急な話でしたが、車を乗り換える事になりました。
【関連記事】CR-Vの走行距離記録

諸々のタイミングが重なってしまった

(一般的に)自動車を購入するという行為は、人生でそう何度もあることでは無く、毎度真剣に色々と悩み、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買う事だと思います。
しかし、今回は2月半ば以降急速に全ての方向性が車入れ替えに向き、タイミング的にもこれを逃す手は無いところだったので、ほぼ考える間もなく決めてきました。

そもそも何故車を買う必要があったのか

先月半ば、関連記事として挙げた現愛車CR-V(DBA-RM4)の走行距離記録を書いた時点(2月19日)ではある程度車の入れ替えを決めていたものの、実はこの時はまだ何を買うかどころか100%入れ替えるかを決めていませんでした。
現在乗っているCR-Vは、走行距離こそ約13万kmですがまだ7年しか経過しておらず、特に重大な不具合が生じているわけではありません。実際この3月が車検だったので、実際にホンダディーラーに作業の予約まで済ませていました。
先代の愛車CR-V(LA-RD5)を10年約28万km乗り、最後はミッションが逝くまで乗りつぶした事を考えると、まだまだ道半ばとも言えます。

しかし、現在の愛車を購入した当時と決定的に違うのは、結婚をして息子が誕生したことです。家族構成の変化は、自動車に対して求める機能・性能・役割に大きな影響を及ぼします。
そして、車の入れ替えを真剣に考えざるを得なくなった最大の理由は、(まだ確実とは言えないまでも)この夏新しい「家族」が誕生する事となり、2列5人乗りのCR-Vでは単純狭くなることが容易に想像できるからです。

3列シートSUVを見に行ったのだが...

CR-Vに乗っていて最も良かったのは、最低地上高が高く降雪が多い時期でも何も気にせず普通に走れると自信を持てる事でした。
元々ミニバンという製品自体が好きではない上に上記の理由もあり、車を入れ替えるに当たって真っ先に思いついたのは3列シートSUVであるCX-8や新しいCR-Vです。

すぐにマツダとホンダに行ってそれぞれを真剣に見たり試乗した結果、乗り心地や高級感など特にCX-8は私としてはベストだと感じたものの、後部座席の使い勝手については現在の愛車から乗り換える意味を探すほうが難しいほど悪いものでした。

そもそも3列シートに拘っているのは、安全性の問題から助手席にチャイルドシートを設置したくないためです。そうなると必然的に2列シートでは嫁さんを助手席に座らせる事になり、なにか問題が発生しても直ぐに対応ができない事態が想定されます。
視点を変えるとこうも感じ方が違うかと自分でも驚きましたが、「家族」を最優先に考えた場合、最低限2列目と3列目はウォークスルーであって欲しいし、3列目の足元はもっと余裕が無ければそこに椅子がある意味が無いと結論付けました。

候補は5ナンバーサイズミニバン

やはり辿り着く先はミニバンとなりますが、私の収入と財務状況から考えて、候補となるのはノア/ヴォクシーなど所謂5ナンバー(M)サイズミニバンと言われる車達です。

ただ、以前代車で乗ったステップワゴンレンタカーで借りたノアにあまり良い印象がありません。ノアに乗ったときに思った「3列目へのアクセスは悪くなってもSUVタイプを選ぶ方が北海道的な使い方を考えると良い」という考えはすでに過去のモノとなりましたが、正直私の趣味趣向からするとミニバン自体に何の魅力も感じません。

しかし、そんな事を言っても仕方が無いので、5ナンバーサイズミニバンの最後発であり、唯一現行型に触ったことが無い日産セレナを2月の半ば過ぎに見に行き、すでにステップワゴンヴォクシーは違う場で(なんとなくですが)見ている中、嫁さんはセレナの使い勝手が最も良いと感じ、私としても異論は無かったのでセレナの購入に舵を切りました

セレナ VセレクションⅡの4WDの見積もりが約440万円、約13万km走行したCR-Vの下取りが80万円と頑張ってもらい、さらに色々値引きしてもらって最終的に払う金額は320万円という十分に魅力的なプライスが提示され、嫁さんも私もコレで行こうと決めることになりました。

ところが買ったのはアルファード!?

