緊急事態宣言期間中ですが、息子①と初めてサイクリング的な事をしてきました。


【#Stayhomeタグについて】
2020年5月28日公開の記事より、緊急事態宣言期間中の出来事については、将来この新型コロナウイルス感染症が蔓延する期間に何があったか、何をしていたかを簡単に検索できるよう #Stayhome というタグを付けています。
そのため、今回の記事も含めて幾つかは自宅内の出来事ではなく、#Stayhomeというタグに相反する内容もございますが、単にある種の意思表示以上の意味はございませんので、ご了承くださいますようお願いいたします。

新しい自転車にどうしても乗りたい息子①

大人でも新しい自転車を買えばすぐ乗りたくなるのに、子どもに新型コロナウイルス感染症が怖いからと言って我慢させるのは不可能です。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、幼稚園が閉園されているなど非日常が続くことで大きなストレスを感じている息子①に対して、自転車に乗るという一時の楽しみまで奪う事はできません。

屋外で自転車に乗るリスク(を甘く見た私)

自転車に乗ること自体は、いわゆる3密状態からは程遠く、アルコール除菌など一定程度の感染症予防で充分リスクを低減する事が可能です。
もちろん、日本サイクルスポーツ振興会が2020年4月13日に発表した「新型コロナウイルス感染対策における屋外サイクリングについての提言」を踏まえ、出来る限りの対策は大前提となります。

特に、医療態勢が常時とは異なっている点には充分配慮する必要、つまり怪我に対する備えはしっかりとするべきで、先に書きますが、走行シーンをサイクリングロード及び公園内での走行に限定したとは言え、少なくても息子①と私はヘルメットを被るべきでした。
ヘルメットを被らせる習慣が無かったこと、また自宅から遠くない場所での走行だった事による気の緩みなど幾つかの言い訳はありますが、全面的に私の不注意によるもので、本来であれば記事化するべきでは無いのかもしれませんが、反省の意味も込めて記事化する事にしました。

なお、道路交通法第63条の10には「児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。」とあり、13歳未満の子どもが自転車に乗る際には、ヘルメットの着用努力義務があると定められています。
また、子どもの身体バランスは頭部が重く、子どもの自転車事故の半数以上は頭部に集中しているというデータからも、法律に記載された着用努力義務を守る云々以前に、しっかりと対応となければならない事がわかります。

軽くサイクリングに行ってきました

自宅からさほど遠くないサイクリングロード

前日、ヨツバサイクル 18インチという新しい自転車を手にした息子①を、いきなり自動車と並走することになる公道に出すわけにはいかないので、サイクリングロードに連れ出しました。

正式名称「北海道道1148号札幌恵庭自転車道線」は、札幌市白石区から北広島市(札幌市中央区から恵庭まで起点・終点共に延伸予定)に繋がるサイクリングロード(歩行者も可)で、特に札幌市白石区~厚別区の区間は市街地の中を通っていることもあって、非常に身近なコースとなっています。
また、市街地の中を通っていることで、狙ったポイントの近くまで車で自転車を運ぶことができる事、万が一の事態にも素早い対応が可能な事、休憩ポイントが多数ある事など、子連れでサイクリングを楽しむには好都合なポイントが多くあります。

いざ片道数kmのサイクリングへ

息子①は真新しい自転車で、サイクリングロードも初走行となる事から、様子見として片道数km程度先にある公園を目指します。なお、GW明けでしたが、周囲を顧みないサイクリストやランナーが思ったより多く、4歳児を走らせるには少々危険だったかもしれません。
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※13歳未満の児童には、ヘルメットの着用努力義務があります。

息子①は、ヨツバサイクル 18インチも危なげなく乗りこなし、結構な高低差があるアップダウンでも漕ぎ続ける事ができました。直進安定性も良く、とっさのタイミング(犬が飛び出してきた)でもブレーキをしっかり握る事ができたので、自転車の操縦に関しての心配はいらないでしょう。

私も久々のTREK 8.3DSに跨って息子①の後ろを付いて走りましたが、18インチ化された息子①のヨツバサイクルが、意外なほど速かったのには驚きました。
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公園遊びはやっぱり楽しいらしい

サイクリングロード沿いには幾つかの公園がありますが、今回は起点に近い公園を目的地とし、無事に到着した後は少し遊んでいきました。
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規模が小さい公園でしたが、それでも息子①は楽しく遊べたようです。途中、昨年まで同じバスで幼稚園に登下校していた子が来たりと、思いがけず色々遊ぶ事ができました。

また、車では無く自分で自転車を漕いで公園に来ることができた事は、息子①にとってとても嬉しい経験だったようです。
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いつもの公園でしっかりと練習

結構な時間遊んでから、復路を走破し車に辿り着きましたが、息子①の要望によりいつもの公園に向かってさらに自転車を楽しむことになりました。

この公園は本当にいつも自転車を練習している子ども達で賑わっていますが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、その数は以前よりも増している気がします。やはりどこにも行けないと、近場の公園で遊ぶしかありません。
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※13歳未満の児童には、ヘルメットの着用努力義務があります。

それにしても、14インチから18インチへ4インチも大きくなった自転車に、何の抵抗感も無くすぐに普通に乗る事ができるとは、子どもの適応力の凄さを感じます。

先程のサイクリングやこの公園で、サドルの高さを色々と調整しましたが、息子①曰く地面につま先が着く程度の高さだと漕ぎやすいようでした。14インチの時は足裏がベッタリ着くように調整していましたが、そろそろそれも必要無いかもしれません。
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※13歳未満の児童には、ヘルメットの着用努力義務があります。

無尽蔵の体力を誇る4歳児は、公園の外周路を10周以上連続で走行していますが、まだまだ走り足りないようです。疲れたと言いながら漕いでいますが、その顔からは疲れではなく充実ぶりを感じます。
と言うか、このくらい連続走行が可能ならば、サイクリングも片道10kmくらいは余裕かもしれません。4歳児と思って距離を短くしましたが、次は少し遠出をしてみましょう。
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※13歳未満の児童には、ヘルメットの着用努力義務があります。

ちなみに、私が公園内で自転車に乗ると大きすぎて危ないので、いつもローラーブレードで息子①の後ろを付いて走っています。コレがなければ、ただただベンチに座って眺めているだけになります。
また、私がローラーブレードで付いていくと息子①がとても喜びますし、不測の事態への対応がすぐに可能となるので、必需品と言っても過言ではありません。
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人混みを避けた公園遊び

この日の公園は、いつにも増して子どもたちで溢れかえっており、3密状態を避けるために遊具エリアで遊ばせる事はしませんでした。

幸い(?)にも、息子①は自分から他の子どもに話しかけて遊びに入れて貰うような積極的なタイプではなく、遊具も恐る恐る触るほど臆病な性格であるため、遊具エリアに立ち入らなくても特に問題は無いようで、木の枝で絵を書いたり、石を掘り出したり、ビーチフラッグみたいな事をやって遊びました。
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思い返してみれば、息子①の特性上、新型コロナウイルス感染症が蔓延する以前からいわゆる3密と言われる場所に行く事は少なかったように思います。

現時点においても確定的な情報が少ない新型コロナウイルス感染症ではあるものの、一般的には飛沫感染と接触感染が経路とされており、元々他人との距離を取りがちな息子①に関しては過度に心配する必要は無かったのかもしれません。