新学習机を導入したばかりですが、とある事情により別の学習机が届きました。
我が家の場合、子育て期間中という事もあって極力常設の家具を置く事はしておらず、今年7月にツインディスプレイを導入した際に新設した私のパソコンデスクも、すぐにバラせるように木材で組んでいます。
しかし、多くの方が共感していただけると思いますが、ずっと同じ体勢でパソコンを触っていると腰痛や肩こりによって集中力が削がれ、仕事に対して100%のパフォーマンスを発揮する事が難しい状況になります。
そのため、少なくても椅子は昇降式であるべきだし、最適なポジションを得るには椅子と机双方が昇降式であるべきだとの思いを強くしました。
そして、ちょうど先日公開した記事がほぼ出来上がった頃、私のTwitterを通じてFLEXISPOTより新製品である「FLEXISPOT スタンディングデスク 勉強机 / 学習机 SD1セット」のレビューの依頼をいただきました。
ご依頼をいただいたのは大変光栄でしたが、この時すでに2台のスチールデスクは組み立てが終わり、使用を開始したところです。タイミング的にはちょっと...と思いましたが、やはり電動昇降デスクを試してみたいという思いが勝り、今回レビューをさせていただく事となりました。
なお、当ブログではレビュー記事であっても、率直な意見・感想を記載しています。これは、私自身も様々なブログを見て様々な製品を購入した経験の中で、何度か騙されたと感じた経験があるためで、特に今回の場合は子ども用の学習机なので、少し厳しい目でレビューをさせていただきます。
ちなみに、結論は息子①はFLEXISPOT SD1の方が良いと感じたようです。
【目次】
早速開封し、パーツを取り出します。大きくは、天板に足を取り付けるだけで良さそうです。なお、電動昇降式の肝である鳥居形の足パーツは、単体でもそれなりの重量があるので1人で作業する際は気をつけてください。
説明書は、きちんとした日本語で書かれていました。ただ、説明文のうち幾つかは素直に読んでも「??」となる部分があるため、絵をよく見て組み立てた方が良いでしょう。
開封から約10分で、足の部分が出来上がりました。写真を取りながらの作業だったため、ただ組み立てるだけなら5分もあればできるでしょう。
なお、足の部分に使うネジは六角式ですが、セットの中に六角レンチが入っているので別途用意する必要はありません。
次に足の部分を天板に取り付けますが、これはプラスネジで取り付けます。欲を言えば、天板側にネジ受けを予め埋め込んでおき、タッピングネジじゃなくても強固に接着できるようにして欲しいと思います。
足と天板の接着は非常に大切な部分であるためか、各ネジ穴の上下にはワッシャー代わりにゴムが最初から付いていました。これがあると無いとでは大違いで、コストダウンしすぎて大切な部分まで疎かになっている製品では無いことがわかります。
注意点としては、先程使用した六角レンチの片方がプラスドライバー形状になっていますが、作業性が悪いので自宅にあるドライバーの使用を推奨します。先程も書きましたが、天板側にネジ受けを埋め込んでおき、同一規格の六角ネジに統一されるとユーザー満足度は上がると思います。
途中、我が家の愛犬である「ちゅん」に邪魔されながら、そして写真を撮影しながらここまで約20分しかかかっていません。
電動昇降式のため、天板の裏に可動部分が存在するのですが、そこはしっかりとカバ-がついているため子ども用としても安心です。
あとは、ケーブル類をスイッチ部に繋げると完成です。ケーブルは余裕を持った長さになっていますが、ケーブルバイトが幾つか付属するのでキレイに収めることが可能(未実施)です。
なお、私の元に届いたSD1に入っていた説明書は、スイッチ部の「DC IN」と「M1」というケーブルを挿す場所が逆(拡大図の方は正解)になっていました。端子形状が違うので間違って挿す事はありませんが、気づかないで無理やり挿そうとする人もいるかもしれないので、要改善ポイントです。
開封から完成まで、ピッタリ30分でした。既存の学習机も大体似たように組み立て時間だったので、このサイズの机の組み立てにはおおよそ30分程度かかると思えば良さそうです。
下降側のスイッチを押すと、アクチュエーターがガコッと反応します。しかし、上昇ボタンを押してもアクチュエーターは全く反応せず、一度電源を抜いたり配線をやり直しましたが、その状況は変わりませんでした。
