機械に疎い嫁さんも、ついにスマートウォッチを手にしました。
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通知に気づかないイライラ

子育て中の全ての親御さんに共通する事だと思いますが、子どもと接している時はスマートフォンの通知に全く気づかない、または気づける余裕が無いシーンがかなり多いはずです。

我が家の場合、家族間の連絡はGoogle謹製のHangoutで行っていますが、急用で連絡をしても既読がつかない事も多く、そういった時は電話をしてもまず繫りません。
通知に気づかない理由はとても良く理解できますし、私自身はそれに対してイライラすることもありませんが、嫁さん自身はかなりフラストレーションが溜まっているようです。

対して、私はSONY SmartWatch3 SWR50を常用しているため、仕事中はもとより息子と遊んでいる時でも通知に気づかない事はほぼ(電池が切れて無ければ)ありません。
そんな私の姿を見て、普段ガジェットに全く興味が無い嫁さんがボソッと「私もスマートウォッチが欲しい」と言い出したのが今年の夏くらいでした。

嫁さんに最適なスマートウォッチは何か

一口にスマートウォッチと言っても、SWR50やApple Watchの様に全面タッチディスプレイが搭載されているタイプもあれば、普通の時計に限定的な機能が搭載されたハイブリッドスマートウォッチと呼ばれるタイプも存在します。
ハイブリッドスマートウォッチの場合、見た目は普通のアナログ時計なのでハードルが低く、半年に1回裏蓋を開けてボタン電池を交換するだけで良いので、充電というルーティン日々の作業が必要無くなります。

嫁さんの場合、通知機能があれば充分ですし、子育て中でバタバタしているため毎日充電する手間の無いハイブリッドスマートウォッチが最も適しているのは火を見るよりも明らかです。

そこで情報を集めていた矢先、嫁さんの大好きなケイト・スペード ニューヨークというブランドからFOSSILの技術をベースとしたハイブリッドスマートウォッチが発売される事になりました。

早速購入してきました

嫁さん初のスマートウォッチ

仕事終わりに札幌駅ビルに入っているケイト・スペードに立ち寄り、お目当てのハイブリッドスマートウォッチが入荷していたので早速購入してきました。
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性能云々よりまずは見た目

今回FOSSILグループからライセンスブランドを含む7ブランド(FOSSIL、Misfit、SKAGEN、DIESEL、EMPORIO ARMANI、kate spade new york、MICHAEL KORS)から107種類のデザインバリエーションで出たスマートウォッチ群は、これまでのスマートウォッチと比べて圧倒的にデザインナブルな製品群となっており、kate spade new york ハイブリッドスマートウォッチもこれまでスマートウォッチに全く興味が無かった嫁さんですら欲しいと思うのですから、やはり性能よりも見た目が大切だなと改めて考えさせられました。
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(出典 : kate spade new york

最低限だが、嫁さんには充分な性能

ハイブリッドスマートウォッチなので、タッチスクリーンを搭載したスマートウォッチと比較して使える機能は限定的ですが、スマートフォンの着信やメール受信の通知機能、アクティビティ・トラッキング機能や睡眠量を計るビューティースリープ機能など充分な機能が搭載されています。

肝心の通知機能に関しては、時計の針の位置やバイブレーションで着信を知らせてくれるため、スマートフォンをバッグの中に入れっぱなしにしておいても安心です。
通知を知りたい人を6人まで登録でき、連絡相手に割り振った時刻を長針・短針が指して通知するシステムなので、通知を知りたい人が多い場合は対応できなさそうです。

また、ケイト・スペードのスマートウォッチ用アプリに記念日を登録すると、目標の日付に向けて中央のシャンパンが満たされていく仕組みもあり、中々考えられています。

問題としては、ケース径が39.5mmで厚さもかなりあるので重たい事です。スマートウォッチなのである程度は仕方ありませんが、女性向けとしてはかなりの重量級だと言えます。
それでも3気圧防水であることや、6ヶ月電池が持つことなどこれまでの時計と同じ様に何も気にしないで使えるのはとても魅力的です。

子育ての味方になってくれた

購入から数日経過し、これまではスマートフォンがあれば必要無いと考えていたものがマストアイテムと言うほど、嫁さんのスマートウォッチに対するイメージは大きく変わったようです。
通知機能によってメールや電話に対応できるようになった以上に、スマートフォンを気にしないで完全に放置できる安心感の獲得が大きかったそうです。

嫁さんが本格的にスマートフォンを触れるのはせいぜい息子が寝ている時間くらいですが、いつ電話やメールが来るかわからない中では近くにスマートフォンを置いてずっと気にしている必要があったそうです。
スマートフォンが手元にあると(現代人の多くに共通する事ですが)無意識に触ってしまうことも多々あり、息子に意識を集中できなかった事もあるようでした。

ところが、スマートウォッチを装着する事でスマートフォンを完全に片隅に追いやる事が可能となり、精神的にもある種の緊張が解けて楽になったと言っていました。

両手が自由になるモバイルライフを手に入れた

SWR50の記事でも書いたように、そして上記にもあるようにスマートウォッチの最大の利点は、手がスマートフォンに占拠されないことです。

ハイブリッドスマートウォッチなので各種の支払いなどへはさすがに対応していないため、どんなシーンでも完全に手が空く事は不可能ですが、1歳児を連れて歩いている時にスマートフォンを手にとる必要が無いだけでも大きな変化です。
授乳中や遊んでいる時などに通知が着ても、少なくても誰からの通知かがわかれば即座に対応するべきかどうかの判断が可能となり、精神的な余裕が生まれる事は子育てに大きなプラス作用がありました。