息子①が鉄棒で逆上がりに成功しました。

室内用の鉄棒を導入してみた

4月始めのある日、お友達の家に遊びに行っている嫁さんから、仕事中の私に息子①が鉄棒で遊んでいる動画が届きました。

その動画を見てみると、一心不乱に逆上がりに挑戦する息子①の姿があり、毎日家で逆立ちを頑張っていた頃を思い出しました。


すぐにAmazonでポチった

私は動画を見終わるとすぐに、Amazonで鉄棒を検索していました。Amazonには室内用の折りたたみ鉄棒が物凄い種類存在しており、何を基準に選んだらよいかわからなかったものの、高さが調整できて耐荷重がそれなりのものの中から、レビューをしっかり読んでポチりました。



動画が送られてからポチるまで時間、わずか数分。ポチったあとに嫁さんにLINEで報告すると、その場にいた全員が笑ってるよと返信が来ていました。

なお、我が家で購入した鉄棒には認定SGマークは付いておらず、安全性の証明はされていない製品となります。そのため、本ブログにおいては積極的に製品に関してオススメするような記載はいたしません。似たような折りたたみ式の鉄棒でSGマーク付きの物も存在していますし、もっと高規格のものや日本製のものもあるため、ご予算や優先順位に合わせて選択してください。

3日で届いた鉄棒

帰宅後に息子①に再度鉄棒を購入したと言うと、本人も結構手応えがあったようで、いっぱい練習できると喜んでくれました。

3日後、待望の鉄棒が届きました。梱包サイズは思ったより小さく、その気になれば(解体すれば)ここまでコンパクトになるというのはマンション暮らしには良い点です。
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早速、鉄棒に挑戦だ!

逆上がりへの道は長く険しい....はずだった

何を隠そう、私は人生で一度も逆上がりを成功させた事がありません。幼少期に一度親と学校の鉄棒で練習した記憶はありますが、体育の授業でも公園遊びでも逆上がりをやった記憶は皆無です。

そして嫁さんも同じ様に逆上がりができない人なので、我々は逆立ちが上手な息子①であっても逆上がりができるようになるのは当分先の話だと思っていました。

初日から練習に励む息子①

鉄棒が届いた日の夜、そこには風呂上がりだと言うのに汗をかくほど鉄棒と格闘している息子①がいました。何かを達成したい時の子どもの集中力と努力を、毎回頭が下がる思いで見ています。
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とは言え、これまでロクに鉄棒を触った事が無い息子①がすぐに逆上がりをできるようになるわけは無く、惜しいと言えるほど足が上がるわけでもありません。

私も嫁さんも逆上がりができないので、どうやったら良いか教えることができません。そのため、時折息子①とYouTubeで逆上がりの仕方を見てみますが、理解が難しいようでした。
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そして息子①が鉄棒をしている姿を見ていた息子②は、いつの間にかブラブラとぶら下がるようになりました。逆立ちやブリッジも兄の真似をして日々練習していますが、そこに逆上がりも加わったようです。
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毎朝・毎晩ひたすら逆上がりを練習する人

鉄棒購入翌日、息子①は朝からバタバタと逆上がりの練習をしています。やはり足が上がりきらないようなので、思いっきり地面を蹴ったら??などと適当なアドバイスを交えつつ、鉄棒のバーの真上にある洗濯物干し用ロープにタオルを掛けて「ここに足を当ててみたら?」と言ってみました

なお、息子②も息子①が鉄棒を触ると必ず割って入ってきます。
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そして、3日目になると数回に一度足が真上まで上がるようになりました。角度としてはあと5度傾けば逆上がりが成功するだろうという感じで、本人も相当の手応えを感じていたようです。

さらに、4日目には10回に1回は逆上がりが成功するようになり、私と嫁さんは本当に驚きました。残念ながら画像ではその様子を伝えきれませんが、無数の動画が生成されました。

また、6日目頃になると逆手だけでなく順手での逆上がりもできるようになり、成功率もグンと向上していました。

その後1週間程度で逆上がりは100発100中と完全に会得し、幼稚園に行く前に100回逆上がりしてから行く事がGW前の日課になりました。
現在は「前回り2連続と後回り2連続をやりたい!!」と猛練習中ですが、逆上がりすらできない私と嫁さんはただただ見ているかYouTubeで一緒に研究するしかありません。

鉄棒の高さなどはあまり関係ないらしい

息子①が逆上がりを会得した過程で、私がやれた事と言えば上記赤文字の部分にある足を跳ね上げる目標として設置したタオルを掛けた事くらいです。それ自体は結構効果があったようですが、おそらくそんなものが無くても会得までの時間に大差は生まれないでしょう。

また、鉄棒の高さは2日目までは一番下にしていましたが、3日目までは1段階上げて使用しました。息子①曰くどっちでも良いらしいのですが、見ている限りは棒が胸の上部~顎の下あたりに来る方がスムーズだと感じます。

公園にある鉄棒の場合、下の写真の様に棒が背丈を超えてくると練習しても無理なようです。少なくても背丈よりは低い鉄棒で練習させてあげると、きっと子どもはすぐに出来るようになると思います。
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怪我などには注意が必要

我が家の場合は、今回室内に折りたたみ式の鉄棒を導入することで集中的に挑戦できる環境を作ることができました。その中で、最も気をつけたのは怪我のリスクを極力低減することです。

これまでの写真にもある通り、鉄棒自体を柔らかいクッション性のあるジョイントマットの上に乗せて容易には動かない様にし、棒の下には逆立ち練習の時に使用していたマットを敷いています。
3日目くらいまでは練習中に数回手が滑って落下する事故が発生しましたが、棒自体の高さがそれほど高くない事もあり、怪我には至りませんでした。なお、手が滑る対策としては、タオルを用意しておいてマメに手を拭かせるしかありません。

また、息子①は体力の限界まで練習を続けたために、購入後1週間程度はお腹~太ももにかけて軽い内出血を起こしていました。ただ、最近では逆上がり連続100回をやっても内出血はさほど気にならないので、自然と余計な力を抜けてきたのでしょう。