10年以上ぶりにG-SHOCKを買い替えました。

G-SHOCKも劣化をしていく

「G-SHOCK」と言えば、軍隊でも採用されているほど強靭な時計というイメージがあるものの、時の流れには坑がう事は難しいと知りました。

社会人になる前は数種類のG-SHOCKを服装に合わせて使っており、最大で10本くらいは持っていた時期もありました。しかし、仕事をする上でG-SHOCKではTPOに合わない場面が多くなり、現在では特に気に入っているDW-8400マッドマンの無限HONDAモデルが唯一保有しているG-SHOCKでした。

ベースとなるDW-8400-1は1995年に発売されたモデルで、私が使用していた無限HONDAモデルもその辺の時代に製造販売されていたモデルとなります。但し、私がこの時計を手に入れたのは10年ちょっと前で、当然新品ではなくヤフーオークションで入手しました。
発売から約20年も経った製品ですが、これまで電池交換が何回か必要だった以外は特に問題なく使用し続けることができました。

G-SHOCKが壊れた

しかし、昨日下の写真の様にボタンのカバー部分の劣化が原因で、ついに壊れてしまいました。いつかはダメになると思っていましたし、よくここまで持ったなというのが正直なところです。
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ただ、今回破損した原因が劣化である事は充分納得のいくところですが、直接的にはアピア(札幌にある地下街)の「とくなが」という時計屋で電池交換をお願いしたところ、ケースを開けた際にボタンのカバー部がポロっと逝ったらしい事が原因です。

ものすごく愛着がある時計でしたし、店員が何も説明をしないで「私は悪くない」という態度だったこともあり、壊れたのを見た時に怒りを通り越して呆然としてしまいました。
まぁ、それでも20年モノの時計の樹脂部が劣化して脆くなるのは必然ですし、あまりにもショックでクレームを入れる気にもなれなかったので諦めることにしました。

新しいG-SHOCKを調達しなければ

G-SHOCK STOREに行ってきた

休日はG-SHOCKをメインで使用しており、他には仕事用のフォーマルなタイプしか持っていない事もあって、後継機種を購入する事にしました。そこで、今年に入って出来たのは知っていましたが、まだ訪れたことが無かったG-SHOCK STORE SAPPOROCASIO ニュースリリース)に行ってきました。
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駅前通りに割と最近竣工したsittate sapporoの1階に、2017年03月04日にOPENしたG-SHOCK STORE SAPPOROは、まだあまり知られていないニュースポットです。

私も当初は三井アウトレットパーツ北広島に入っているG-SHOCK STOREに行こうと考えていましたが、職場が街中という事もあり近場で時計屋を検索しているうちに見つけました。

店舗面積が広く、G-SHOCKだけではなくOCEANUSなども販売しており、CASIO製腕時計のメインストリームは大抵揃っているように見受けられました。

イルクジの2017年モデルが気に入った

仕事の移動中にちょうど店舗の前を通過したので、ついでにG-SHOCK STOREへ出向き、店員さんに色々な事を聞きながら数種類まで候補を絞り、最終的にGW-6901K-7JR(イルクジ2017モデル)を購入してきました。
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私と同世代以上の方々は、あの熱狂的なG-SHOCKブームを覚えている人も多いかと思います。特にクリアボディのイルクジは大ブームとなり、かなりの高値で取引されるほどの人気でした。

イルクジモデルは「Love The Sea And The Earth」というテーマがあり、今年のモデルは「アイサーチ・ジャパン」とのコラボとなり、トリコロールがカラーテーマとなっています。
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GW-8400が黒だっただけに後継機も黒にしようかと考えていましたが、G-SHOCKを使用するのは休日がメインであることと、今が夏だった事もあって白ベースでトリコロールカラーがアクセントとなったイルクジに目を奪われました。

機能的にも、世界6局の標準電波を受信して自動修正するマルチバンド6、電池切れの心配が少ないタフソーラー、そして当然の様に必要性が感じられない程高い防水性を有しています。

今回この新しいG-SHOCKを購入するにあたり、世界中で使える事とソーラーは必須条件としていただけに、イルクジモデルがこれらの機能を有していたのはラッキ-でした。

今はコラボモデルのベースとなる機種のほとんどがマルチバンドやタフソーラーを搭載しています。私がG-SHOCKを毎日使っていた頃は割と高価なモデルにのみ搭載されているモノだったので、時代は進んでいるのだなと改めて感じました。

次世代G-SHOCKに求めるもの

今回、最後まで対抗馬として悩んだのはBluetoothでスマホとリンクできるモデルでしたが、所謂スマートウォッチと言えるだけの機能を持っているとは言い難く、もう少し世代が進んでから再度見てみようと思いました。
G-SHOCKはタフさの他に先進性も感じさせるだけに、ちゃんとしたスマートウォッチがラインナップされていないのは少し残念な気もします。

先程「時代は進んでいると感じた」と記載しましたが、別の視点から見るとここ10年でG-SHOCKは驚くような進化は遂げておらず、従前からある技術(まぁこれが凄いのだけど)をブラッシュアップしているに過ぎないとも思います。

おそらくそう遠くない将来にはカシオから回答が示されると信じていますが、世界をアッと驚かせるような斬新で先進的なG-SHOCKをリリースしてほしいと思います。


(Last Editing Date : 2020 / 03 / 10)