この冬は特に結露が酷くて困ります。

加湿空気清浄機フル稼働の冬

例年、乾燥しやすい冬季間は加湿空気清浄機が大活躍をする我が家ですが、今シーズンは新型コロナウイルス感染症対策も兼ねて、いつも以上にフル稼働をしています。



NHKでも紹介されていますが、新型コロナウイルスは気温が低く、空気が乾燥すると感染力を持つ時間がより長くなることが報告されているそうです。また、寒くて乾燥している中では、人間の免疫力が低下するため、ウイルスに対する防御能力が低下します。

故に、自宅内は適度な湿度(40~60%)ら保つ必要があります。

温度や湿度が高いと結露する

新型コロナウイルス対策のため、自宅でも例年以上に換気をしてはいるものの、加湿空気清浄機(加湿器)をフル稼働するとどうしても発生するのが結露です。我が家はマンションなので24時間換気も稼働させていますが、それでも結露の発生を完全になくすことはできません。

そもそも、北海道の冬は室内と屋外の温度差が大きく、そこにさらに室内を加湿(我が家では60%目安)しているため、2重窓であっても結露を食い止めることは不可能です。

結露は放置しない方が良い

これまでも手を変え品を変え対策を講じてきた結露ですが、何らかの結露対策を行っていても、特定の条件が重なれば発生してしまいます。これまでは結露を見つけ次第雑巾で拭いたりしていましたが、気づかない事や気づかなかった事にする事もあり、放置されている事もしばしばです。

しかし、結露水が窓枠の下にたまることでカビが発生したり(経験済)、いつの間にかカーテンの裏がカビていたり(経験済)、最悪は家に悪影響を及ぼしてしまいますから、結露への対応は怠る事ができません。

結露への対応を怠らないために

BOSCH GlassVAC

今回発生した結露に対応するために導入したのが、高性能ワイパーブレード装備の窓用バキュームクリーナーであるBOSCH GlassVACです。
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豊富な付属品達と期待できる性能

BOSCH GlassVACは、付属品がかなり豊富です。吸い取り口となるサクションヘッド(大・小)、マイクロファイバークロス(大・小)、スプレーボトルなど、このセットだけであとは用意するものがないくらいです。
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実はこういった製品は様々なメーカーから発売されており、実売1万円のGlassVACより安価な製品はいくらでも見つける事ができますが、自動車用ワイパーで実績のあるBOSCHの技術を信用して購入しました。

製品としては、単に水を吸い取る掃除機です。しかし、やはり特許取得の「パワープロテクション・プラス」ラバーコーティングなど、BOSCHならではの仕様は期待感を高めます。

GlassVACは充電式であるため、使用場所を選ばないのもポイントです。基本的にはリビングと寝室の窓に使用しますが、いちいちコンセントに挿す必要が無い気軽さは、使うハードルを下げてくれます。
なお、充電時間130分に対し、連続使用時間は30分となっています。30分というと短く聞こえますが、窓約35枚分(約105m2)と聞けば問題は無さそうです。


実際に使ってみました

GlassVACを購入したのは今年の1月初めの年始セールで、先日まで酷い結露が発生しなかったので使用出来ずにいましたが、数日前にふと窓を見ると随分と結露をしていたため、いよいよ活躍の時か!!とウキウキしながら使ってみました。
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期待通りにキレイに吸い取ってくれるのか、ドキドキしながらスイッチを入れます。動作音はされほど大きく無く、ゆっくりと動かしていくと....
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ピンぼけになってしまいましたが、見事にキレイに部屋の中が反射しているのがわかるかと思います。何をしているのだろうと見ている息子②の顔も、ハッキリ確認できます。

結露が発生していた窓が1枚だけだったので、ものの3分くらいでキレイになりました。本体を傾けても水が漏れる事も無く、窓の下端までしっかりと吸い取る事ができました。
そして、何より一度の吸い取りでここまでキレイになるので、今まで雑巾で根気よく拭いていたのが馬鹿らしくなります。

実売8,000円程度(現在時点、Amazon)と手頃とは言えない価格ですが、かなり手間が減少する事を考えると、導入して損はない製品だと思います。


今度はガラスマジックリンなどを使用した後の拭き上げや、窓外側を高圧洗浄機等で洗った後の拭き取りにも使用してみたいと思います。