珍しくクラシックを聞きに行きました。

宮川 彬良?誰だ?

嫁が唐突に「宮川 彬良さんって知ってる?」と聞いてきたので、素直に全く知らないと言うと何やら画像を見せてきました。
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残念ながらこの画像を見ても宮川 彬良氏は面白そうなおじさんという以外の情報がほぼ無く、私は結局とある界隈で有名なおじさん程度の認識しか生まれませんでした。

嫁としては、0歳児から入場可能だという稀有なクラッシックコンサートに息子を連れて行きたいという事らしく、確かにクラシックとは無縁な生活をしている息子とっては良い刺激になるだろうし、何より面白そうなコンセプトだったので3人で行くことにしました。

嫁は随分前からこの情報を知っていたようですが、私に教えたのが結構ギリギリのタイミングだったので急いでチケット情報を確認し、ほぼ満席でヤバイと思いましたが舞台からは遠い席を3連で確保できました。

Kitaraへの道のりは遠い

コンサートは13:30開演なので、会場である札幌コンサートホール Kitaraへは少なくても午後1時には到着する必要があります。

キタラは札幌市内中心部にある中島公園内にありますが、札幌駅や大通駅から徒歩で行くには躊躇するほどは離れています。
また、キタラには専用駐車場が無いために最寄り駅まで公共交通機関を利用していく必要がありますが、我が家の場合だと地下鉄でも乗り換えが必要なので、結構面倒な位置にあります。

この日は朝から特に用事も無かったので、10時頃に家を出て地下鉄で大通駅まで行き、ウィンドウショッピングをしてコーヒー屋で休憩を挟みました。当初息子の機嫌は微妙でしたが、コーヒー屋でアイスを食べさせると、今日一日頑張れると宣言していたのが可愛かったですね。
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札幌市中心部にある狸小路から市電に乗って中島公園通駅に移動し、そこから徒歩5分程でようやくキタラに到着します。

普段キタラに来る機会が全く無いので気にしていませんでしたが、やはり北海道において公共的な施設はきちんと専用駐車場を確保するべきだと思います。今回もこの時期の開催なので行きましたが、これが降雪期ならば行かないでしょう。
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中々面白い公演でした!

キタラ周辺は特に何があるわけでも無いので、到着してすぐに入場列に並びます。すでに開場時間を過ぎていたのでスムーズでしたが、エントランスに入ると思ったより人が多くて驚きました。
確かにチケットを買う際にほぼ満員にはなっていましたが、これほどメジャ-なイベントだったのかと改めて自分の無知さが恥ずかしくなります。

3歳を過ぎた息子は、最近色々なところで自分のチケットがある(2歳までは無料の場所が多い)事が嬉しいようで、コンサートでも3人分のチケットを握りしめ、きちんと順番を待って係の方に渡すことができました。
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エントランスでは、子ども向けにバイオリンの演奏体験をやっており、面白そうなので息子にやってもらうことにしました。
意外にもかなりノリ気なバイオリンの実物を間近で見るのは初めてだと思いますが、テレビなどで何回か演奏している姿を見ているので、なんとなく弾き方のイメージはあるようです。

私(ちなみに少しだけ弾けます)とその場にいた講師?の方が構えだけ教えると、絶妙な加減で弓を左右に動かし一発で音を奏でる事ができたので少し驚くと共に、ちょっとだけ習わせてみようかなと親バカを発揮しそうになりました。
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エントランスではこれ以外にイベント的なモノは無く、特にする事が無かったので、少し時間は早いもののホールに入りました。
息子は本格的なコンサートホールに来るのは初めての体験ですが、あまりこれといったリアクションも無く、座席の後ろにあったちょっとしたスペースで遊んでいました。
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キタラは音響が良いホールとして有名ですが、個人的にはその辺のホールとの差があまりわかりませんでした。まぁ、確かに素晴らしいのでしょう。

公演は、全体的に子ども向けでしたが、選曲・演奏は大人向けのものもあり、親子揃って楽しめる内容でした。ただ、宮川氏や他の方が喋っている声が全く届かず、演出をほぼ理解できない場面が多々あったので、何が面白いのか理解に苦しみました。

クラシックの素養が全く無い私にはちょっと退屈な場面もありましたが、総合的には(1階席で見れば)満足度の高い公演だったと思います。私の席からだとあまり良い公演だとは思えませんでした。
ただ、元々吹奏楽部にいた嫁は、素晴らしい(と思われる)演奏をかなり楽しそうに聴き入っていました。

で、肝心の息子ですが、公演の中盤には熟睡モードに入りました。
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公演終了後に割と雑に私が抱っこしても寝続けていたので、息子にとって今回のコンサートはかなり心地よい音楽だったようです。

周囲を見ると、3歳程度またはそれ以下と思われる多くの子どもが同じ状態だったので、クラシックは確かに癒やしの音楽だと言えるでしょう。
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夕方まで周辺で遊び帰宅しました

せっかく爆睡しているところですが、あまり寝すぎると夜寝れなくなるので適当なタイミングで起こし、中島公園内を歩いてパークホテル内の中華レストラン桃源郷にて遅めのランチです。

私はこの周辺で気の利いたレストランをあまり知らない事もあり、普段から桃源郷で適当に食べる事がたまにあるのですが、ここはそれなりに高いものの美味しいのでお薦めです。
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ランチを楽しんだ後は、パークホテル横の公園で遊んだり、中島公園のボートに乗ったりして、結局18時頃までこの辺で遊んでいました。

息子は幼稚園に行っている影響か段々と自発的に公園の遊具で遊ぶようになり、アスレチックの様な物も1人でスイスイ行けるようになってきたので、それを見ているだけで楽しい気持ちになります。
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そう言えば、中盤以降はずっと爆睡していた息子が「またコンサート見たい!!」と言うので、来年も機会があれば是非行きたいと思います。