DIY(日曜大工)用にコードレスインパクトドライバーという援軍を導入しました。

割とDIYで色々作るんです

中学生の頃に自分の部屋の家具の一部を作ったり、大学時代は部材をオーダーして本格的なテレビ台を作ったり、社会人になっても要所要所でDIYを行っています。

現在の自宅に引っ越した際、まず目をつけたのはディアウォールでした。自転車ラックとギタ-置き場を、どうにかして壁に穴を開けずにできるかを考えた末の解決策となりました。



息子①が誕生して以降は、その時々で部屋の用途変更や配置換えを繰り返しているため、基本的には安価なカラーボックスを組み合わせる事で、フォームチェンジが容易に行える家具を使っています。

その中で余ったカラーボックスを息子用プレイテーブルとして再利用したり、背の高いカラーボックスを導入する事でハンガーラックとしたり、数ヶ月に一度は日曜大工に勤しむ時期が訪れます。



DIYの最大のメリットは、既製品と比べて価格優位性がある事が多い点と、汎用部材を組み合わせる事で刻々と変化する家族のニーズに対応できる点にあります。

我が家の工具達

対して、DIYのデメリットは必要最低限の工具を用意しなければならず、用途に合わせた工具を一通り揃えるには相応のお金がかかる事です。

一般的にDIY用工具はそれほど高価ではありませんが、せっかくDIYをして既製品に対する価格優位性を確保しようと思えば、その土台となる工具にお金をかけるのは間違いだと思っています。
それに、必要最低限の工具と言っても、多種多様な工具の中から最適なモノを見つけ出すのは簡単ではなく、さらに使用する部材に対応する必要が出てくるため、いつの間にか工具類でかなりのスペースを専有される事態も発生します。

私が直近10年以上の間、メイン工具として使用し続けてきた代表的モノは、
  1. 電動ドリルドライバー(ワイヤード、3,000円くらいのモノ)
  2. 丸のこ(ホームセンターで投げ売りされていたモノ)
  3. 工具セット(カタログギフトでGETした市価4,000円くらいのモノ)
の3点です。部材を木材に限定している事もあり、本当はもう数種類電動工具があると楽だと思いますが、これ以上の装備は必要無いと考えています。
贅沢品と言えば、レーザータイプのメジャ-くらいなモノで、DIYに挑むにはかなり弱い体制であるものの、必要な物は(理想通りとはいきませんが)大抵作ることができました。

工具達の寿命が近づいてきた

ところが、特に昨年は様々な家具のフォームチェンジをしていた事もあって、それなりに使用している工具達に、いよいよ寿命の時が近づいてきました。

すでに中身が欠けていたり、サビだらけになっている工具セットは今年の初めに新調しました。今回導入したセットは、Amazonで見つけたDEKO ホームツールセット  168点組で、これまでとは比較にならないほど多種多様な工具類が入っており、かなりのグレードアップを果たしました。
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そして、その性能に常々文句を言いながらも、長らく私の右腕として大いなる活躍をしてくれた新興製作所 電動ドリルドライバ- ACD-100が時折怪しい動きをするようになりました。
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このドリルドライバ-もまだ現役で使用はできると思いますが、急に息絶える可能性も大いにあるため、この度工具新調第二弾として、この電動ドリルドライバ-に変わる工具の導入を昨年末から計画・実行することとなりました。

実は大きく2種類ある電動ドライバー

DIY以前に、一家に1台はあると便利なのが電動ドライバーです。ホームセンターに行くと、数社の製品がそれぞれ数千円の物から数万円の物まで並んでいるのを目にしますが、電動ドライバーには大きく2つの種類が存在します。

1つは、回転のみの能力を持つ「ドリルドライバ-」です。穴あけとネジ締め(緩め)に使用しますが、回転のみの作業となるので、デリケートな場所で使用するのに向いているタイプです。

もう1つは、回転と打撃の能力を持つ「インパクトドライバー」です。こちらも穴あけとネジ締め(緩め)に使用しますが、回転に加えて打撃の能力が付加されているため、特にネジ締め時は強力です。

ちなみに、ドリルとして使用出来ない電動ドライバーもありますが、力が弱すぎてカラーボックスの組み立て程度には使用できますが、DIYとなると活躍の場があまりありません。