これでは、高さ550mmのただの机になってしまうので、FLEXISPOTにメールを送りました。メールをしたのが日曜日だったためか、翌日私の直面する状況の解決策が送られてきました。
この問題については、「リセット」をしてみていただけると幸いでございます。
早速指定された方法を試してみると、上昇も下降もできるようになりました。説明書の障害情報には、デスクが上がらない場合は ①積載荷重を確認する ②販売店に連絡する としか記載されていませんので、このリセット方法は是非記載しておいて欲しいと思います。
なお、上昇・下降に伴い当然アクチュエーターの作動音はするのですが、私が想像していたより格段に静かで驚きました。こういうものってもっと派手な音をすると思っていたのですが、随分と静音技術が発達しているようです。
しかし、SD1の場合は昇降範囲が550~890mmと非常に幅が広く、一般的に小学校低学年で600~650mm、小学校高学年で650~700mm、中学生以降で700mm以上と言われる天板の高さのいずれにも設定が可能です。
さらに、SD1は無段階昇降により使用者のスイートスポットにピッタリハマる高さに出来るうえ、電動でそれが可能なので子どもでも自分で手軽に調節が可能です。
SD1には、上昇と下降のスイッチしか無く、任意の高さを記憶させておくなどの他機種にある機能は削減されていますが、ターゲットが子どもなのでネガティブなポイントにはなりません。
安全性に配慮されているという点では、天板より足(底部含む)の方が圧倒的に重い事も重要なポイントです。5歳の息子①が机の登って遊ぶことはもうありませんが、息子②は2歳くらいになると一瞬でも目を離せば机に登りそうなので、高い安定性があり揺れない事は安心感に繋がります。
個人的に良いと思うのは、防水クリアコーティングが施されている点です。まだ汚れがないので試せていませんが、おそらく鉛筆の跡などもサッと拭くだけで消えるのではないかと思います。
また、学習机というだけあって、両端にはカバンをかけるフック(耐荷重10kg)が付属しています。我が家の場合、スペースの問題で最悪のこのフックはどちらか片方を取る可能性がありますが、既存学習机にはカバンをかける場所が無く少し困っていたので良いなと思いました。
既存学習机の高さは、700mm。SD1は昇降式なので高さは自由に設定できますが、とりあえず初期値として窓カウンタ-の下辺にピッタリ合う730mmとしました。
既存学習机の場合、この30mmの差によって窓カウンタ-と机の間に隙間が発生し、ある種のデッドスペースになっていたため、見た目も実用上もやや悪くなっていました。
SD1の最低高さである550mmに設定すると、息子②のプレイスポットとしても使えそうです。また、2歳以降になれば少しずつ勉強の時間が増えてくるので、兄弟並んで勉強する事もできそうです。
まぁ、勇み足で既存学習机は息子②の分も用意してしまっていますが、冷静に考えると高さ700mmもある机を使うようになるまであと3年はかかると思いますし、そういう意味ではこのSD1は1歳から使える学習机と言っても良さそうです。
反対に最高高さである890mmに設定すると、例えば嫁さんがシャツにアイロンをかける時やミシンを使う時に使えそうです。
配線用の穴が用意されていれば、パソコン台としても魅力的だと思います。まぁ、配線用の穴に関しては、どのみちカバンフックがある分だけ横に空間が出来るため、実用上あまり問題は無いのかも知れません。
また、いっそのこと配線穴などを加工した天板を別途用意すれば良さそうですが、FLEXISPOTの別の商品(電動昇降の足の部分)を買えば良いですね。
意外と価格差は大きいですが、純粋な机としての機能には差がなく、頑丈でほとんど壊れる可能性が無いスチールデスクか、フレキシブルな運用ができる昇降式かといった付加的な要素が判断材料となります。故に、ここはもう好みによるところが大きいでしょう。
ちなみに、いわゆる一般的な学習机(棚なども含む)の場合、ニトリですら約6~7万円、他の家具屋では10万円に届く物もありました。また、一般的な学習机は、必要ない棚なども付属品として強制的に付いてきてしまうので、机単体が欲しい時の選択肢はほとんどありません。
