です。
基本的に乗り潰す事を前提としリセールまでは考えていないのですが、軽自動車は人気が高いので走行距離がそれほど多くなければあまり値崩れはしない印象があります。

理由その⑥ : FIATの営業マンに不信感を抱いた

当初FIATの営業マンは、非常に物腰が柔らかく第一印象は悪くありませんでした。しかし、連絡が遅く、言ったことを理解せず、頼んだことを遂行しないなど度重なる失態の末、我々はその営業マンを完全に信頼する事ができなくなりました。

スズキ アルトラパン(DBA-HE33S)

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(出展 : Response

駐車場を確保したその日、嫁がラパンの購入を決断しました。嫁は用意周到な事にすでに色なども決めていた為、私はグレードや細かいオプションの選定などを手伝いました。

アルトラパンは言うと、過去にはSSといったスポーツグレードもありましたが、私にとっては可愛い軽の代名詞です。特に一時期私の地元では、ラパンに乗っている子は可愛いみたいなイメージが出来上がっており、故に女の子の車という印象が強くあります。

閑話休題。

ほぼ仕様が決まったので、つい先日ラパンを注文してきました。Xグレードの4WDにメーカーOPの全方位モニター付メモリーナビゲーションを装着し、値引交渉は一切しなかったものの、見積りから約10万円程の値引きがあり192万円で購入しました。
軽自動車で約200万円という価格には驚かされますが、売れ筋の軽自動車は大抵200万円前後する世の中なので仕方ないと割り切るしかありません。

嫁が選択した車体色と内装色の組み合わせは、まだラインにすら乗っていない仕様らしいので、ラパンの納車は来月以降になる見込みです。どんなに遅くても来月末には届くと思うので、届いたらゆっくり見たいと思います。
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(Last Editing Date : 2018 / 08 / 23)