【UPDATE】この記事は、随時更新されます。

F1 2021年シーズンの全コースガイドです。ガイドと言っても、毎戦日本時間の何時にレースがスタートするかを自分で確認するための備忘録です。

なお、2020年は新型コロナウイルス感染症により、当初発表されていたレースカレンダーと実際に開催されたレースとは大きな乖離がありました。


2021年の記事作成時点でも、世界的には新型コロナウイルス感染症は依然として驚異であり、今後レースカレンダーが大きく変更される可能性も考えられます。

F1 2021年シーズン 全23GP一覧

【カレンダー 一覧】
※以下、文中で触れている各データの数値は、F1公式ホームページを参考にしています。

Formula 1 Gulf Air Bahrain Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年3月26日~28日(日本時間29日0時レーススタート)
開催場所 : バーレーン サキール
コース名 : Bahrain International Circuit
走行距離 : 5.412km × 57Laps = 308.238km
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、11月と12月(アウタートラック)に開催されたバーレーンですが、今年は例年のように早い時期での開催となります。

DRSが3箇所に設定されており、多くのオーバーテイクが期待できるサーキットです。ポイントとしては、ターン1・4・11・14になりますが他のコーナーでも仕掛ける事が可能です。

基本的には4本のストレートを間にキツイコーナーがある典型的なストップ&ゴータイプのサーキットのため、リアタイヤにきつい(リアリミテッド)サーキットで、決勝のみならず予選でもタイヤの使い方によって結果が左右される事があります。
これにより戦略にも幅が生まれ、タイヤを温存しながら走りピットストップの回数を減らして上位に入賞するケースも散見されます。そのため、レース中は各チームの戦略を想像しながら見ると非常に楽しいサーキットの1つです。

2019年は特にタイヤのデグラデーションが酷く、全体的にピット戦略で順位が変動しました。2020年はグロージャンの大クラッシュが記憶に残りますが、レース展開としては序盤からタイヤマネジメントが鍵となりました。

3本の長いストレートがあり、今年仕様のPUの実力が見えるでしょう。

Formula 1 Pirelli Gran Premio Del Made In Italy E Dell'emilia Romagna 2021

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開催日程 : 2021年4月16日~18日(日本時間18日22時レーススタート)
開催場所 : イタリア
コース名 : Autodromo Enzo e Dino Ferrari
走行距離 : 4.909km × 63Laps = 309.049km
昨年新型コロナウイルス感染症の影響によりエミリアロマーニャグランプリとして開催された、通称イモラサーキットでの第2戦です。

昨年はトラックリミット違反が続出したグランプリとして記憶していますが、やはりこういったオールドサーキットの場合はコーナー外側はグラベルや芝であるべきです。

昨年イモラでのレースを見て、ダウンフォースの絶対値を稼ぐと追い抜きができない、また前車に接近するとダウンフォースが極端に人となりスピンしやすい現代F1の特性がモロに出ると感じました。
そもそも以前からイモラは抜けないコースという印象がありましたが、現代F1との相性もあってさらに抜けないコースとなりました。

Formula 1 Heineken Grande Prémio De Portugal 2021

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開催日程 : 2021年4月30日~5月2日(日本時間2日23時レーススタート)
開催場所 : ポルトガル ポルティマオ
コース名 : Autódromo Internacional do Algarve
走行距離 : 4.653km × 66Laps = 306.826km
昨年初開催となったアルガルベは、路面のグリップレベルが極端に低く、また決勝では小雨というトリッキーなコンディションでした。

丘陵地帯にあるサーキットのため、高低差によって生み出されるブラインドコーナーや高速バンクコーナーがあり、またリズムが大切な高速セクションと低速セクションも兼ね備えています。
現代サーキットとしては珍しく、ランオフエリアがグラベルトラップとなりミスが許されないオールドサーキットの雰囲気も感じます。

昨年は、中盤以降はタイヤマネジメントが最優先されあまり面白みがありませんでしたが、今年はどうでしょうか。

Formula 1 Gran Premio De España 2021

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開催日程 : 2021年5月7日~9日(日本時間9日22時レーススタート)
開催場所 : スペイン バルセロナ
コース名 : Circuit de Barcelona-Catalunya
走行距離 : 4.675km × 66Laps = 308.424km
例年テストの場としても利用されるサーキットですが、今年は安全性向上のための改修工事が行われ、主にターン10が以前よりも緩やかになりました。ストレートエンドのターン10はブレーキング合戦が見どころでしたが、改修によってどうなるのでしょうか。
ちなみに、今回の改修によってコース全長が4.655kmから4.675kmに変更されています。

