【UPDATE_190222】各チームのテスト結果など追加
見た目が美しいマシンは速い。第一印象は割と大切だと思います。
【関連記事】F1 2018 新車発表F1 2018 コースガイドF1 2018

レギュレーションの変更点

今年も小規模ながら重要と思われる幾つかの変更点があります。
  • フロントウイングとリアウイングが大きくなる
  • バージボードのサイズ制限
  • ブレーキダクト周りのエアロパーツ禁止
  • 搭載燃料量が5kg増加(110kg)
  • 予選時に補助用オイルタンクを空にする事の義務付け
  • ドライバーの最低重量は80kgとなり、満たない者はシート下にバラストを搭載
  • マシンの最低重量が10kg増加(743kg)
  • バイオメトリック・グローブの導入
  • 「FIA 8860-2018規格」に準拠したヘルメットの導入
個人的に一番大きなポイントだと思うのは、オーバーテイクのしやすさを狙ったエアロの変更ではなく、燃料搭載量の変更です。
現在のPUが導入されて以降、ほぼ毎グランプリでリフト・アンド・コーストなどによる燃費走行が見られましたが、今年はそのシーンが減り限界走行を多く見ることができそうです。

バイオメトリック・グローブや新基準ヘルメットの導入は、ドライバ-の安全・安心のためには非常に良い変更点です。ここ数年には、マシンが速く重くなっているだけに、安全性の向上は最も大きなポイントと言っても過言ではありません。

F1 2019年シーズン 新車発表

【一覧】
※以下、文中で触れている各データの数値は、F1公式ホームページを参考にしています。
※掲載順は、昨年のコンストラクターズ選手権の順位となっています。

Mercedes-AMG Petronas Motorsport(公式F1公式

フェラーリの追撃を跳ね除け、連覇を続ける事ができるのか。
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2014年に大幅なレギュレーション改定があって以降、5連覇を達成しているメルセデスが6連覇を狙うマシンです。過去100戦74勝という驚異的な勝率は、今年も続くのでしょうか。
オンラインで新車W10 EQ Power+の発表を行った直後、両ドライバーによるシェイクダウンが行われました。パッと見たところ正常進化だと言え、今年これまで発表されたどのチームより実戦仕様に近いマシンだと思います。

レギュレーションの変更により、昨年と比較して今年はエアロがだいぶシンプルになると考えていましたが、W10を見るとそれほどシンプルでは無さそうです。特にバージボードとリアウイングは、メルセデスらしくごちゃごちゃしています。
メルセデスは基本的にリアタイヤに厳しいという特性を保持し続けていますが、今年はタイヤに優しい車を目指して開発されたようで、テストではその辺に注目したいと思います。

最も大きな強みであるPUは、冷却構造が変更され、さらに様々な部分が前進をしたことで盤石なものに進化しているようです。今年は燃料搭載量が110kgとなりましたが、GPによっては満タンにしないで済むものもありそうとの事です。

ドライバーに関しても昨年から変更が無く、今や絶対的なチャンピョンと言えるルイス・ハミルトンがチームを引っ張ります。
対して、昨年不運があったとは言え未勝利どころか表彰台にも8回しか上れなかったボッタスは、本当に勝負の年となりそうです。

▼シェイクダウンの様子(ルイス・ハミルトン)
動画でのハミルトンの様子を見る限り、今年もメルセデスは速そうですね。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

メルセデスはバルセロナテスト①の4日間、ずっと三味線を弾き続けていたので他との比較は難しいのですが、トータルで610周を走行して順調にテストを終えたのは間違いありません。

Day1 : 1.20:127(69、C2、ボッタス)
Day1 : 1.20:135(81、C2、ハミルトン)
Day2 : 1.19:535(89、C3、ボッタス)
Day2 : 1.19:928(74、C3、ハミルトン)
Day3 : 1.20:693(88、C3、ボッタス)
Day3 : 1.20:818(94、PROTO、ハミルトン)
Day4 : 1.17:857(57、C5、ボッタス)
Day4 : 1.17:977(58、C4、ハミルトン)
【ドライバー】
 44 : Lewis Hamilton(2018年チャンピョン)
 77 : Valtteri Bottas(2018年ドライバーズランキング5位)

