すでに販売終了なったマークXに乗ってみました。
先日もとある方面に一泊二日で出張に行く機会があったのですが、今回は移動距離がかなりある行程という事もあり、新幹線などの公共交通機関では色々と面倒だったのでレンタカーを借りることにしました。
レンタカー会社に特段の指定もこだわりも無いのですが、以前ジャガーやランドローバーがあった頃にはタイムズカーレンタルを贔屓していた事もあって、なんとなくタイムズカーレンタルで予約しました。
予約したクラスは「M-4セダン」で、排気量2,000-2,400ccのセダンクラスという事でしたが、当日実際に割当てられたのがマークXでした。
全長4,770mm、全幅1,795mm、全高1,445mm、車重1,560kgと、なるほど一世代前の日本車の中央値的な諸元だと思います。
なお、プラットフォームは12代目クラウンと共通化されており、2009年発売開始時点では大人のスポーツセダン的なポジションだったと記憶しています。
フロントは、比較的厳つい顔立ちです。マイナーチェンジ前はイルカ?みたいな感じでしたが、最終型はスポーツセダンらしいデザインだと思います。
運転席周りに関しては、メーター部にスポーティさを感じるものの、全体的にはシンプルだと感じます。エアコン等の操作パネルはわかりやすく、個人的には結構使いやすいデザインだと思います。
ただ、運転席に収まった感覚は、スポーツモデルというよりはただのセダン。しかも2021年現在では、本当に古臭いセダンです。
シートに関しては、2時間程度の走行であれば疲れを感じる事はありません。しかし、ホールド性は弱いので、そこに関してはもう少しタイトな作りにしても良かったと思いました。
リアシートは悪くありませんし、足元のスペ-スも必要充分だと思います。但し、それ以上でもそれ以下でも無いのがトヨタっぽさで、実のところ何も感じませんでした。
写真は撮っていませんが、トランクに関しては以前乗ったジャガーXEの方が使い勝手が良いと思います。マークXも容量的には全く問題ないのですが、形状的にやや使いづらいと感じる場面がありました。
今回は杜の都に宿泊したのですが、同行した上役が予約してくれたホテルがなんと各々ツイン。シングルの安い部屋で良いのにと思いながら、贅沢な空間で過ごしました。
20日まで緊急事態宣言下だった北海道では、すすきのも随分と閑散としていました。しかし、国分町は(写真ではわかりませんが)かなりの人手で、久々に活き活きとした繁華街をブラブラする事ができて幸せを感じました。なお、牛タンは最強です。
今回常磐道を通過する機会があったのですが、東日本大震災以来初の東北地方という事もあって、特に福島第一原発の近くを通るときは周囲の景色に注意が向かいました。
震災から10年が経過し、一見したところ当時の被害を思い起こさせる景色はありません。しかし、現実として常磐道は現在でも帰還困難区域に指定されているエリアを通過するため、高速道路沿いでも幾つかの廃屋が目に付きました。
また、数kmおきに放射線量計が設置されており、私が通過したタイミングでは最高2.2マイクロシーベルトを記録していました。数値上は大した事は無いのにと思いながら、原発事故の影響を強く感じ、あのときの映像が頭の中で蘇りました。
仙台空港から新千歳空港に戻る際に乗ったのは、ボンバルディアCRJ700でした。すでにボンバルディアの手を離れているCRJシリーズですが、実は私はボンバルディアファンでもあるので、今回搭乗できて本当に嬉しく思いました。
今回の旅のお供はマークX
これまでの会社員人生で道外への出張がほとんど無かった私ですが、今年は必要至急の道外出張の機会が多くなっています。先日もとある方面に一泊二日で出張に行く機会があったのですが、今回は移動距離がかなりある行程という事もあり、新幹線などの公共交通機関では色々と面倒だったのでレンタカーを借りることにしました。
レンタカー会社に特段の指定もこだわりも無いのですが、以前ジャガーやランドローバーがあった頃にはタイムズカーレンタルを贔屓していた事もあって、なんとなくタイムズカーレンタルで予約しました。
予約したクラスは「M-4セダン」で、排気量2,000-2,400ccのセダンクラスという事でしたが、当日実際に割当てられたのがマークXでした。
レンタルしたマークXの概要
今回借りたマークXは、平成30年7月に登録された走行約54,500kmのマークX 250G Four(DBA-GRX135)で、自然吸気V型6気筒2,499cc(203ps)を搭載するモデルです。全長4,770mm、全幅1,795mm、全高1,445mm、車重1,560kgと、なるほど一世代前の日本車の中央値的な諸元だと思います。
なお、プラットフォームは12代目クラウンと共通化されており、2009年発売開始時点では大人のスポーツセダン的なポジションだったと記憶しています。
レンタルしたマークXの外観
