ここ2年ほど、カセットガスコンロの使用頻度が高くなっています。
2018年9月6日午前3時7分に発生した北海道胆振東部地震により、北海道は最大2日間程度停電に見舞われました。我が家も約1日半の停電を経験し、ガス缶の備蓄が無かったなど色々ありましたが、結果的に毎食カセットガスコンロを使用できた事は前代未聞の体験の中にあって1つの良い光でした。
まさに備えあれば憂いなしが実証された形になり、嫁さんが寝込んでいる中で、私はカセットガスコンロを使って料理をしたのですが、息子①は不安に押し潰されそうになりながらもそれがキャンプのようで楽しいと強く印象に残ったようです。
震災以降、相変わらず料理好きな息子①がカセットガスコンロで何か作りたい言ったり、大量にあるガス缶(使用期限は7年間!!)を徐々に消費するために、比較的時間のある週末にはカセットガスコンロを出してリビングテーブルで料理をして食べる事が習慣になりました。
卓上IHコンロやホットプレートは、コンセントを挿すだけで調理ができるなど利便性に優れていますが、最近カセットガスコンロを度々使用している中で、私の中でカセットガスコンロの評価が非常に高まっています。
我が家はキッチンのコンロがIHであるため、卓上IHコンロを使用する場合でも別途鍋などを用意する必要はありませんが、例えば中に金属プレートが入っているIH用の土鍋は使い勝手が悪いなど気になる点は幾つか存在するのですが、カセットガスコンロはどんな鍋でも使用できるのは強みです。
また、先程も記載したように、カセットガスコンロは電力に頼る必要がないため、停電などの緊急事態が発生した場合でも調理が可能です。
さらに、自宅が全てIHなど電力に頼る調理器具ばかりだと、子どもに火を間近で体験させる機会がキャンプ以外ほとんどありません。その点、カセットガスコンロは火が出て、その火によって食品が焼ける事が目に見えてわかるので、火の取り扱いについて実践を通じて教育する事が可能です。
そして、カセットガスコンロは電力が必要ないため、特に息子②が魅力的に感じる電源コードが存在せず、事故リスクを低減する事ができます。
カセットガスコンロを度々使用する様になって感じるデメリットは、ガス缶の廃棄以外はありません。以前は卓上IHコンロの方がお手入れが楽だと思っていましたが、実際は差がありません。ランニングコストについても、厳密には卓上IHコンロの方が安いのですが、最大でも月に4回程度の使用頻度では大きな差には繋がりません。
先日も週末のお昼に、息子①とチャーハンを作りました。用意から調理、そして食べるまでの動きは回を重ねるうちにスムーズになり、息子①が積極的にお手伝いをしてくれるので、嫁さんがキッチンで作るより早く(美味く??)できます。
また、夕飯には焼肉をしました。ホットプレートほど油ハネが気にならず、卓上IHより焼き加減の調整が楽で、何故かそれらを使うより美味しいので、今後我が家で行う焼肉は必ずカセットガスコンロを使おうと嫁さんと話しました。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が解除され、徐々に日常へと戻りつつあるため、段々と週末に時間を作ることが難しくなるでしょうが、今後も引き続き息子①とカセットガスコンロを使って調理を楽しむ機会をできるだけ作りたいと思います。
ある日を境に躍動するカセットガスコンロ
大抵の方は、カセットガスコンロと聞けばパッとモノが思い浮かぶと思いますし、大抵のご家庭には最低でも1台あると思います。Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ、CB缶)をカチッとセットするだけで、電源などが不要でとっても手軽に火が手に入るアレです。タンスの肥やしから急遽登板した日
我が家のカセットガスコンロは、イワタニ カセットガスグリルパン ビストロの達人II CB-GP-Wという2012年発売のモデル(プレスリリース)で、購入した時期はおそらく引っ越しをした後の2014年~2015年あたりだと思います。現在は、2019年12月に発売されたビストロの達人Ⅲというモデルが存在するようですが、見た目も最大発熱量が我が家のモノと変わらないので、Ⅱでも充分現代に通用するモデルだと思います。
カセットガスコンロを導入したのは、現在の家のキッチンコンロがIHタイプとなっており、停電が発生した場合に右往左往したくないという理由からですが、卓上IHコンロも所有していましたし、ガス缶を用意する手間もあったので、実際に使用された事は2018年9月6日までほとんどありませんでした。2018年9月6日午前3時7分に発生した北海道胆振東部地震により、北海道は最大2日間程度停電に見舞われました。我が家も約1日半の停電を経験し、ガス缶の備蓄が無かったなど色々ありましたが、結果的に毎食カセットガスコンロを使用できた事は前代未聞の体験の中にあって1つの良い光でした。