Scuderia Ferrari Mission Winnow(公式F1公式

メルセデスまであと一歩。今年こその想いは誰よりも強い。
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(出典 : Scuderia Ferrari

悲願のタイトル奪還を目指すスクーデリア・フェラーリ90周年の2019年型マシン、SF90が発表されました。チーム名にはフィリップ・モリスのプロジェクト「Mission Winnow」が加わり、マシンのカラ-リングが艶消しレッドになるなど新しさを感じさせます。
ちなみに、数年前にレッドブルが同様に艶消しとなった理由と同じく、フェラーリも僅かな軽量化のために艶消しを採用したとのことです。

今年は昨年のフェラーリのコンセプトを取り入れたチームが多く、当のフェラーリもマシンの全体的なコンセプトは正常進化と言えるでしょう。
その中でも「へ」の字型のフロントウイング、三角のインダクションポット、サイドポンツーン及びエンジンカウルの小型化など見どころは少なくありません。
最も注目すべき点は、フロントウイングが翼端板に接する部分に向けて低くなる形状となっている事でしょう。アルファロメオやシェイクダウン時のトロロッソと同様の処理となっており、今年のレギュレーションに対する1つの解なのかもしれません。

ここ数年はチーム側のミスが目立っており、今年もチーム代表が変わり組織的には色々と揺れ動いているので、マシンの性能云々よりもそちらの方が心配の種です。
ドライバ-は、引き続きエースのベッテルが残留し、ライコネンに変わって新進気鋭のルクレールが抜擢されました。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

現時点で最速マシンの呼び声が高いフェラーリも、トータル598周を走り込みセットアップを進めてきました。最速タイムは全てC3タイヤで記録していますが、仮にC5タイヤを使用していれば楽々16秒台に入れてきたと考えられます。

Day1 : 1.18:161(169、C3、ベッテル)※最速・最長
Day2 : 1.18:247(157、C3、ルクレール)※最速・最長
Day3 : 1.18:350(134、C3、ベッテル)
Day4 : 1.18:046(138、C3、ルクレール)
【ドライバー】
   5 : Sebastian Vettel(2018年ドライバーズランキング2位)
 16 : Charles Leclerc(2018年ドライバーズランキング13位)

Aston Martin Red Bull Racing(公式F1公式

ホンダ製PUへの換装で、再びトップを目指せるか。
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PUをホンダに換装した第1号機となるRB15が発表されました。上の画像はレッドブルお得意の発表会仕様だそうで、テストでは実戦仕様のカラーリングを目にすることが出来るでしょう。

基本的には昨年型の正常進化版ですが、サスペンション周りの変更が見て取れます。バージボードも複雑な形状をしており、サイドポンツーンはかなりコンパクトです。ホンダ製PUは他社のものよりコンパクトだと言われており、リア周りはそのメリットを最大限活かそうという作りに変更されています。

メルセデス同様にシェイクダウン(動画)もほぼ同時に行われましたが、大きなトラブルも無くドライバーからはポジティブな発言が発信されています。

ここ数年はルノー製PUの信頼性の無さなどに悩まされていたレッドブルですが、ホンダ製にスイッチした事で昨年(4勝)以上の結果を残せるのか見ものです。逆に、万が一未勝利で終わるようなことがあれば、ホンダ責任論がとてつもなく大きくなるでしょう。

ドライバーに関しては、エースであるフェルスタッペンが残留し、昨年トロロッソでホンダと共に戦ったガスリーが昇格しました。フェルスタッペンはチームを牽引する立場となり、これまでのような振る舞いは少し改める必要がありそうです。

追記1_190219 正式カラーリング発表

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色々と憶測が飛び交っていたレッドブルのカラーリングですが、結果的には伝統に沿ったものとなりました。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

幾度かのスピンやクラッシュの影響もったトータル475周の走行でした。フェラーリと同様、最速タイムは全てC3で記録していますが、参考にできるタイムでは無さそうです。