リビング学習用の机の場合、おそらく机と椅子があれば良いと思うので、そういった場合には長い目で見て様々な事に利用できそうなFLEXISPOT SD1という選択は充分にアリだなと思います。
※2020年12月26日までの期間中、SD1が10% OFFになるようです。
大前提として、椅子の高さは既存学習机(上写真右側)とSD1(上写真左側)使用時に変更はしていません。言い換えれば、これまでと同じ椅子の高さをそのまま使用しています。なお、椅子の高さに関しては、以前息子①が足置きとの距離感が丁度よいと感じるよう調整済で、以降変えることはしていません。
息子①曰く、天板が約30mm上がった事でかなり書きやすくなったそうです。実際、勉強しているときの姿勢も良くなっており、たかだか30mm、されど30mmを実感しました。
5歳の息子①にとって、実のところ机が変わっても高さ以外の違いは感じないようです。途中途中で自分なりに天板の高さを変えたり色々試していましたが、結局730mm程度がしっくりくるようです。
SD1の天板昇降速度は、最大で15mm/sとなっています。また、連続して昇降させると良くないようで、使用頻度として「2分間連続操作したときは18分以上操作しないでください」と説明書に記載があります。
息子①は、昇降速度もちょうど良いと感じているようですし、パパッと任意の位置に天板を調整できていたので、操作感も一発で掴めたようです。
既存学習机とSD1を交互に使用してもらった結果、息子①はSD1の方が良いという結論に至りました。いや、なんとなく最初からそんな気はしていましたが、購入間もない既存学習机2つの処遇をどうしたら良いか悩まなければならないようです。
さらに、電動昇降デスクの良さを体感してしまった私も、パソコン用デスクの足にFLEXISPOT E1ないしE3が欲しいと思ってしまっているので、いずれ導入するかもしれません(何かのフラグが立った)。
とりあえず、学習机に関してはどちらも導入間もないため、しばらく使用してみて双方の良し悪しを見極めていきたいと思います。
電動昇降デスクが気になっていた
今年8月、在宅勤務が続く高校時代からの親友が、FlLEXISPOT EN1という電動昇降デスク(足フレーム)を購入したとFacebookに公開して以降、私の中で電動昇降デスクへの憧れが芽生えました。我が家の場合、子育て期間中という事もあって極力常設の家具を置く事はしておらず、今年7月にツインディスプレイを導入した際に新設した私のパソコンデスクも、すぐにバラせるように木材で組んでいます。
しかし、多くの方が共感していただけると思いますが、ずっと同じ体勢でパソコンを触っていると腰痛や肩こりによって集中力が削がれ、仕事に対して100%のパフォーマンスを発揮する事が難しい状況になります。
そのため、少なくても椅子は昇降式であるべきだし、最適なポジションを得るには椅子と机双方が昇降式であるべきだとの思いを強くしました。
思いもよらぬ依頼を受けた
相変わらず電動昇降デスクの事は頭の片隅にありながら、先日は主にコスト面を考慮して、PLUS製の業務用スチールデスクを息子①専用学習机として導入しました。ただ、記事内には記載していませんが、実はこの時も電動昇降デスクの導入を一時検討していました。そして、ちょうど先日公開した記事がほぼ出来上がった頃、私のTwitterを通じてFLEXISPOTより新製品である「FLEXISPOT スタンディングデスク 勉強机 / 学習机 SD1セット」のレビューの依頼をいただきました。
ご依頼をいただいたのは大変光栄でしたが、この時すでに2台のスチールデスクは組み立てが終わり、使用を開始したところです。タイミング的にはちょっと...と思いましたが、やはり電動昇降デスクを試してみたいという思いが勝り、今回レビューをさせていただく事となりました。
なお、当ブログではレビュー記事であっても、率直な意見・感想を記載しています。これは、私自身も様々なブログを見て様々な製品を購入した経験の中で、何度か騙されたと感じた経験があるためで、特に今回の場合は子ども用の学習机なので、少し厳しい目でレビューをさせていただきます。
FLEXISPOT 勉強机 / 学習机 SD1セットの実力はどうか
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FLEXISPOT SD1-1006