今でも街中で割と見かける、最終型のマークXです。実は以前弊社の社用車にもあったり、偉い人が乗っていたりもして、個人的にはかなり親近感のある車です。フロントは、比較的厳つい顔立ちです。マイナーチェンジ前はイルカ?みたいな感じでしたが、最終型はスポーツセダンらしいデザインだと思います。
リアは、左右2本出しのマフラ-やクリアテールといったアイテムが一世代前の典型的なスポーツモデルを意識させ、我々世代くらいまでの車好きは結構肯定的な人が多そうなデザインです。
全体的に見てカッコいいとまでは思いませんが、大人のスポーツセダンとしては非常に良くまとまっているなと感じます。
全体的に見てカッコいいとまでは思いませんが、大人のスポーツセダンとしては非常に良くまとまっているなと感じます。
レンタルしたマークXの内装
実際に一世代前の車なので当たり前ですが、内装に関してはトヨタの高級車にありがちな古典的な高級感があります。運転席周りに関しては、メーター部にスポーティさを感じるものの、全体的にはシンプルだと感じます。エアコン等の操作パネルはわかりやすく、個人的には結構使いやすいデザインだと思います。
ただ、運転席に収まった感覚は、スポーツモデルというよりはただのセダン。しかも2021年現在では、本当に古臭いセダンです。
シートに関しては、2時間程度の走行であれば疲れを感じる事はありません。しかし、ホールド性は弱いので、そこに関してはもう少しタイトな作りにしても良かったと思いました。
リアシートは悪くありませんし、足元のスペ-スも必要充分だと思います。但し、それ以上でもそれ以下でも無いのがトヨタっぽさで、実のところ何も感じませんでした。
写真は撮っていませんが、トランクに関しては以前乗ったジャガーXEの方が使い勝手が良いと思います。マークXも容量的には全く問題ないのですが、形状的にやや使いづらいと感じる場面がありました。
マークXの評価リストと総合評価
今回の走行距離は約600km程度で、そのほとんどは高速道路でした。ただ比較的混み合った市街地、狭い路地なども走行したので、普段生活する上で出会うシーンのほとんどは経験できたと思います。いいねヽ(=´▽`=)ノ
- 日本的サイズ感なので、特に前方の距離感と幅感は掴みやすい
- カタログ値よりもパワー感・トルク感がある
- 約12.3km/L(満タン法)という立派な燃費
- 高速レーンチェンジの際の安定性、追従性が良い
- 静粛性が高い
う~ん (´・ω・`)
- 段差を乗り越える時は結構足がバタつく(個体の問題?)
- ECOモードだと走り出しがもっさりしすぎて、余計にアクセルを踏みやすい
- ブレーキの踏み始めが無反応で、いきなりドンッと効いてしまう
- 内装デザインは、二昔前
全体的には「可もなく不可もなし」が最も的を得ていると思います。パワー感も充分で、実際に市街地でも100km/h+α程度の速度域でも、快適にドライブできます。
SUVやミニバンに完全に駆逐されつつあるセダンですが、1人ないし夫婦2人であれば荷室必要充分にありますし、悪くは無いなと思います。
特に今回乗った最終型のマークXは、近年発売されていたセダンタイプの中で最も熟成が進んだ車だと言えます。すでに廃盤になっていますが、中古市場でも人気が高いようですね。
SUVやミニバンに完全に駆逐されつつあるセダンですが、1人ないし夫婦2人であれば荷室必要充分にありますし、悪くは無いなと思います。
特に今回乗った最終型のマークXは、近年発売されていたセダンタイプの中で最も熟成が進んだ車だと言えます。すでに廃盤になっていますが、中古市場でも人気が高いようですね。
印象的だった場面
先日の出張で印象的だったシーンを幾つか載せたいと思います。旅行では無く出張なので詳細を記載する事はできませんが、色々とありました。今回は杜の都に宿泊したのですが、同行した上役が予約してくれたホテルがなんと各々ツイン。シングルの安い部屋で良いのにと思いながら、贅沢な空間で過ごしました。
20日まで緊急事態宣言下だった北海道では、すすきのも随分と閑散としていました。しかし、国分町は(写真ではわかりませんが)かなりの人手で、久々に活き活きとした繁華街をブラブラする事ができて幸せを感じました。なお、牛タンは最強です。
今回常磐道を通過する機会があったのですが、東日本大震災以来初の東北地方という事もあって、特に福島第一原発の近くを通るときは周囲の景色に注意が向かいました。
震災から10年が経過し、一見したところ当時の被害を思い起こさせる景色はありません。しかし、現実として常磐道は現在でも帰還困難区域に指定されているエリアを通過するため、高速道路沿いでも幾つかの廃屋が目に付きました。
(出典 : NEXCO)
また、数kmおきに放射線量計が設置されており、私が通過したタイミングでは最高2.2マイクロシーベルトを記録していました。数値上は大した事は無いのにと思いながら、原発事故の影響を強く感じ、あのときの映像が頭の中で蘇りました。
仙台空港から新千歳空港に戻る際に乗ったのは、ボンバルディアCRJ700でした。すでにボンバルディアの手を離れているCRJシリーズですが、実は私はボンバルディアファンでもあるので、今回搭乗できて本当に嬉しく思いました。