Day1 : 1.19:426(128、C3、フェルスタッペン)
Day2 : 1.19:814(92、C3、ガスリー)※終盤にクラッシュ
Day3 : 1.18:787(109、C3、フェルスタッペン)※PU載せ替え
Day4 : 1.18:780(146、C3、ガスリー)※リアウイングに補強?
【ドライバー】
 33 : Max Verstappen(2018年ドライバーズランキング4位)
 10 : Pierre Gasly(2018年ドライバーズランキング15位)

Renault F1 Team(公式F1公式

満を持してトップ3の一角へ。壁は高いが信頼性さえあれば可能性は見いだせる。
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(出典 : Renault F1 Team

今季型マシン(R.S.19)を発表したルノーですが、全体的な印象は昨年型マシンと大きくは変わりません。付いているべきエアロが無いのでテスト仕様はイメージが大きく異なると思いますが、サイドポンツーンはフェラーリタイプが採用されました。
昨年型と大きな違いと考えられるのは、リアのサスペンションの取り付けでしょうか。詳細な画像が無いので難しいのですが、アームを高い位置に持っていってるような感じがします。また、レーキ角がとんでもない角度になっていますが、個人的にはフェイクなんじゃないかと疑っています。

昨年のランキング4位を獲得しましたが、年間を通じてPUの信頼性の無さに苦しんだ印象です。今年は満を持してトップ3の一角へ挑戦する年になりますが、まずはまともに走りきれるPUを用意する事から始めなければなりません。
とは言え、エンジンカウルが昨年よりややコンパクトになっており、PUの開発には自信があるのでしょう。ルノー自身がPUに関してはこれまでで最大のステップを成し遂げたと言っていますし、仮にその言葉通りだとすればかなり期待できます。

気になるのは、発表会において新車の開発が遅れており、テストに間に合うかわからないと報道されている事です。近年のF1はテストの機会がほとんど無いので、頑張って間に合わせてほしいところです。

ドライバーは、いまだ表彰台経験の無いヒュルケンベルグが残留し、新たにレッドブルからリカルドが加入しました。リガルドの加入により、ヒュルケンベルグの評価がどう変わるのか注目しています。

追記1_190218 開発は順調か!?シェイクダウン完了

マシンの発表会では開発スケジュールが遅れている事を認めていたルノ-ですが、週末にはきちんとシェイクダウンを行えたようです。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

最終日にヒュルケンベルグがC5タイヤで出したタイムは、ある程度参考になるかもしれません。トップ3チームとはまだ差がありそうですが、トータルで433周走り込む事ができ、良いテストになったようです。

Day1 : 1.20:980(65、C2、ヒュルケンベルグ)
Day1 : 1.20:983(44、C2、リカルド)
Day2 : 1.19:837(95、C3、ヒュルケンベルグ)
Day2 : 1.19:886(28、C3、リカルド)※リアウイングの上部パーツが吹っ飛ぶ
Day3 : 1.18:164(80、C4、リカルド)
Day3 : 1.18:800(63、C4、ヒュルケンベルグ)
Day4 : 1.17:393(24、C5、ヒュルケンベルグ)※最速
Day4 : 1.17:785(34、C5、リカルド)
【ドライバー】
 27 : Nico Hulkenberg(2018年ドライバーズランキング7位)
   3 : Daniel Ricciardo(2018年ドライバーズランキング6位)

Rich Energy Haas F1 Team(公式F1公式

予想以上の速度で進化するチーム。今年も入賞常連となるか。
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2019年型F1マシン(VF-19)を発表した最初のチームとなったハースですが、マシンは新たなタイトルスポンサーであるリッチエナジーのコーポレートカラーとなり印象が大きく変わりました。
初見の印象は、おそらくF1好きは全員「ロータスのマシン!?」だったと思いますが、公開された画像・動画を見るとやはりかなり格好良さそうです。

注目の2019年仕様エアロですが、フロントとリアどちらのウイングも驚くほどシンプルになりました。複雑な造形もそれはそれで好きですが、個人的にはスッキリとしたほうがより良いと思います。
但し、イベントで公開されたのは昨年型マシンであり、あくまで画像からの情報しか無く実戦用のマシンはバルセロナテストまで待たなければならず、技術的な部分についてはテストで走るマシンを楽しみにしましょう。