ただ、依然としてタイヤへの負担も大きく、PUの性能も重要であるため総合力が試されるサーキットです。セクター1~2は空力が重要で、ダウンフォース発生量が多いセッティングとなっています。個人的に、毎年高いメカニカルグリップが求められるセクター3のタイムを見てドライバーの力量や車の性能などを推し量っています。

スタートから1コーナーまでが長く、決勝スタート時の順位変動が大きい傾向にあるのでそこに注目しても面白いかもしれません。

Formula 1 Grand Prix De Monaco 2021

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開催日程 : 2021年5月20日~23日(日本時間23日22時レーススタート)
開催場所 : モナコ公国
コース名 : Circuit de Monaco
走行距離 : 3.337km × 78Laps = 260.286km
とにかく予選順位とトラックポジションが大切で、むしろそれ以外は関係無いと言って良いでしょう。市街地サーキットでは必ずと言って良いほどクラッシュによるセーフティカーないしVSCが導入されるので、そのタイミングでピットストップを行う事が基本戦略になります。

マシンの性能差はミニマムになる反面、ドライバーの力量がかなり問われるサーキットです。ドライバーとしては、他のサーキットよりも名誉あるモナコで勝ちたいと思っているでしょう。
私にとっては展開が単調になる事が多く、オーバーテイクもほぼ皆無なのでテレビで観戦するレースの中では最も退屈です。

そうそう、テレビで観戦する際はコーナーに付けられた愛称を知っている必要があります。もし興味があれば、ググってみてください。

Formula 1 Azerbaijan Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年6月4日~6日(日本時間6日21時レーススタート)
開催場所 : アゼルバイジャン バグー
コース名 : Baku City Circuit
走行距離 : 6.003km × 51Laps = 306.049km
基本的に90度コーナーと約2kmのストレートで構成されている市街地サーキットです。世界最速の市街地サーキットと言われるだけあって、タイヤ云々よりPUがどれだけ優れているかで勝負が決まると言っても過言ではありません。

全チーム高速仕様のボディワークでダウンフォースが少ない状態ですが、あまりダウンフォースを削るとリアタイヤを痛めて余計なピットストップを行う羽目になります。ここでは、どの車のメカニカルグリップが優れているかがハッキリするでしょう。

F1カレンダーの中で最もコース幅の狭い箇所(幅7m!!)がある市街地サーキットなので、クラッシュによってセーフティカーが導入される事もしばしばあります。

Formula 1 Heineken Grand Prix Du Canada 2021

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開催日程 : 2021年6月11日~13日(日本時間14日3時レーススタート)
開催場所 : カナダ モントリオール
コース名 : Circuit Gilles-Villeneuve
走行距離 : 4.361km × 70Laps = 305.27km
高速タイプの市街地サーキット(※厳密には公園内周回路)です。雰囲気はオーストラリアGPに似ていますが、よりダウンフォースを削る方向のセッティングになります。

ストップ&ゴーの繰り返しで、かつダウンフォースが少ない状態でターン1や13の様なハードブレーキングをしなければならないコーナーがあるので、ブレーキング時のスタビリティが重要になります。また、トラクションのかかり具合やPUのセッティングなども重要です。
最も有名なのが「the Wall of Champions」と呼ばれている最終コーナー出口外側の壁で、実際ミハエル・シューマッハなど何人かのチャンピョン経験者が餌食になっています。

日本人にとっては、2007年にスーパーアグリに乗った佐藤琢磨がアロンソを最終コーナー手前でぶち抜いたのは、絶対に忘れられない出来事です。

現地観戦をした事があるサーキットですが、ここはスリが多いので行かれる方は気をつけて下さい。あと、本当に英語が通じない(フランス語圏のため)事があるので簡単な辞書程度は持っていくことをオススメします。

