発売日にiPhone Xを購入しました。

何故かiPhoneを使い続ける嫁さん

パソコンはWindows、スマートフォンはAndroidを使用し続けている私とは対象的に、嫁さんはパソコンはMac、スマートフォンはiPhoneと完全にリンゴ党の一員になっています。ただ、その割に車用オーディオとして、私がiPodを使用しているのに対し嫁さんはWalkmanを使用しているのがちょっと可笑しいところではありますが。


最新のiPhoneをゲットした嫁さん

これまでの約2年間はiPhone 6sを使用していた嫁さんですが、約2年間iPhone 6sにおサイフケータイ(Felica)が非搭載であることを筆頭に様々な不満を口にしていました。
そのため、さすがに次はAndroid搭載のスマートフォンにするだろうと思っていましたし、トラブル対応含めその方が私にとってもメリットがあるのでそう望んでいましたが、残念ながら嫁さんはiPhone Xが発売されると聞いた途端に機種変更をしたいと言い出しました。

色々理由をつけてiPhoneからAndroidへ移行させようとしましたが、何よりiPhoneのデザインを気に入っている以上、優れたデザインの筐体が少ないAndroid陣営では話になりません。

結局、iPhone Xの予約が開始されるだいぶ前の段階で1台確保し、発売日当日にゲットしてきました。
IMG_20171103_121024_531

普通に使っている分には進化ポイントはわからない

嫁さん曰く、iPhone 6sを使用している中でアプリの動作が重いなどのネガティブな症状は無かったらしいので、iPhone Xにした所で特に変化は無いそうです。

外見的には、本体が一回り大きく重くなって、相変わらずカメラが出っ張っているのでケースを使用しないとすぐに傷つくといきなりのダメ出しをしていましたが、機械にそれほど興味が無い人はそんな感じなのでしょう。

iPhone X特有の変な形状の画面は、意外な事に私も嫁さんも特に違和感を感じることがありませんでした。今後アプリ開発をする人は様々な形状の画面を考えなければならないのは可哀想ですが、変な形状のディスプレイは1つの流行になりそうな気がします。

また、画面で言えばiPhone史上初のOLED搭載機だけあって、発色などは非常に良く感じます。ただ、OLEDの採用はすでに主流になりつつあるため、目新しいとは感じません。
DSC_0588

iPhoneに関する個人的雑感

昔ほどiPhoneにワクワクしない

私が最後に使用したiPhoneは海外居住時に使用していた3GS、以降自分自身でiPhoneを使用した事はありません。現在でもiPhoneは非常に優れた製品だとは思っていますが、5以降ワクワクするような製品だとは感じていないからです。

様々なメーカーがしのぎを削るAndroid搭載機と比較して、最近のiPhoneは非常に保守的です。iPhone Xにしても既存のAndroid端末の後追い以上のものはなく、iOS11の不具合により完全なソフトウェアを作る会社というイメージも完全に崩壊しました。

特に日本においてiPhoneのブランドイメージは確立されており、これを揺るがすようなモノはおそらく当分出てこないのだろうと思いますが、客観的に中身を見ると価格に見合ったモノだとは到底思えません。
一定の機能を不具合なく処理するだけなら、iPhone XやハイエンドXperiaの様な端末は必要無く、すでにミドルレンジの機体でも問題はないところまで進化しています。

iPhoneを始めとするApple製品のほとんどは、革新性が1つのキーワードだったように思います。これは私が好きなSONYにも通じますが、近年では中国や韓国などのメーカーの方が革新的であり(完成度は別として)ワクワク感があります。
また、ワクワク感という点では、2010年から数年間に訪れた革新の波がピークでしたし、中国メーカーが頭角を現しつつあるスマートフォン市場ではありますが、すでに大幅な機能向上が無いと言える中では市場は停滞しつつあると言えると思います。

詰まるところ、スマートフォンという製品自体にワクワク感が無くなっているとも言える状況下で、iPhoneだけをやり玉に挙げるのはアンフェアですが、逆に言えばAppleには現状を打破する希望を抱いているが故の失望だと思います。


(Last Editing Date : 2020 / 11 / 05)