フェラーリとの繋がりが非常に強いことが随所に伺えますが、特にサイドポンツーンの形状はパッと見て昨年のフェラーリだよね?と思いました。
また、昨年フェラーリが試行した排気システムが搭載されており、ハースのリア周りはほぼフェラーリと共通なので、フェラーリ本体も縦3連エキゾーストを採用するものと思われます。

ドライバーには変更がありません。昨年はあまりうまく行かなかったグロージャンは再起の年となるでしょうか。

追記1_190213 新スポンサーのロゴパクリ問題勃発

ハースとしては待望の大型スポンサーの獲得ですが、そのスポンサーであるリッチエナジーがロゴマークを巡って裁判沙汰になっているようです。マシンの性能に直接的な影響は無いにしろ、あまり良いスタートとはならなかったようです。

追記2_190219 VF-19正式発表


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(出典 : Rich Energy Haas F1 Team

VF-19の実車が公開されました。見た目はかなり格好良いですね。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

384周とあまり走り込むことができなかった印象ですが、フェラーリが速そうなだけにこちらも期待が高まります。

Day1 : 1.19:159(65、C3、グロージャン)※燃圧低下のトラブル
Day2 : 1.19:206(59、C3、マグヌッセン)※ヘッドレストに違和感
Day2 : 1.21:849(13、C3、フィッティパルディ)
Day3 : 1.19:060(69、C3、グロージャン)※電気系トラブル
Day3 : 1.19:249(48、C4、フィッティパルディ)※電気系トラブル
Day4 : 1.18:563(64、C3、グロージャン)
Day4 : 1.18:720(66、C3、マグヌッセン)
【ドライバー】
   8 : Romain Grosjean(2018年ドライバーズランキング14位)
 20 : Kevin Magnussen(2018年ドライバーズランキング9位)

McLaren F1 Team(公式F1公式

ルノ-とのコラボ2年目。目指すはワークス超えか。
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(出典 : McLaren F1 Team

マクラーレンの新車MCL34が公開されました。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(A BETTER TOMORROW)の他に幾つかのスポンサーを獲得し、車体色はマクラーレン伝統のオレンジに青が入ったものとなりました。なんとなくマイルドセブンカラー時代のルノーっぽいような...??

昨年不振を極めたホンダとのコラボから脱し、ランキング6位と復活を果たしたように見えます。しかし、実際のところ後半戦は常に最後尾を争う存在だったことから、根本的なマシンの改善が必要な状況です。
実際、昨年型マシンから大きく変貌を遂げたと感じます。特にバージボード周辺は昨年と比較するとかなり前衛的なデザインとなり、フロントサスペンションなども激変したので、マシンは新しい考え方の元に開発されたと思います。タイプとしては、今年は昨年のフェラーリタイプが多い中、マクラーレンはどちらかと言うとメルセデスとレッドブルに近い考え方を採用した印象です。

ドライバーは、移籍初年度のサインツとF1デビューを果たすノリスの2人ですが、どちらも速さがあるドライバーなのでとても楽しみです。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

しっかりと445周走り込んだマクラーレンです。マシンがかなり変わった影響でセットアップ作業が多そうですが、速さという点では中団の上の方は行けそうな印象です。

Day1 : 1.18:558(119、C4、サインツ)※パワーを失うトラブル
Day2 : 1.18:553(104、C4、ノリス)
Day3 : 1.19:354(90、C3、サインツ)
Day4 : 1.18:431(132、C4、ノリス)
【ドライバー】
 55 : Carlos Sainz(2018年ドライバーズランキング10位)
   4 : Lando Norris(2018年は、FIA F2 ランキング2位

SportPesa Racing Point F1 Team(公式F1公式

オーナーが変わり、競争力がどう変わるのか楽しみです。
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昨年、インドの大富豪からチームを買ったカナダの大富豪の初号機、RP19のカラーリングとチーム名が発表されました。新たにスポンサーとなったのは、SportPesaというブックメーカーです。
オーナーが変わったとは言え、イメージカラーとして定着しているピンクはBWTがそのままスポンサーに留まっているので残され、そこに青が入りました。

