数年ぶりにアウターを買い替えました。

ボロボロになったカナダグース

社会人になって以降、1週間のうち5日はスーツを着るため、普段着に関して所謂オシャレをほとんど気にする必要がありません。さらに、元々流行を追いかけることや、高級ブランドに身を包むことへの執着心は皆無です。

確かに所有する服の1つ1つを見れば高価なモノもありますが、基本的には自分の気に入ったモノを長く使いたいタイプが故に、結果として(その選択ができる幸運もあって)高価なモノを選択しているに過ぎません。

その高価なモノの一つが、アウターです。アウターに関しては、平日休日の区別がなくほぼ毎日着用し、さらに北海道に居住しているという環境条件に対応するため、耐久性と耐候性を兼ね備えたカナダグースを愛用しています。
これまで愛用していたカナダグースは、(記憶が曖昧ですが)KAMLOOPSというモデルで、当ブログの過去記事でも着用している姿が確認できます。



購入当時、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買い、10年間は買い換えないつもりで着ていました。しかし、カムループスは購入から約7~8年程度経過し、冬季間はほぼ毎日使用している事もあって、特に昨シーズンからダウンは日に日に抜け落ち、袖口は破れ始め、チャックは破損するなど目に見えて劣化が進行してきました。

次なるダウンジャケットを探す

劣化が進んでいると言っても、まだまだ現役で着れないことはないカムループスですが、スーツにダウンがかなり付着するなど結構面倒な事も多くなってきたので、思い切って新しいダウンジャケットを購入する決断をしました。

今年の秋以降、かなり真剣にダウンジャケットを探していましたが、スーツと普段着の双方で着用できるデザインで、耐久性や耐候性が優れ、値段はソコソコ、さらに入手難易度が高くないなどといった条件を満たす製品はそう多くありませんでした。

例えば、今回候補に挙がった中では、
  • NANGA : 北海道では中々実物をお目に出来ない
  • THE NORTH FACE : 私にとってはやや若者過ぎるデザイン
  • Moncler : 良いと思った製品が軒並み20万円超えと高すぎる
  • DESCENTE ALLTERRAIN : 北海道に専門店が無い
といった感じで、実際札幌市内で探し回った結果、これらのメーカーの中で「コレ」という製品に巡り合うことができませんでした。
また、幾つかの百貨店やセレクトショップを見て回り、私が知らなかったメーカーを含めてかなりの数を試しましたが、残念ながら様々な理由によって出会いはありませんでした。

結局馴染みのあるカナダグースに落ち着く

散々探し回った挙げ句、最終的に私が選んだのは再びのカナダグースでした。それも、実物を見てそう判断したわけではなく、公式サイトを何気なく見ていて、たまたま良さそうなモノの在庫があったから購入する事にしました。

普段、着るものをあまりインターネットで購入する事は無いので、よりによって高価なダウンジャケットをインターネット経由で買うという自分の思考と行動に自分自身が一番驚きました。

で、今回私が購入したのは、EDGEWOOD PARKA BLACK LABELという製品です。カナダグースは私が思っていたよりかなり高級になっていましたが、シンプルなデザインがとても好みですし、少なくても7~8年は持った実績などもあって購入するに至りました。
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(出典 : カナダグース

これから数年お世話になります

EDGEWOOD PARKA BLACK LABEL

今回購入したEDGEWOOD PARKA BLACK LABELは、カナダグースの温度体感指数(Thermal Experience Index: TEI)によれば「北極圏で活動する人々のデータを元に開発。極寒地のデイリー使いに適した保温性を維持」との事なので、北海道の冬に外で活動する場合でも全く問題にならないでしょう。

さらに、カムループスでとても良いと思っていた耐久性のある生地、撥水加工が施されており、さらにカムループスと比較して着丈が長いので、通勤がこれまで以上に快適になると思います。

当初BLACK LABELの意味が不明でしたが、どうやら袖に付いているロゴがブラックカラーになっているようです。インターネットで検索すると、ブラックレーベルは少し高級路線なのだそうですが、通常ロゴの製品はそれほど価格差があるわけではありません。

思った通りのスタイリッシュなデザイン

公式サイトで購入した際に在庫があったため、注文して数日で届きました。これがカナダグース1着目ならきっとこういう買い方はしておらず、結果的に購入できなかったと思いますし、それも含めて良い出会いがあったと思います。

実際着用して見ると、思っていた通りかなり洗練されたデザインでした。今回はカムループスと同じMサイズ(USサイズ??)を購入しましたが、カムループスより半周りほど大きくやや肥えた身長182cmの私にピッタリでした。
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改めてカナダグースの立ち位置を見てみる

私とカナダグースとの出会いは、私が海外に居住している時にマイナス30℃の中でオーロラを見に行った際、旅行会社が用意したレンタルダウンジャケットがカナダグースだった事が始まりです。
当時はカナダグースなど全く知らない存在でしたが、マイナス30℃でも全然寒さを感じない性能の高さと、居住していた所では日本でいうスポーツ用品店の様なお店でも売っていた手のとりやすさが印象的で、それほど高級なイメージはありません。

私が帰国したのは、ちょうど日本発の企画でアジア人体型に合わせたカナダグースが発売され、カナダグース人気が爆発的に広がり始めた頃でした。
カムループスはその頃に購入したダウンジャケットですが、当時はまだ街中でもあまり見かけなかった事もあり、かなり自己満足の高いアイテムだったと記憶しています。
ところが、猫も杓子もカナダグースではありませんが、流行の影響とその性能を考えるとやはりコストパフォーマンスが良いためか、ここ数年は街中でも(暖かい東京や大阪ですら)多くの方がカナダグースを着用しています。

しかしながら、資材や人件費の高騰や為替の影響などにより、日本でカナダグースの人気が爆発した事と歩調を合わせるように年々価格が上昇しているようで、今では「超」高級ダウンジャケットと言える価格帯に入っているのではないでしょうか。
個人的には、カムループスが当時7~8万円程度と非常にコストパフォーマンスが良かった事を考えれば、今回購入したエッジウッドが約13万円というのはかなり高価だと感じます。

現在では様々な会社の高級ダウンジャケットが選択肢としてある中、カナダグースの人気は一定程度に落ち着いていると感じます。そして、これ以上カナダグースの価格が高騰すれば、最近更によく見かけるようになってきたモンクレールなど他の「超」高級品へと一気に流れるかもしれません。

それでも、マイナス30℃の世界でも全く不安が無かったあの経験から、少なくても北海道に居住している私にとって、しばらくの間はカナダグースが永遠のNo.1であり続けるでしょう。
日本人は非常に流行に左右されやすいと常々思っていますが、そういった流れにあまり囚われる事無く、自分で気に入ったモノと長く付き合っていく選択をしたいと思います。