いよいよスクールではない、遊びのスキーに挑みます。

真価を問われる息子①のスキースキル

5週連続で週末にONZEのゆきッズに通った息子①は、ついに天皇誕生日だった先月23日にスクールでは無いスキーを体験してきました。まぁ、普通にスキーをしに遊びに行ったという事です。

今シーズン初めの段階では、息子①を普通にスキーに連れて行く事は来シーズン以降だろうと想定をしていましたが、直近のゆきッズで息子①がリフトに乗って頂上まで上がり、麓まで無事に滑り降りる事ができたことで、急遽企画しました。


私だけでは不安すぎるので助っ人を召喚

ただ、私自身はスキーが全くできずスノーボードも人並みにしか滑る事ができないため、急遽企画した割には、今回強い援軍としてA君とA君パパに一緒に来てもらいました。

プール仲間であるA君のパパ・ママとは、いつも様々な事を情報交換したり一緒に体験したりしていますが、A君はすでに相当スキーの練習をしていると聞いており、いつも通り息子①のベンチマークとなって貰いたいと思っていました。

実は、息子①人生初スキーの時もA君が一緒でしたが、あの時から約2年が経過し、こうして二人共いよいよスキーを滑れるようになったのは感慨深い出来事です。


思い出される2年前の光景

2年前、その時点ですでに息子①とA君の間には大きな差がありました。少し滑れるようになったA君に対し、息子①は最後まで滑って降りることへの恐怖感を拭うことができませんでした。

しかし、息子①自身も大きな自信も持って挑む今回、2年前の光景の再現にはならないと思います。なお、スノーボードで息子①のアシストをする私は、いくら援軍がいるとは言えスキーとスノーボードでは動きに大きな違いがあるので、かなり不安を持っての参戦となりました。
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初の朝里川温泉スキー場でスキーを楽しむ

朝里川温泉スキー場で素晴らしい体験

札幌市街地から車で約40分のところにある、朝里川温泉スキー場が今回の舞台です。私も初めての場所ですが、A君一家はすでに複数回訪れていることもあって、コースに対する不安は特にありません。

朝里川温泉スキー場はONZEと比べてかなり広大なスキー場ですが、今回は子どもたちが滑る事を考えて、イエローリフトを使用してイエローBコースに限定しました。なお、通常ですとリフト1日券は3,800円ですが、イエローリフトのみの使用となるのでビギナー1日券3,000円とお得に滑ることができました(リフト料金表)。
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イエローリフトの頂点から滑ってみる

スキー場に到着し、早速イエローリフトで上に上がります。先程まで晴れていたのですが、ここにきて吹雪になってきました。ONZEでリフトはすでに体験している息子①ですが、リフトの乗り降りがかなりスムーズだったので驚きました。
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滑り始めるとA君は私が想像していた以上にスキーが上手で、見る見るうちに下っていきます。対して息子①は、初めての場所でかつ吹雪という悪条件の中、「怖い怖い」と恐る恐る下ることしかできません。

2本目もリフトで上がるまでは良いのですが、下り始めると怖くなるようです。私は無理をして怪我をされても困るので息子①に中止を促しましたが、負けず嫌いの息子①はA君がいる手前絶対に首を縦に振らない事もわかっており、やはり泣きながら「頑張る」と言って滑っていました。
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なんとか息子①は午前中に4本滑りました(A君は倍の8本)が、4本目の最後にようやく怖さから開放されてきたようでした。ただ、吹雪があまりに酷くなってきて疲れも出てきたので、イエローリフト近傍にあるコーヒーハウスで休憩を挟みます。

休憩中4本目の後半はとても良かったと伝えると、息子①は笑顔で「だいぶ慣れてきたわ~」と生意気な事を言っています。さっき泣いていたのに。
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30分ほど休憩した後、天候も若干回復したのを見て再度イエローリフトで上に上がります。A君は相変わらずスーッと滑っていきますが、息子①も休憩前とは打って変わって「楽しい」と言いながら徐々にスピードが上がってきました。
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結局休憩後も4~5本滑ることができ、1本目に約20分かけて下っていたのが、最後は10分もかからず麓まで到達する事ができるようになりました。

休憩後はスピードを出しすぎないように注意するほど恐怖心が希薄になった息子①ですが、事故は得てしてそういうタイミングで発生しますから、結構気を使いながら一緒に滑っていました。
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本当に良いスキー体験ができました

午前の滑り始めにはどうなる事かと思いましたが、結果的に4時間以上もスキーを楽しむことができました。本数を重ねる毎に息子①のスキーへの自信が深まり、またこれだけの本数をこなしても体力的に持つことも確認することが出来ました。
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スキーで随分と汗をかいたため、帰りは天然温泉湯の花 朝里殿でひとっ風呂浴びる事にしました。居住地が少し離れているので普段はプール教室の時しか会えませんが、息子①はA君と遊ぶのが本当に楽しいようです。
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ひとっ風呂浴びた後は、ランチ。日帰り温泉施設ですが、ランチも結構充実していて良かったです。息子①は何故か大好きな蕎麦と天ぷらを平らげ、かなりご満悦の様子です。
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私にとっても良い思い出となりました

今回のスキーを前に、スノーボードでスキーを履く息子①のケアができるか本当に心配していましたが、結果的にはまだ息子①のレベルであればなんとかなる事がわかりました。
ただ、例えばハーネスを持って付いていく事は難しいと感じたので、やはり息子②の時もゆきッズである程度滑れるようになってからスキーに連れて行く必要があるともわかりました。
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まぁ、何より息子①と一緒にリフトに乗り、一緒に滑ってこれるようになったのは本当に嬉しい出来事でした。これまで誰かと滑る機会があまり無かった事もありますが、1人より2人の方が同じスキー・スノーボードをやるにしても楽しいと思いました。
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その頃嫁さんと息子②は.....

スキーを滑っている間に嫁さんから「まだやってるの?」と心配するメールが来ていましたが、息子②の方も急遽お友達がお家に遊びにきてくれたようで、暇する事無く楽しく過ごせたようです。
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