今年仕様のマシンはテストで初披露される事になりますが、昨年中盤までは資金難に見舞われていたチームなので、基本的な考え方は昨年の正常進化ということになるでしょう。
それでも少ない資金で最善の結果を出し続けていたチームなので、シーズン序盤から一定程度の成績は残すと思います。個人的にレーシングポイントが伸びるとすれば、今年後半か来年だと思います。

ドライバーはペレスが残留し、新たにウィリアムズからチームオーナーの息子であるストロールが加入しました。オーナーの息子とは言え、ペレスに対してあまりにも結果で差をつけられれば......どうなるでしょうか??

追記1_190218 マシンを正式発表

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(出典 : auto motor sport

財政難だった昨年から開発をしなければならなかった関係上、RP19は昨年型のパーツをかなり流用しています。
フロントウイングは両端が下がっているタイプで、やはりこれは今年序盤の1つの解と言えるでしょう。全体的にオーソドックスながら、このチームは伝統的にあまり狙いを外さない開発を行うので、今年も中団上位は期待できると思います。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

テストで最も不気味だったのはこのチームです。トータル248周しか走っておらず、全体の最速タイムもC2で記録しており、何よりTwitterなどでもあまり話題に上がらないので情報がありません。

Day1 : 1.19:944(30、C3、ペレス)※初期トラブル?
Day2 : 1.20:433(79、C3、ストロール)
Day3 : 1.20:102(67、C3、ペレス)
Day4 : 1.19:664(72、C2、ストロール)※オイル漏れなど
【ドライバー】
 11 : Sergio Perez(2018年ドライバーズランキング8位)
 18 : Lance Stroll(2018年ドライバーズランキング18位)

Alfa Romeo Racing(公式F1公式

ザウバーの名が消え、アルファ・ロメオ完全復活。
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(出典 : auto sport web

新車発表はテスト初日の2月18日を予定していますが、一足先にシェインダウンを行いました。ザウバーという名門の名前が消え、新たにアルファロメオという名門が完全復活する事になり、今年は大きな変革の年となりました。

シェイクダウンで最も注目されたのは、革新的なデザインを採用したフロントウイングです。他のチームとは明確に違うアプローチで設計されており、テストでその効果がどう表れるか期待しましょう。

追記1_190218 マシンを正式発表

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(出典 : Alfa Romeo Racing

2019年型マシン「C38」が正式発表されました。ザウバーからアルファロメオ・レーシングに名称が変更されましたが、カラーリングやマシン名はザウバー時代のものを踏襲しています。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

今年最も独創的なエアロと評判の旧ザウバーは、トータル507周走り込みました。タイムは全然当てにならないと思いますが、個人的に今年は大躍進しそうな気がしています。

Day1 : 1.19:462(114、C3、ライコネン)
Day2 : 1.19:312(101、C4、ジョビナッツィ)
Day3 : 1.17:762(138、C5、ライコネン)※最長
Day4 : 1.18:511(154、C3、ジョビナッツィ)※最長
【ドライバー】
   7 : Kimi Raikkonen(2018年ドライバーズランキング3位)
 99 : Antonio Giovinazzi(2018年は、ザウバーのリザーブドライバー)

Red Bull Toro Rosso Honda(公式F1公式

ホンダの為に昨年終盤を開発期間と割り切ったチーム。その値はあるか。
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(出典 : Scuderia Toro Rosso

2月11日、2019年型F1マシン(STR14)が公開されました。カラ-リングは昨年型とそう変わらないので、持っているグッツが無駄にならずに済みました。

まず目についたのは、驚くほど開口部が小さいフェラーリタイプのサイドポンツーンです。熱に厳しいイメージのあるホンダPUですが、ここまで絞れるのは自信の表れでしょうか。エンジンカウル自体も昨年よりコンパクトになっているようです。

フロントウイング自体はかなりシンプルですが、付け根というかステ-の部分はかなり複雑な造形になっています。細かい部分の空力パーツが見られないため、テスト仕様がどうなるか楽しみです。