また、ドリルドライバ-とインパクトドライバー双方に、コンセントから電源を取るタイプと充電タイプ、回転数や締め付ける力の違いなど色々とありますが、それは自分が何を作りたいのかをまず明確にすれば、自ずと答えが出てきます。

私にはどのタイプの電動ドライバーが適しているのか

これまで使用していた電動ドリルドライバ-は、完全に価格のみで選んだ物で、その性能によって妥協を強いられる場面がかなりありました。
特にネジ締め作業に関しては、手動ドライバーを使用した方が締め付ける力が強いので、最近ではほとんど穴あけ作業にしか使用していませんでした。
また、コンセントから電源を取る古いタイプなので、延長コードを使用しても作業場所が限定されてしまうため、大型家具を製作する際はかなり手間がかかっていました。

電動ドライバーを使用する場面は、木材の穴あけ、木材同士を接合する為のネジ締め、解体時のネジ緩めが主ですが、一部金属の穴あけでも使用したいと考えています。

以上、現状の不満点と今後の使用場面を想定すると、充電式のインパクトドライバーが最適ではないかと考えました。
もちろん、インパクトドライバーは回転に加えて振動を発生するため、ドリルドライバ-と比較して大きな騒音が発生する点などを考慮する必要はありますが、現在所有する電動ドリルドライバ-がまだ騙し騙し使用できる状況にある中では、最善の選択では無いかと思います。

新しい工具って本当に気持ちを高めます

BOSCH GDR18V-LISN

当初は、最近の地震等の災害時に度々話題に上るマキタを中心に考えていましたが、たまたまAmazonのタイムセールで15,000円程度となっていたBOSCH GDR18V-LISNに急遽宗旨変えをし、1秒も悩むこと無く購入しました。

モノが届いたので早速開封してみます

私自身はBOSCHに対して良いイメージしかありませんが、Amazonや工具を紹介しているブログなどではマキタなど日本製工具ばかりが注目されています。
世界的には、「Stanley Black & Decker」「BOSCH」「マキタ」「工機HD(Hikoki)」の4社が電動工具界でシェアを獲得しているようです。

実は、個人的にBOSCHは、車のバッテリ-というイメージが強いのですが、以前息子①にボッシュの玩具工具セットを購入した事もあって、工具界でも有名なのだなという印象はあります。



実物が届いたので早速箱を開けると、息子①の玩具工具セットの様なケースが出てきました。シンプルで格好良いですよね。
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ケースを開けると、本体(バッテリ-装着済)、充電器、予備バッテリ-、説明書、ビスなどを入れる用??の黒い空き箱が入っていました。
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バッテリ-を搭載している状態で持ってみると、やはり重たさは感じるものの、重量バランスに優れているのか苦になるほどでは無さそうです。
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開封直後ですし、届いたのが夜だったため騒音を発生させる事はできないので、使用する前にバッテリ-に充電をします。
今回購入した製品には、2.0Ah 18V(A1820LIB)の充電池が2つ、それにGAL 1880 CV Professionalという充電器がセットになっており、公式サイトによると0%から80%まで充電するのに15分程度、100%までは30分程度で充電されるようです。

充電中は、充電器からかなり大きくファンが回る音がして、電動ラジコンカーの充電を思い出しました。人によってはうるさいと感じると思うので、充電するタイミングや場所を考える必要がありそうです。
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かなり良さそうな製品でワクワクします

GDR18V-LISNは、実は標準価格が60,000円という高価な電動工具で、DIY用では無くプロ用です。DIY用との違いは色々とありますが、主には精度と軽さといったところでしょうか。
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これまで使用していた電動ドリルドライバ-の最大トルクが6.4N・mですから、単純計算でおよそ25倍ほど強力です。また、回転数は最大値が540min-1だったものが、2,800min-1とこちらも段違いの数字です。

おそらく、これまでパワー不足で最終的には手動ドライバーを使用していた作業は、全て新しい電動インパクトドライバーが担うことになり、作業効率は格段に向上すると思います。

また、今回BOSCH  91ピースアクセサリーセット V91を同時に購入した事で、すでに破損していたドリルドライバ-用のビットも充実しました。やはり穴あけ作業となると、インパクトドライバーよりドリルドライバ-の方が適しているので、今後はドリルドライバ-も新調したいと思います。
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