Formula 1 Grand Prix De France 2021

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開催日程 : 2021年6月25日~27日(日本時間27日22時レーススタート)
開催場所 : フランス ル・キャステレ
コース名 : Circuit Paul Ricard
走行距離 : 5.842km × 53Laps = 309.69km
ポール・リカールは、低速・中速・高速コーナーが有りつつ、1.8kmという長いストレート(途中にシケインはありますが....)があるのでスペインと同様に総合力が試されます。
ただ、F1で使用されるレイアウトでは高速コーナーがターン10しかなく、全体的な印象としてはストップ&ゴータイプです。

タイヤへの要求はそこそこ高く、特に左フロントへの負荷が高かった様に思います。オーバーテイクポイントは、ターン1・8ですがほぼターン8~10に集約されます。
但し、昨年はハミルトンがファイナルラップに使い古されたハードタイヤでファステストタイムを叩き出す事件があり、限界バトルでの性能劣化についてはまだ100%はわかりません。

Formula 1 myWorld Grosser Preis Von Österreich 2021

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開催日程 : 2021年7月2日~4日(日本時間4日22時レーススタート)
開催場所 : オーストリア シュピールベルグ
コース名 : Red Bull Ring
走行距離 : 4.318km × 71Laps = 306.452km
見た目は4本のストレートを繋いだだけで非常に簡単そうなサーキットですが、高低差が大きく路面には凹凸があるので実際の印象は難しいようです。
PUの性能差が大きく影響する上に、高速コーナーが多いので高い空力性能とスタビリティも求められるサーキットです。

オーバーテイクポイントは、3コーナーと9コーナーです。DRSが3本のストレートで使用できるため、かなりエキサイティングなオーバーテイクが見られるでしょう。

Formula 1 Pirelli British Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年7月16日~18日(日本時間18日23時レーススタート)
開催場所 : イギリス ノーサンプトンシャー、バッキンガムシャー
コース名 : Silverstone Circuit
走行距離 : 5.891km × 52Laps = 306.198km
1950年にF1世界選手権が誕生し、その開幕の地として選ばれたのがシルバーストンです。高速コーナーが多いためにタイヤへの負荷が高く、このサーキットを代表するマゴッツ、ベケッツ、チャペルと続く高速コーナーを速く走るにはエアロダイナミクスが重要です。
ただ、ターン1・2、先に書いたマゴッツ~チャペルを含むターン7~13は、現代F1にとってコーナーというよりほぼ全開区間なので、高速コーナーという表現はそのうち消えるかもしれません。

長い間F1が開催されているサーキットだけに、全てのチームがかなりのデータを含む揃えており、何が起こる可能性は極端に低いグランプリです。

Formula 1 Magyar Nagydíj 2021

hungaroring
開催日程 : 2021年7月30日~8月1日(日本時間1日22時レーススタート)
開催場所 : ハンガリ- ブタペスト
コース名 : Hungaroring
走行距離 : 4.381km × 70Laps = 306.63km
よく壁のないモナコと形容されるようにコーナー多いレイアウトにも関わらずコース幅が狭いため、1・2コーナーを除いてオーバーテイクがほぼ不可能であり、退屈な展開が多い印象です。
オーバーテイクが難しいだけにセーフティカーやVSC導入後のリスタート時に勝負をかけるドライバーもいますが、ほとんどの場合成功する事はありません。

このサーキットは何よりも予選順位とトラックポジションが大切で、上位勢にとってはトラフィックの処理が問題となります。特に予選でトラフィックにハマると、上位勢でもかなり下位に沈むことがしばじは起こります。

ストレートが短いこともあってダウンフォースを多めにセッティングし、単純にコーナーが多いためにタイヤに関しては特に横方向の負荷が高くなります。

Formula 1 Magyar Nagydíj 2021

belgian
開催日程 : 2021年8月27日~29日(日本時間29日22時レーススタート)
開催場所 : ベルギ- スパ、フランコルシャン
コース名 : Circuit de Spa-Francorchamps
走行距離 : 7.004km × 44Laps = 308.052km
現代F1では突出して長い1周7kmのコースは、このサーキットの特徴の1つである「スパ・ウェザー」と呼ばれる急変する天候の影響によって、サーキットの一部だけが濡れていても他の部分ではドライといった事がしばしば発生し、タイヤ選択によるドラマが生まれやすい場所です。

