嫁にドローンを買おうかなと相談していた矢先、とある人から貰いました

京商 DRONE RACER G-ZERO

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ある日私の父親から急に「ドローンを貰った」と電話が来て、即座に「欲しい!」と言っていたものが届きました。

当初はドローンとだけ聞いていて、Amazonで販売している様な中華系の安いやつと思っていたのですが、それでも高いところから息子を撮影できそうだと喜びました。
しかし、どうやら目論見は大きくハズレたようで、実際に手にしたドローンは京商 DRONE RACER G-ZEROというレース用ドローンで、当然カメラは搭載されていません。

使い道が極端に限定されているドローン

レース用ドローンなので、その用途は当然レースです。気軽に息子を撮影したいというライト層にとって、そもそもカメラが搭載されていないので使い道が全く無いのですが、初めてのドローンなので練習用と割り切って操縦を覚えることにしました。
但し、将来的にはFPVユニット(要はカメラ)が発売される可能性があるとの事なので、是非静止画及び動画の撮影に対応したものがリリースされる事を期待しています。
【追記_1911】
いつの間にかFPVユニットが発売されており、飛行中の映像をモニターで見ながら操縦する事ができるようになっていました。でも、これって録画できるのだろうか?
第一印象としては、箱が大きい割に規制内の機体なので結構小さくて華奢で、プロポが空モノとしては珍しくホイラ-タイプなので、陸モノRCをやっていた私とっては親和性が高いと感じました。
ただ、飛行できる高さが35cm or 60cmの2段階に限定されている反面、速度は30km/h~34.5km/hも出るので家の中ではまず飛ばす事ができないので、事前に思っていた通り飛ばせる場所と遊び方がかなり限定されます。

安全対策については、プロペラガードや緊急ストッフなどかなり配慮されています。機体が軽く法律に抵触しないため、特にドローンが禁止されていない公園なら何とか遊べるのかな?

DRONE RACERを飛ばしてみた

開封から離陸まで5分程度と非常簡単でしたが、早速離陸させてみると真っ直ぐ上に上がらず左方向に流れる状態でした。
車モノRCでもこういった事態は良くあり調整するだけの問題ですが、説明書の書き方が解りづらく調整に手間取ってしまいました。
CALIBRATIONという作業しなければならない事を発見したので事なきを得たわけですが、これは説明書の一番最初に絶対にやる事として記載されているべきだと思います。ちなみに、初回の飛行(電池1パック分)は、この調整で終了しました。

キャリブレーションをした事で真っ直ぐ離陸しホバリングが安定した事により、2パック目は軽く動かしてみました。
真っ直ぐ上がれば操作は決して難しくないですが、やはり狭い室内では少しグルグルさせる程度しかできません。高度のコントロールが無いので操作自体は非常に簡単ですが、逆にコントロールができないので障害物が多数ある場所には不向きです。

高度については、機体の下で地面との距離を感知し高度を自動でコントロールするのですが、高さが30cm(60cm)以上ある障害物があると前方に感知器がないので衝突してしまいます。

飛ばしてみて確信しましたが、レース用ドローンはカメラを搭載したホビードローンとは一線を画すものだと思いました。

DRONE RACERをどこで何に使うの??

割と簡単に動かせる事を確認し、PCとも接続し、あと何が必要かと言えば場所と機会です。

北海道でドローンレースが開催されているのかわからない上に、レース用ドローンのサーキットがどこにあるのかもわかりません。レース用ですから、当然レースをしたくなるのですが車と違ってワンメイクレースでなければならない(基準となる物が現時点で無い)のでハードルは高いと思います。

私が調べた限りでは、
ラジコン自体がマイナー化した昨今、車モノでさえ新参者がサーキットに行くのは気が引けるのに、空モノを抱えて行ける気がしません。
マスターズコートは色々と情報が拾えますが、HSSに関しては更新も止まっており現在開店しているのかさえも不明です。
要は、現在のところドローンレーサーを飛ばす場所も機会もないという事です。
【追記_1911】
マスターズコートが閉店したため、いよいよ気軽に行けそうな場所があるのかわかりません。インターネットで気軽に情報が取得できない時点で、ドローンレーサーの運命は決まったようなものだと感じます。
せっかく手に入れたのに遊ぶ事ができないので、非常にストレスが溜まる状況です。少し時間ができたら積極的に情報を探さなければなりません。

ドローンレーサー自体、ミニ四駆の様にオプションパーツが発売されており改造する楽しみがあるのは良いことですが、もっとメジャーにならないと、そもそも競う相手がいないので改造する意味がありません。


(Last Editing Date : 2019 / 11 / 05)
(追記 2018年1月11日)

待望のFPVシステムがリリースされていた

家の中でドローンを飛ばすと息子がとても怖がるので封印していたのですが、ふと京商のページを見てみるとなんとFPVシステムが昨年11月にリリースされていました。

FPVシステムとは、DRONE RACERに搭載したカメラの映像をプロポ側のモニターで確認できるシステムです。2.4GHz帯なので資格も特に必要ありませんから、非常に手軽だと思います。

カメラ自体は高画質とは言い難いのですが、価格的にも1万1000円と手が出しやすいこともあり、結構普及していくのではないかと思います。

この製品は私のドローンレーサー熱を呼び戻すのに充分な魅力があるので、後ほどポチっておきます。