今回レビューさせていただくFLEXISPOT SD1は、天板サイズが幅1,000mm×奥行き600mmのモデルです。これは、先日導入した学習机と同じ大きさであるため、息子①に双方を使用した感想を聞く際に、主に電動昇降によって得られるメリットを聞くことが可能です。ちなみに、結論は息子①はFLEXISPOT SD1の方が良いと感じたようです。
(出典 : FLEXISPOT SD1)
なお、今回は特に組み立て工程について通常より詳細に記載しているため、以下に目次を用意いたしました。使用感などについてのみ気になるという方は、下記項目をクリックしていただければ、その章まで飛んでいきます。
なお、今回は特に組み立て工程について通常より詳細に記載しているため、以下に目次を用意いたしました。使用感などについてのみ気になるという方は、下記項目をクリックしていただければ、その章まで飛んでいきます。
【目次】
・FLEXISPOT SD1-1006 開封~組み立て
・FLEXISPOT SD1-1006 特徴
・FLEXISPOT SD1-1006 設置状況と既存学習机との比較
・FLEXISPOT SD1-1006 息子①の使用感
FLEXISPOT SD1-1006 開封~組み立て
Twitter経由でメールをいただいてから4日で、SD1が届きました。幅1,000×奥行き600mmの天板が入っているだけあって梱包は大きく、梱包重量は約30kgと先日購入した机とほぼ同重量でした。電動昇降式である事を考えると、軽いと言えるのかも知れません。早速開封し、パーツを取り出します。大きくは、天板に足を取り付けるだけで良さそうです。なお、電動昇降式の肝である鳥居形の足パーツは、単体でもそれなりの重量があるので1人で作業する際は気をつけてください。
説明書は、きちんとした日本語で書かれていました。ただ、説明文のうち幾つかは素直に読んでも「??」となる部分があるため、絵をよく見て組み立てた方が良いでしょう。
開封から約10分で、足の部分が出来上がりました。写真を取りながらの作業だったため、ただ組み立てるだけなら5分もあればできるでしょう。
なお、足の部分に使うネジは六角式ですが、セットの中に六角レンチが入っているので別途用意する必要はありません。
次に足の部分を天板に取り付けますが、これはプラスネジで取り付けます。欲を言えば、天板側にネジ受けを予め埋め込んでおき、タッピングネジじゃなくても強固に接着できるようにして欲しいと思います。
足と天板の接着は非常に大切な部分であるためか、各ネジ穴の上下にはワッシャー代わりにゴムが最初から付いていました。これがあると無いとでは大違いで、コストダウンしすぎて大切な部分まで疎かになっている製品では無いことがわかります。
注意点としては、先程使用した六角レンチの片方がプラスドライバー形状になっていますが、作業性が悪いので自宅にあるドライバーの使用を推奨します。先程も書きましたが、天板側にネジ受けを埋め込んでおき、同一規格の六角ネジに統一されるとユーザー満足度は上がると思います。
途中、我が家の愛犬である「ちゅん」に邪魔されながら、そして写真を撮影しながらここまで約20分しかかかっていません。
電動昇降式のため、天板の裏に可動部分が存在するのですが、そこはしっかりとカバ-がついているため子ども用としても安心です。
あとは、ケーブル類をスイッチ部に繋げると完成です。ケーブルは余裕を持った長さになっていますが、ケーブルバイトが幾つか付属するのでキレイに収めることが可能(未実施)です。
なお、私の元に届いたSD1に入っていた説明書は、スイッチ部の「DC IN」と「M1」というケーブルを挿す場所が逆(拡大図の方は正解)になっていました。端子形状が違うので間違って挿す事はありませんが、気づかないで無理やり挿そうとする人もいるかもしれないので、要改善ポイントです。
開封から完成まで、ピッタリ30分でした。既存の学習机も大体似たように組み立て時間だったので、このサイズの机の組み立てにはおおよそ30分程度かかると思えば良さそうです。
天板が上昇しないという不測の事態が発生
SD1が完成し、コンセントを挿していよいよ電動昇降の威力を見ようとスイッチを押しました。ウィーンというモーター音と共に下降する天板に感動し、次に上昇ボタンを押した所で青ざめました。下降側のスイッチを押すと、アクチュエーターがガコッと反応します。しかし、上昇ボタンを押してもアクチュエーターは全く反応せず、一度電源を抜いたり配線をやり直しましたが、その状況は変わりませんでした。