現代F1では、全開率が約8割と驚異的な割合となり、平均時速は240km/hという超高速サーキットです。よって、何よりもパワーが出ていることが絶対条件となります。
また、高低差が非常に大きく、低速~高速まであらゆるタイプのコーナーがあるので、マシンの総合力も試されます。

オーバーテイクポイントは、ターン5・6・18となります。昔とは違いオー・ルージュをはじめ幾つかのコーナーは全開で駆け抜けるので、タイヤへの負荷も高くなります。

約1か月の夏休みを挟んで開催される為、例年各チーム大規模なアップデートを投入してきますが、今年に関しては開発が制限されているため競争力が大きく変わることは無いと思います。ただ、PUに関してはアップデートされたものが投入されると思われる為、各チームの競争力にやや変動が見られる可能性があります。

Formula 1 Heineken Dutch Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年9月3日~5日(日本時間5日22時レーススタート)
開催場所 : オランダ 北ホラント州
コース名 : Circuit Zandvoort
走行距離 : 4.259km × 72Laps = 306.648km
サーキットのオープンは1948年、最初にF1が開催されたのが1952年と、非常に歴史のあるサーキットです。1985年以降F1の開催からは離れていましたが、2020年に復活する予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、復活が2021年に延期となりました。

昨年、35年ぶりにF1を開催するに当たり、安全基準への適合が必要とされ(記事作成時には)改修工事が入っていますが、数ヶ所にバンクのあるコーナーが設定されるなどチャレンジングなサーキットとなる見込みです。

改修されているとは言え、基本的にはコース幅が狭く曲がりくねったサーキットなので、オーバーテイクはそれほど多くないと予想されるものの、ターン1とターン11は勝負ポイントになると思います。なんとなく玄人好みのサーキットで玄人好みのレースとなる気がしますが、実際はどうでしょうか。

Formula 1 Heineken Gran Premio D’italia 2021

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開催日程 : 2021年9月10日~12日(日本時間12日22時レーススタート)
開催場所 : イタリア モンツァ
コース名 : Autodromo Nazionale Monza
走行距離 : 5.793km × 53Laps = 306.72km
フェラーリの地元という事もあり、毎年ティフォシ(フェラーリの熱狂的なファン)が大挙して押し寄せるサーキットです。

4本のストレ-トをつなげた形からもわかるように、スパに続いてカレンダ-の中でも屈指の高速サーキットです。各チームは、モンツァ専用のエアロダイナミクスを開発・搭載してくるので、とても楽しみです。

オーバーテイクポイントは1コーナーで、とても見ごたえがあります。但し、ポールポジションから優勝する確率がかなり高いサーキットでもあり、実はオーバーテイクはほぼターン1のみなので予選順位とトラックポジションが重要となります。

超レスダウンフォースとなるためタイヤへの負担が大きく、ダウンフォースに頼らないメカニカルグリップの優劣がハッキリと現れます。さらに、ストップ&ゴーの繰り返しとなるため、PUの性能差も如実に出てきます。

Formula 1 VTB Russian Grand Prix 2021

russia
開催日程 : 2021年9月24日~26日(日本時間26日21時レーススタート)
開催場所 : ロシア ソチ
コース名 : Sochi Autodrom
走行距離 : 5.848km × 53Laps = 309.745km
2014年のソチオリンピックの跡地を利用して作られたサーキットで、市街地サーキットの様な雰囲気が漂います。半公道サーキットなので、コンクリートウォールに囲まれていますが、コース幅が広いのでそれほどクラッシュが多発する印象はありません。

サーキット全体として中高速の様々なコーナーがあり、特にターン3の形状は独創的です。基本的にはストップ&ゴータイプに分類され、トラクション性能とブレーキング・スタビリティが重要です。
ダウンフォースも割と強く、路面の摩擦係数が低いためタイヤへの負担はそれほど大きくありません。逆にタイヤを機能させるのが難しいという意味でフロントリミテッドだと言えるでしょう。