昨年型と比較すると、サスペンションの取り付けに違いが見られます。フロントは昨年のレッドブルのままでしょうか。リア周り(PU、ギアボックス含め)はレッドブル本体と共有化されると思われるので、昨年までとはキャラクタ-が異なっているのではないでしょうか。
トロロッソとしては、2010年以前の姿(レッドブルと可能な限りパーツを共有する)に戻った格好となり、中団のトップを狙うには良い条件が揃ったと思います。

ドライバーは、一度見切られたはずのクビアトが復活し、相方にはタイ人のアルボンが座ります。クビアトにとっては本当のラストチャンスとなりますが、それにしてもレッドブルは手持ちドライバーが枯渇気味なのでしょうか。

追記1_190214 シェイクダウン

レッドブル本体と同日に別の場所で無事シェイクダウンを修了したようです。ホンダにとっては久々の2チーム供給になりますが、頑張って欲しいと思います。
ところで、発表会の仕様とシェイクダウン時の仕様では、明らかにフロントウイングが違いますし、なんか色々変わっている気が.....

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

トータル482周走り込む事ができました。タイム的にも中団あたりで勝負できそうな気配があり、レッドブルとの相乗効果でどこまで行けるか楽しみです。

Day1 : 1.19:464(77、C4、クビアト)
Day2 : 1.19:301(132、C4、アルボン)
Day3 : 1.17:704(137、C5、クビアト)※最速
Day4 : 1.17:637(136、C5、アルボン)
【ドライバー】
 26 : Daniil Kvyat(2018年は、フェラーリの開発ドライバ-)
 23 : Alexander Albon(2018年は、FIA F2 ランキング3位)

ROKiT Williams Racing(公式F1公式

低迷を続ける古豪。そろそろチーム存続の話題も出てきそう。
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(出典 : ROKiT Williams Racing

昨年のカッコいいマルティニカラ-がなくなったのは残念ですが、新しいタイトルスポンサーを獲得できたことは古豪復活のために喜ばしい事です。ちなみに、私はROKiTという会社を全く知らなかったのですが、どうやら携帯電話会社のようです。

公開された新型マシンFW42は、基本的にはショーカーでデザインのみが更新されているものでしょうから(眠くてきちんとは見ていない)、技術的な部分はよくわかりません。

このチームに限っては、マシン云々よりもチームの財政面とドライバ-に注目しています。一つは新しいスポンサ-とパートナーシップがきちんと履行されるか、そしていよいよ復活するクビカです。ラッセルも実力は文句なしなので、かなりレベルの高い2人を揃えたと言えるでしょう。

追記1_190214 シェイクダウンの予定をキャンセル

16日に行う予定だったシェイクダウンをキャンセルし、18日のテスト初日に初走行を行うとの報道がありました。発表会では昨年型マシンだっただけに、ルノー同様に開発に遅れが生じている可能性がありますが、なんとかテストには良い状態に挑んでもらいたいと思います。

追記2_190218 突然SNSで新車を公開.....しかし.....

Dzc61YwXgAESZSD
(出典 : ROKiT Williams Racing

新車の画像は公開できたものの、18日から始まるテスト初日の走行はキャンセルするとの報道が出ています。テスト機会が大幅に制限されている近年のF1において、1日走行ができない損失は計り知れません。

バルセロナテスト①まとめ_190218~0221

4日間のテストのうち、約2.5日間を無駄にしてしまいました。周回数もかなり少なく、おそらくまだ初期セットアップもできていない状態なので、今シーズンはもう赤信号が灯ったと考えて良いでしょう。

Day1 : 欠席
Day2 : 欠席
Day3 : 1:25:625(23、C3、ラッセル)
Day4 : 1:20:997(17、C3、ラッセル)
Day4 : 1:21:542(48、C2、クザカ)
【ドライバー】
 88 : Robert Kubica(2018年は、ウィリアムズのリザーブドライバー)
 63 : George Russell(2018年は、FIA F2チャンピョン)

(Last Editing Date : 2019 / 02 / 22)