まさに備えあれば憂いなしが実証された形になり、嫁さんが寝込んでいる中で、私はカセットガスコンロを使って料理をしたのですが、息子①は不安に押し潰されそうになりながらもそれがキャンプのようで楽しいと強く印象に残ったようです。
定期的に使用されるようになったカセットガスコンロ
震災の影響が薄らいだ2018年末頃には、ガス缶で動くストーブなども含めて自宅の備蓄品を一気にグレードアップさせました。その中でも、震災時にガス缶が無かった経験から、常備するガス缶の本数を大幅に増加させた事は我が家にとって大きな安心材料です。震災以降、相変わらず料理好きな息子①がカセットガスコンロで何か作りたい言ったり、大量にあるガス缶(使用期限は7年間!!)を徐々に消費するために、比較的時間のある週末にはカセットガスコンロを出してリビングテーブルで料理をして食べる事が習慣になりました。
自分の中で再評価されたカセットガスコンロ
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使い勝手は卓上IHやホットプレートより上
食卓テーブルで何かを料理する場合、私はこれまで意図的に電力で全てを賄う方向に進んでいました。鍋の時は卓上IHコンロを使用していましたし、震災以後はカセットガスコンロを度々使用する様になりましたが、ホットプレートも併用していました。卓上IHコンロやホットプレートは、コンセントを挿すだけで調理ができるなど利便性に優れていますが、最近カセットガスコンロを度々使用している中で、私の中でカセットガスコンロの評価が非常に高まっています。
カセットガスコンロのメリット
カセットガスコンロは、卓上IHコンロやホットプレートと比較して、火力が強く、また火力の立ち上がりが早く、火力調整が容易であるため、調理には最も適していると言えます。我が家はキッチンのコンロがIHであるため、卓上IHコンロを使用する場合でも別途鍋などを用意する必要はありませんが、例えば中に金属プレートが入っているIH用の土鍋は使い勝手が悪いなど気になる点は幾つか存在するのですが、カセットガスコンロはどんな鍋でも使用できるのは強みです。
また、先程も記載したように、カセットガスコンロは電力に頼る必要がないため、停電などの緊急事態が発生した場合でも調理が可能です。
さらに、自宅が全てIHなど電力に頼る調理器具ばかりだと、子どもに火を間近で体験させる機会がキャンプ以外ほとんどありません。その点、カセットガスコンロは火が出て、その火によって食品が焼ける事が目に見えてわかるので、火の取り扱いについて実践を通じて教育する事が可能です。
そして、カセットガスコンロは電力が必要ないため、特に息子②が魅力的に感じる電源コードが存在せず、事故リスクを低減する事ができます。
カセットガスコンロを度々使用する様になって感じるデメリットは、ガス缶の廃棄以外はありません。以前は卓上IHコンロの方がお手入れが楽だと思っていましたが、実際は差がありません。ランニングコストについても、厳密には卓上IHコンロの方が安いのですが、最大でも月に4回程度の使用頻度では大きな差には繋がりません。
充分な火力で楽しむ息子①との調理
我が家の場合、食卓で調理をするメニューと言えば大抵チャーハンが焼き肉など火力を必要とするモノと相場が決まっています。そもそも、震災時にカセットガスコンロを使用してチャーハンを作ったことが息子①の記憶に残っており、息子①がチャーハンを作りたいと言い出すため、それ以外の選択肢がほとんど無いとも言えます。先日も週末のお昼に、息子①とチャーハンを作りました。用意から調理、そして食べるまでの動きは回を重ねるうちにスムーズになり、息子①が積極的にお手伝いをしてくれるので、嫁さんがキッチンで作るより早く(美味く??)できます。
また、夕飯には焼肉をしました。ホットプレートほど油ハネが気にならず、卓上IHより焼き加減の調整が楽で、何故かそれらを使うより美味しいので、今後我が家で行う焼肉は必ずカセットガスコンロを使おうと嫁さんと話しました。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が解除され、徐々に日常へと戻りつつあるため、段々と週末に時間を作ることが難しくなるでしょうが、今後も引き続き息子①とカセットガスコンロを使って調理を楽しむ機会をできるだけ作りたいと思います。