これでは、高さ550mmのただの机になってしまうので、FLEXISPOTにメールを送りました。メールをしたのが日曜日だったためか、翌日私の直面する状況の解決策が送られてきました。
この問題については、「リセット」をしてみていただけると幸いでございます。・リセット:下ボタンを押し続けデスクが⼀度⼀番低い位置に着き、また少し上がると完了です。
早速指定された方法を試してみると、上昇も下降もできるようになりました。説明書の障害情報には、デスクが上がらない場合は ①積載荷重を確認する ②販売店に連絡する としか記載されていませんので、このリセット方法は是非記載しておいて欲しいと思います。なお、上昇・下降に伴い当然アクチュエーターの作動音はするのですが、私が想像していたより格段に静かで驚きました。こういうものってもっと派手な音をすると思っていたのですが、随分と静音技術が発達しているようです。
FLEXISPOT SD1-1006 特徴
FLEXISPOT スタンディングデスク 勉強机 / 学習机 SD1セットには、他では中々見られない幾つかの大きな特徴があります。子どもの成長に合わせて学習環境を最適化できる
学習環境の中でも重要な要素となるのが、姿勢です。我が家では以前から高さ固定式の、いわゆる一般的なデスクを息子①専用学習机としており、高さ方向の調整は今後も昇降式の椅子によって賄っていくつもりでした。しかし、SD1の場合は昇降範囲が550~890mmと非常に幅が広く、一般的に小学校低学年で600~650mm、小学校高学年で650~700mm、中学生以降で700mm以上と言われる天板の高さのいずれにも設定が可能です。
さらに、SD1は無段階昇降により使用者のスイートスポットにピッタリハマる高さに出来るうえ、電動でそれが可能なので子どもでも自分で手軽に調節が可能です。
SD1には、上昇と下降のスイッチしか無く、任意の高さを記憶させておくなどの他機種にある機能は削減されていますが、ターゲットが子どもなのでネガティブなポイントにはなりません。
学習机として適した仕様
SD1の天板は、四隅が丸角に面取りされており安全です。ただ、上面ないし底面側はそれほど大きく面取りされているわけではないので、例えば机の下に隠れていて頭をぶつけたら痛いだろうなと思います。安全性に配慮されているという点では、天板より足(底部含む)の方が圧倒的に重い事も重要なポイントです。5歳の息子①が机の登って遊ぶことはもうありませんが、息子②は2歳くらいになると一瞬でも目を離せば机に登りそうなので、高い安定性があり揺れない事は安心感に繋がります。
個人的に良いと思うのは、防水クリアコーティングが施されている点です。まだ汚れがないので試せていませんが、おそらく鉛筆の跡などもサッと拭くだけで消えるのではないかと思います。
また、学習机というだけあって、両端にはカバンをかけるフック(耐荷重10kg)が付属しています。我が家の場合、スペースの問題で最悪のこのフックはどちらか片方を取る可能性がありますが、既存学習机にはカバンをかける場所が無く少し困っていたので良いなと思いました。
FLEXISPOT SD1-1006 設置状況と既存学習机との比較
既存学習机と今回レビューさせていただくSD1と比較するために、横並びで配置してみました。息子①は案外既存学習机を気に入っているようですが、双方使い分けてみてどう感じるか私も興味があります。既存学習机の高さは、700mm。SD1は昇降式なので高さは自由に設定できますが、とりあえず初期値として窓カウンタ-の下辺にピッタリ合う730mmとしました。
既存学習机の場合、この30mmの差によって窓カウンタ-と机の間に隙間が発生し、ある種のデッドスペースになっていたため、見た目も実用上もやや悪くなっていました。
SD1の最低高さである550mmに設定すると、息子②のプレイスポットとしても使えそうです。また、2歳以降になれば少しずつ勉強の時間が増えてくるので、兄弟並んで勉強する事もできそうです。
まぁ、勇み足で既存学習机は息子②の分も用意してしまっていますが、冷静に考えると高さ700mmもある机を使うようになるまであと3年はかかると思いますし、そういう意味ではこのSD1は1歳から使える学習机と言っても良さそうです。