このサーキットの問題は、オーバーテイクが極端に少ない事です。

Formula 1 Singapore Airlines Singapore Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年10月1日~3日(日本時間3日21時レーススタート)
開催場所 : シンガポール
コース名 : Marina Bay Street Circuit
走行距離 : 5.063km × 61Laps = 308.706km
F1で初めてナイトレースを開催した市街地サーキットです。低速コーナーが中心となる為、ブレーキングスタビリティとPUの加速性能(と車体のトラクション性能)が重要です。
昨年からオーバーテイクを誘発するため、ターン13の先にDRSゾーンが追加されましたが、それほど効果があったようには感じませんでした。

市街地サーキットなので、タイヤのタレ等に起因するペースの大きな違いが無ければ追い抜きは難しいサーキットであり、コンクリートウォールに囲まれた区間が多く、ミス=クラッシュとなるためセーフティカーやVSCの導入率が非常に高いため、それを見越した戦略も必要です。

タイヤへの負担は小さく、燃料の消費に伴ってラップタイムは上がっていく傾向にあります。但し、リアタイヤのオーバーヒートには注意が必要です。

Formula 1 Japanese Grand Prix 2021

japan
開催日程 : 2021年10月8日~10日(日本時間10日14時レーススタート)
開催場所 : 日本 鈴鹿
コース名 : Suzuka International Racing Course
走行距離 : 5.807km × 53Laps = 307.471km
世界でも屈指のテクニカルコースとして知られる鈴鹿は、高速区間と低・中・高速と様々な要素が絡み合ったコーナーがあり、マシンの総合力が試されるサーキットの1つです。
特にセクタ-1はリズムに乗らないと速く走ることは不可能であり、ドライバ-からの評価も非常に高い部分です。

但し、オーバーテイクができるポイントが少なく、トラックポジションが重要なので単調な展開になる事もしばしばあり、テレビで観戦すると面白くないと感じる事があります。

チケットが異常に高いのですが、せっかくの日本開催ですので可能な方は現地での観戦をオススメします。新型コロナウイルス感染症拡大が落ち着いていれば、なんとか我が家も現地観戦したいと思います。

Formula 1 Aramco United States Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年10月22日~24日(日本時間25日4時レーススタート)
開催場所 : アメリカ オースチン
コース名 : Circuit of The Americas
走行距離 : 5.513km × 56Laps = 308.405km
ターン3~5はシルバーストンのマゴッツ・べケッツや鈴鹿のSによく似ており、通常とは逆の反時計回りで、ターンの1の高低差が約31mと非常に大きい事が特徴です。
低速コーナーもかなり多いために全体的にはテクニカルなサーキットという印象で、特に序盤と15~19コーナーではタイヤに横方向の大きな負荷がかかります。しかし、高速コーナーも多いために左フロントタイヤへの負荷も高く、セッティングの難易度は極めて高そうです。

オーバーテイクポイントは、ターン1と12になります。ターン1の直前はコース幅がかなり広く、3ワイド以上の激しいバトルが見られる珍しいコーナーです。

Formula 1 Gran Premio De La Ciudad De México 2021

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開催日程 : 2021年10月29日~31日(日本時間11月1日4時レーススタート)
開催場所 : メキシコ メキシコシティ
コース名 : Autódromo Hermanos Rodríguez
走行距離 : 4.304km × 71Laps = 305.354km
現在は使用されていない野球場を利用してコースが建設されたという独創的なサーキットで、1965年にホンダF1が初優勝をしたサーキットとして有名です。
ここは立地が標高2,300m程度と非常に高く、PUの性能や高地故にダウンフォース量が少なくなるというエアロダイナミクスへの影響がありセッティングが難しいところで、FP1・2ではコースオフするマシンが多く、その難しさがわかるかと思います。

コース序盤は長いストレ-トがあり、オーバーテイクは比較的容易です。中盤は中高速コーナー、終盤は低速コーナーが中心となり、一周をまとめるには総合力が必要なタイプのサーキットです。

昨年から、ターン11の先にDRSが追加されましたが、レース終盤にタイヤの状態に大きな違いが合ったものの、オーバーテイクを仕掛ける動きが見られませんでした。

Formula 1 Grande Prêmio De São Paulo 2021

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開催日程 : 2021年11月5日~7日(日本時間8日2時レーススタート)
開催場所 : ブラジル サンパウロ
コース名 : Autódromo José Carlos Pace
走行距離 : 4.309km × 71Laps = 305.909km
アメリカと同様に反時計回りのサーキットです。路面がバンピーで高低差があり、低速から高速とあらゆるコーナーがありますが特に高速コーナーが多いためタイヤに関しては横方向にキツく、ドライバ-に関しては体力的にキツイと言われます。
また、天候が変わりやすく荒れたレース展開になる事もしばしばあるので、個人的に見逃せないグランプリの1つとなっています。