偶然見たカーセンサー.net

100%セレナで行こうと決めた次の日、たまたま会社の同僚と中古車の話題で盛り上がりカーセンサー.netを見ると、アルファードやヴェルファイアいった上のクラスのミニバンも中古ならば頑張れば手が届く範囲にある事を知りました。

年間走行距離が約2万kmと多い使用環境なので、今回も新車(過去2台はいずれも新車)で買える範囲の車を買おうと考えていましたが、個人的に(現在は)中古車に対する懸念・疑念はあまりなく、せっかくの機会なのでセレナを契約しようとした前日に程度の良さそうなアルファードを見に行ってきました

あまりにも違う質感、あまりにも違う存在感

私はこれまでミニバン、特に豪華絢爛なアルファードヴェルファイアがなぜこんなに走っているのか理解できませんでしたが、実際に触ってみると瞬時に理解ができました。
確かに新車価格では5ナンバーサイズミニバンと200~300万円程度の差があるものの、買ったあとの満足感やリセールバリューなどを加味すれば、無理をしてでもアルファードやヴェルファイアに乗りたいと思うのは普通なのだと思います。

そして、眼の前にある「アルファードHV・2015年式・走行37,000km・超豪華仕様で460万円」という車は、100%セレナにしようと思っていた私の心を奪うのに多くの時間は必要ありませんでした
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単純に車体が大きいだけに、アルファードの存在感は比べるまでもなく圧倒的です。元々大きな車にそこまで憧れは抱いてはいませんが、北海道においてはこの大きさが邪魔になる事はあまり無いでしょうし、駐車場の問題などにしても今のCR-Vと変わらないでしょう。

そして、写真で見るよりも落ち着いた雰囲気のあるデザインも気に入りました。アルファードはもっと押し出しが強いイメージでしたが、どうやら通常仕様とエアロ仕様の2種類があり、キツイ顔なのはエアロ仕様だったようです。

このアルファードは、アルファードの中でも上のグレ-ド(G Fパッケージ)なだけに内装の質感はセレナが小型車かと思うほどの違いがありました。特に2列目のシートは、比較対象が自動車ではなく飛行機のビジネスクラスだと言って良いでしょう。
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「今の家族」にとっての使い勝手はセレナに軍配

もし今だけの事を考えれば、アルファードよりもセレナの方がニーズにマッチしていると思います。少なくても子どもが小さい間は、高級ミニバンに乗るメリットはあまり無く、むしろデメリットの方が多く存在すると感じます。
例えば、子どもは何も考えずに車内を汚しますが、セレナであれば気にする事は無くても、アルファードなら気になるという場面は当然考えられます。

また、単純にセレナは子育て世代向けに設計されており、女性でも運転しやすい窓形状や各種スイッチ類など痒いところまで手が届く使い勝手の良さは本当に魅力的です。
対してアルファードは、大人を乗せることを前提に作られているので、家族向けに必要な配慮はほとんど無いと感じます。

ですから、半年後に直面する4歳児と0歳児の子育ての事を考えれば、気軽に使い倒せるセレナの方が絶対的に合っているのは間違いありません。

結論はやはり「アルファード」だった

「今の家族」にマッチするのはセレナですが、「5年後の家族」にそれが当てはまるかといえばそうは思えませんでした。

最終的に払う金額は、セレナが320万円だったのに対してアルファードは420万円でしたが、車という工業製品同士の比較をすると、到底100万円では埋められない差がありました。(このアルファードは新車時750万円程度だったようです。)

37,000kmという走行距離にしても、私にとっては2年弱分なのでほぼ新車だと感じます。内装には汚れなどが散見されますが、後々プロショップに持っていけばキレイになる程度の物でした。
フリップダウンモニターなど、今回車を入れ替えるにあたって私が必要だと感じていた装備は全て網羅されており、追加で購入する必要があるのはタイヤくらいです。

セレナに傾倒していた嫁さんもアルファードを実際に触って納得し、CR-Vが一番格好良いと言ってくれる息子も渋々OKしてくれました。

それやこれや色々とある中で一晩悩み、セレナを契約しようと思っていた日の午前中にアルファードを契約しました。日産の営業マンには本当に悪いことをしたなと思いましたが、訪れた中古車店の店長がまさに私と同じ悩みを持ってセレナとヴェルファイアを比較した結果、ヴェルファイアにして大正解だったエピソードの数々を聞き、決断をしました。

我が家の新しい車は、私が早々に書類や手続きを終えれば来週にも整備が完了する予定です。納車された時にまたアルファードにした理由を詳しく書きたいと思いますが、とりあえず今はこれからこの車で新しい思い出を作っていける事にとてもワクワクしています。