反対に最高高さである890mmに設定すると、例えば嫁さんがシャツにアイロンをかける時やミシンを使う時に使えそうです。
配線用の穴が用意されていれば、パソコン台としても魅力的だと思います。まぁ、配線用の穴に関しては、どのみちカバンフックがある分だけ横に空間が出来るため、実用上あまり問題は無いのかも知れません。
また、いっそのこと配線穴などを加工した天板を別途用意すれば良さそうですが、FLEXISPOTの別の商品(電動昇降の足の部分)を買えば良いですね。
価格の差異をどう考えるか
既存学習机は税込14,630円と、非常にお手頃な価格でした。対してFLEXISPOT SD1は、今回レビューをさせていただいた天板サイズ(幅1,000×奥行き600mm)のもので27,800円との事です。意外と価格差は大きいですが、純粋な机としての機能には差がなく、頑丈でほとんど壊れる可能性が無いスチールデスクか、フレキシブルな運用ができる昇降式かといった付加的な要素が判断材料となります。故に、ここはもう好みによるところが大きいでしょう。
ちなみに、いわゆる一般的な学習机(棚なども含む)の場合、ニトリですら約6~7万円、他の家具屋では10万円に届く物もありました。また、一般的な学習机は、必要ない棚なども付属品として強制的に付いてきてしまうので、机単体が欲しい時の選択肢はほとんどありません。
リビング学習用の机の場合、おそらく机と椅子があれば良いと思うので、そういった場合には長い目で見て様々な事に利用できそうなFLEXISPOT SD1という選択は充分にアリだなと思います。
※2020年12月26日までの期間中、SD1が10% OFFになるようです。
FlexiSpot.JP@FlexiSpot_JPFLEXISPOT電動式勉強机/学習机SD1はクリスマスセールを開催いたしました!
2020/12/16 18:11:41
詳細情報は以下に
🧑🎄クーポン:10%
🧑🎄期間:2020年12月14日(月) ~2020年12月26日(土)
🧑🎄URL:… https://t.co/MEO4TyH1RN
FLEXISPOT SD1-1006 息子①の使用感
学習机の実際の使用者である息子②(現在5歳4ヶ月)に、既存学習机とSD1について話を聞いてみました。大前提として、椅子の高さは既存学習机(上写真右側)とSD1(上写真左側)使用時に変更はしていません。言い換えれば、これまでと同じ椅子の高さをそのまま使用しています。なお、椅子の高さに関しては、以前息子①が足置きとの距離感が丁度よいと感じるよう調整済で、以降変えることはしていません。
息子①曰く、天板が約30mm上がった事でかなり書きやすくなったそうです。実際、勉強しているときの姿勢も良くなっており、たかだか30mm、されど30mmを実感しました。
5歳の息子①にとって、実のところ机が変わっても高さ以外の違いは感じないようです。途中途中で自分なりに天板の高さを変えたり色々試していましたが、結局730mm程度がしっくりくるようです。
SD1の天板昇降速度は、最大で15mm/sとなっています。また、連続して昇降させると良くないようで、使用頻度として「2分間連続操作したときは18分以上操作しないでください」と説明書に記載があります。
息子①は、昇降速度もちょうど良いと感じているようですし、パパッと任意の位置に天板を調整できていたので、操作感も一発で掴めたようです。
既存学習机とSD1を交互に使用してもらった結果、息子①はSD1の方が良いという結論に至りました。いや、なんとなく最初からそんな気はしていましたが、購入間もない既存学習机2つの処遇をどうしたら良いか悩まなければならないようです。
もうしばらく試してみます
我が家の2人の息子に対しては、基本的に同じ学習机を用意したいと思っています。そのため、既存学習机はまだ必要のない息子②の分まで購入しましたが、今回もし息子①がFLEXISPOT SD1をこのまま気に入れば、息子②用にも同じものを買わなければいけません。さらに、電動昇降デスクの良さを体感してしまった私も、パソコン用デスクの足にFLEXISPOT E1ないしE3が欲しいと思ってしまっているので、いずれ導入するかもしれません(何かのフラグが立った)。
とりあえず、学習机に関してはどちらも導入間もないため、しばらく使用してみて双方の良し悪しを見極めていきたいと思います。