オーバーテイクポイントはほぼ1コーナーに限定されますが、進入が下り坂なので毎年勢い余ってオーバーランするマシンが多く見られます。

最近ではサーキット云々より強盗などの犯罪がクローズアップされる事が多く、毎年の様にチーム関係者が被害に遭っている印象です。

Formula 1 Rolex Australian Grand Prix 2021

r1
開催日程 : 2021年11月19日~21日(日本時間21日15時レーススタート)
開催場所 : オーストラリア メルボルン
コース名 : Melbourne Grand Prix Circuit
走行距離 : 5.303km × 58Laps = 307.574km
公園内の湖を周回する公道と駐車場の一部を利用したサーキットで、一般的な市街地サーキットよりはランオフエリアが広いものの、セーフティカーの導入率が高い傾向にあります。

常設サーキットでは無いので、路面はややバンピーでラバーが乗っておらず滑ります。タイヤへの負担が低いサーキットで、近年は最も柔らかいタイヤでも多くの周回を走行する事が可能です。
フロントタイヤにきついサーキット(フロントリミテッド)と言われますが、レース中はフロントタイヤの温度が下がる事でグリップが落ち、アンダーステア傾向が強くなりズルっと滑る事が理由だと思います。

DRSゾーンが3箇所設定されましたが、オーバーテイクは非常に困難な事に変わりはなく、基本戦略はトラックポジションをいかにキープするかです。
レース内容は単調になりがちで、かつ今年は開幕制では無いことから、いつものドキドキ感が無いオーストラリアGPとなりそうです。

Formula 1 Saudi Arabian Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年12月3日~5日(日本時間6日1時レーススタート)
開催場所 : サウジアラビア ジェッダ
コース名 : Jeddah Street Circuit
走行距離 : 6.175km × 50Laps = 308.75km
F1を開催する33カ国目として手を挙げたのが、サウジアラビアです。将来的には常設サーキットでの開催が予定されていますが、今年に関してはストリートコースのナイトレースとなります。

3月18日に公開されたティルムデザインのレイアウトは、事前にインターネットに出ていたように、最も早く長いストリートサーキットとなりました。
最高速度320km/h以上、平均速度は250km/h以上、DRS区間が最大3つ設置される見込みで、非常にエキサイティングなレースを観ることができるかもしれません。

情報があまり無いので確定的な事は言えませんが、DRS区間のエンドでのオーバーテイクは容易そうではあるものの、勝負を仕掛けられる低速コーナーが少なく、タイヤに負荷がかかりやい中速コーナーが多い印象があり、気温等々との兼ね合いもありつつなんとなくタイヤマネジメント最優先となりそうな気がしています。

Formula 1 Etihad Airways Abu Dhabi Grand Prix 2021

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開催日程 : 2021年12月10日~12日(日本時間12日22時レーススタート)
開催場所 : アラブ首長国連邦 アブダビ
コース名 : Yas Marina Circuit
走行距離 : 5.554km × 55Laps = 305.355km
市街地サーキットの特徴を強く持つサーキットです。また、夕方にスタートし日没を迎えて行くという点も通常のレ-スとは異なるため、情景的には非常に印象深いGPだと思います。
前半は約1.2kmの長いストレートがあるなど超高速サーキットですが、後半は直角コーナーが連続する区間もあるテクニカルサーキットで、マシンの総合力が必要なサーキットになっています。

日没と共に路面温度が急速に低下するため、レ-ス用のセッティングは妥協が必要です。タイヤに関しては路面がスムースなので、日没後の温度低下以外は特に問題になることはないでしょう。

2本の長いストレートがあるものの、オーバーテイクはあまり期待できません。テレビ観戦者にとってはとても退屈な展開となる事が多く、レース展開はあまり印象的ではありません。


(Last Editing Date : 2021 / 03 / 29)